ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

落陽

2018年09月12日 | 読みました









落陽    朝井まかて


ちょっと違う感じ。こんな書き方もされるのだと、思いながら読みました。

あまりにも人名が多すぎて、こんがらがりそう。

いまの世の中との違い

・ 婚礼も葬式も夜にするんですね。

  夏目漱石が明治天皇の「徳」と「愛」を文学にし、「奉悼文」としたそう
  です。

  明治天皇の御棺も皇居を夜の8時に式場に向かったそうです。その時から
西洋に習い、葬式の喪服が「黒」になったそうです。それまでは「白」
  でした。

  葬式は知りませんでしたが、婚礼は夜と知っていました。親戚の人が結婚
  する時、夜でしたから、式場までの道のり、私が花嫁の足元を懐中電灯で
  照らしたのを覚えております。

  女官  公家の娘さんしか駄目だったそうね。天皇のお手つきになる公算
      が大だからですって。それもその家の格によって、初めから地位
      がきまるんです。

仕舞屋=しもた屋  懐かしい言葉でした。戦前の母のお店が住宅街、即ち、
    しもた屋の中に挟まるようにしてあったんです。


・ その年には多くの催しがあり「東京大正博覧会」もありました。

懐かしさをかみ締めながら読んだ本でした。

コメント
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