ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

堀江オルゴール博物館

2009年11月20日 | 一寸そこまで

             堀江オルゴール博物館の正面玄関



   1991年初代館長の堀江氏がオランダに注文して作らせたストリートオルガン
     中央のお人形の頭上に「MIYSUO HORIE」の文字が刻まれている


     私が座っていたこの場所が堀江氏が最も愛した風景だったそうです
        楓の紅葉が真っ赤になったときはさぞ奇麗だったでしょう
          今日は残念ながら紅葉には少し早い感じでした




今日の日をとても楽しみにしていました。「堀江オルゴール博物館」初めてな
んです。行きたい行きたいと思っていたのですが、何となく行きそびれていま
した。私が学校を休んでおりましたので、「予定表」を郵送してくださいました。
文面に「堀江オルゴール美術館」の字を見た時、踊り出さんばかりに喜びま
した。

お世話くださいますのは何時もの通りごとうさんです。今日も、これからも年
に2度ほど何処かに連れて行ってくださるとお約束してくださいました。本当
にありがたい事だと感謝しております。

8時ごろ電話が掛かってきました。わださんからです。「頭痛が酷いので今日
は欠席する」と言うのです。彼女も私も「高血圧」です。頭痛は一番気をつけ
なくてはならない状態です。「お大事に…」と電話を切ったものの、さ~大変
です。彼女にについて行こうとのんびりと構えていた私です。何も覚えていま
せん。バスの時刻を調べてくださったのも彼女です。

予定表を改めてみました。集合場所は「夙川の駅前広場」とあります。さて?
夙川に駅前広場ってあったっけ? 思い出すけど無い。北側かな? いえい
え毎年花見に行くが北側は直ぐ土手に繋がっているはず。では「広場」とは
「南のロータリー」の事だろうか? 文面の中に「タクシーを相乗り…」と言う
言葉を見つけて、やっぱりロータリー(言わない? バスやタクシーの発着場
所のある場所? 私的にはそう思ったんです)の事だと思うな~と、行けば解
るさ、とも不安を抱えながら夙川駅に着きました。探すまでもなく、改札を出
た所に5.6人のお仲間の顔が見えました。ヤレヤレです。人を頼って、何も
していなかった罰が当たったようでした。


タクシー相乗りで無事着きました。とても感じの良い玄関が私を迎えてくれま
した。私達と、もう一組の団体さんが一緒に演奏を聞くようです。

ロビーは写しても言いのですが、本館は撮影禁止と言う事でした。演奏と説明
は3階から下にと言う順番のようでした。

3階:天井の照明がオルゴールの曲板(何と呼ぶのか忘れました)で出来てい
るのが目を引きました。レプリカではなく、正真正銘のもので、外すと今でも
聞けるというののは驚きました。

もう一つ、思いもかけず、此処で「タラセア」に出会った事です。色んなオルゴ
ールの箱?台?の前面、側面の装飾品として「タラセア」がはめ込まれている
のです。如何見ても、幾度見ても。「タラセア」だと思いました。説明係りの方に
聞きに行きました。

「あの装飾は『タラセア』絵はありませんか?」「タラセア? 寄木細工の事で
すか?」「そうですそうです、色を塗ったのではなく、この色の木で描かれたも
のですね?」と私「そうなんですよ、木を組み合わせたものを海岸の砂の上に
おいて、焼いて色を出したと聞いています」砂の上に置いて焼くとは聞いてい
ませんでしたが「タラセア」だって色んな方法があるのだろうから、ま~いいか。
やっぱり「タラセア」だったんだと、思いがけない発見に私は大喜びしました。

この階で一番多くのオルゴールを聞かせていただきました。そして最後に窓
のカーテンを開いてくださいました。「うわ~」と歓声が上りました。町の甍の
向こうには海が光っていたのです。すばらしい演出でした。

2階に降りました。此処では蓄音機の演奏を聴きました。今まで私は蓄音機
とオルゴールに繋がりがあるなんで思ってもいませんでした。

昔の貴族は、始は生演奏、そしていつでも聞きたい時に聞ける「オルゴール」
そして蓄音機の発明で、歌も入る蓄音機の全盛で、オルゴールは廃っていっ
たというのです。今まで全然別個のものと思っていましたのに。今では「CD,
MD]で手軽に奇麗な音を楽しめます。今度はどんな変化が起こるのでしょう
か?


1階では「おじいさんのからくりオルガン」と言う変わったオルゴールを見せて、
聞かせていただきました。おじいさんの顔が悲しそうに見えたり、嬉しそうに
見えたりしました。木の葉が散るカラクリは種明かししてくださいました。

800百坪もあるというお庭を散策しました。今日は風もなくいいお天気が幸
いでした。去年の12月2日にこられたつたかさんが「紅葉が真っ赤だった」
と言われましたが、今日はそれには程遠く、それが一寸残念でした。




                   日本料理店 「香風」


        暖簾を潜るとこの設えが私を喜こばせてくれました


次のお楽しみ、「香風」へもタクシー移動です。玄関の設え良いですね、料理
への期待が膨らむものでした。

アルコールを飲む人、呑まない人がありますので、白ワインを呑む人は1本を
9人で割り勘されました。ビールを好む人、後はお茶(私はここ)と其々の好
みのもので「乾杯!」私は熱い日本茶で乾杯と言う初めての経験をしましたよ。

お腹が空いていましたので、出てくるお料理を待ちかねるように頂きました。
解散の段になり、大方の人が、歩いて「苦楽園」「夙川」まで歩かれました。
私はもっと先JRさくら夙川まで、国道バスに乗るというみわさんと一緒に歩
きました。

楽しく、美味しい一日が終わりました。何時もお世話くださるごとうさんに感
謝しつつ、家路に着きました。

 お料理の中でも  左:煮物  右:柿のプリン が私の口を楽しませました
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