ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

尼崎市議会

2012年03月15日 | 一寸そこまで

     「梅」     緋の司枝垂れ梅     尼崎・なにわ熊野神社     (12-3-7)




昨夜、尼崎市議会議員・高濱黄太さんから「予算総括質疑の件」と言うメール
が入り、1時間質疑を行うと言うものでした。「カレーの会」の皆さんに連絡し
ました。昨日の今日のことですから、参加者は4人でした。

高浜さんは「市バス経営の管理責任」と後二つを争点に質疑をされました。言
葉がはっきりしているのと、理路整然とした質疑は満点です。

しかしその問いの答え、市役所側の答弁は、国会中継と同じで、ピントはずれ、
答えになっていないと感じることが、多々ありました。これは役人のずるさで、
少しずらして、その場逃れなのだろうか?とふと考えました。

やはり一番感心があったのは「市バス」の件です。前回もこの件については聞
きに行きましたが、前回の提案は完全な無視で、勤務体制もゆるいまま、民間
バスの場合と比べて、年間146日休みで、高級取り、変化なく、今期も2億4千
万を市税から投入したようです。

この金額は市バスが無料か優待される人の人数に一人分の費用を加算された
金額のトータルと聞いています。その人が寝たきりであろうと、私のように、図
書館に2週間に1度、行く時は歩いて、帰るときのみ使うと、年間30回として、
無料だった時は6000円(今は4500円、秋からは3000円負担してもらって
いる)でも、一人いくらの計算かは知らないけれど、その合計が2億4千万円の
出費だと言うのです。ぜんぜんバス利用しない人も、頭数に入っていると聞いて
います。

「給料や、休日を減らすならやめる!」と言われるのを恐れての税金の投入な
のでしょうか? 「辞めるならやめれば良いのです。代わりのなり手は公募す
ればすぐ集まると思いますよ」そのくらいの強気の交渉を労組としなければ、
解決はしません。

これに先立ち、「市バスの件」のアンケートが送られて来ました。今日一緒の
方に聞きましたが、何方も受け取っておられないそうで、無作為の抽出だった
ようです。

私達の回答は、税の投入必要なし、老人の無料化も必要なしだったと思いま
す。バスを使っている老人は何かのサークルの為が大半でしょうから、バス
代ぐらい支払い可能な人だと思います。有料化(今は1回50円、秋から100円)
なってから一駅だけでも乗っていた人は乗らなくなりました、その分歩いてい
るのではないですか? 健康の為にもいいことですよね。

私はすぐに返信しましたが、アンケートなので無記名でいいと思い、名を書か
ずに出しますと、「アンケート用紙は着きましたか?」と葉書が来ました。
「又税金の無駄遣いをして!」と思いました。アンケートの結果が欲しいの?
書いた人の名前が欲しいの? と聞きたいです。


エーリック(ARIC)=尼崎 リサーチ インキュベーション センターを
主とする外郭団体のあり方について。

早い話が、短期貸付として、アーリックに毎年8億円を貸し付けているそうだ。
それが20年続いていて、貸付だから返金されるべきなのに、20年間、1度も
返金がない、そればかりか、貸し続けているのです。この間、兵庫県も、銀行
も見込み無しと手を引いていく、そして、県、銀行には返金されているらしい。
赤字経営らしいから、返金されるべきお金はないはず。とすれば黙って貸し続
ける尼崎の貸付金が、県、銀行の返金に廻っていないだろうか、私はそう考え
てしまう。

銀行は営利会社だから、利益無しとなれば、身を引くだろう。県も他市の事を
考えれば手を引かなければ、文句が出る、結局、エーリックの所在地である尼
崎市が全ての「負」を背負っていくことにならないか。

もういらないのではないかの問いに、係りの人の言うには「新規事業を始める
人の為に必要…」自分で事業を始めたり、研究したりする人は、そんなに多数
ではないはず、その少数の人の為に何故つぎ込むのか? 市の経営が黒字
ならOK、赤字の今、年間8億円の予算をつけるのは「何を考えているのか!」
と言いたい。今日の答えを聞いていると、とても中止する様子は見えなかった。
自分の腹の痛まないお金だからだろうが、もう少し市民の気持ちも考えて欲し
い、というより、市民は知らない。知ったら「止めよ!」と反対すると思う。

もう1件は労働福祉会館という、私達は「労館」と呼んで親しんできた建物の
老朽化により、建て直しなら23億、改修10億だそうです。もう一つ中央公
民館も廃止だそうだ。「労館」は利用料が安いので、一番市民の利用の多い
場所だそうです。

何故そうなるのかは今日の段階では説明がないので分からないが、建て直し
か改修かと言うことなら、分かります。市の赤字の事を考えれば、「建て直し
より改修」でしょう。使用が多いと言っても、やはり利用者は一部の人間だけ
でしょう。私も「尼崎・花いっぱいの会」の総会ではお世話になっていますが、
財政赤字の市ですから出費は極力抑えるほうに持っていくべきだと思いますよ。



     ↑   福風        ↓   白扇星   尼崎・なにわ熊野神社     (12-3-7)



        ↑   南高梅             ↓   田子の浦
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