ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

琳派 京を彩る

2015年11月16日 | 一寸そこまで

              京都国立博物館の紅葉     (15―11―13 )




11月13日(金)京都国立博物館にいてきました。あと1週間で終わるからでし
ょうか、平日だというのに、凄い人でした。大きな会場も、人、人、人です。

上の写真では人影がありませんが、人の波は、まっすぐに、新館、会場に吸い
込まれていきます。





何時もの通り、音声ガイドを借りました。ここの料金、ほかより1割ほど高いよ、
何でかな~、機種は古いけど…。

俵宗達の絵、まじまじと見たのは初めてですが、日本画としてみると、色が濃
い、油絵の感じですね。でも「光琳」「宗達」「酒井胞一」の中ならば「宗達」が好
みかしら。「風神・雷神」もね。

お三方、「絵」でお互いにしのぎを削ったと思っていましたが、違ったのですね。
お互いに生まれは100年の開きがあるんですって、だから決して、交わること
はなかったのですが、残された作品に心惹かれ、自然に受け継ぐ部分があっ
て琳派が生まれたそうですね。

始めてみたのが12面屏風で、所々透かしが入って、「簾越し」の感じで向こう側
が見えるんです。「屏風」のお役目が「さえぎる」とすれば、ようをなさないのです
が、これは何? 単なる思い付き? そのうえね~、図柄が「厚物の菊」なんです
けど、絵の具?をたっぷり盛り上げて、出っ張っているんです。こんな手法の「絵」
も始めてですね。

今回もですが「屏風絵」が多いのですよね。これって、部屋が広いから、人の居
る所を囲うものなの? 今までなんとも感じなかったのに、今回は頭の中でぐる
ぐる廻っていました「何に必要?」って。

光琳の12ヶ月、月毎の花のものがあったのですが、9月が「紅葉」でしたね。私
の誕生月、9月は暦の上では「秋」なんですけど、まだまだ暑いしね~、「暑さ寒
さも彼岸まで」って言うでしょう、だから如何しても「何故9月が秋なの?」って
思っていましたが、昔から(旧暦?)そうなんだと納得しました。
                                 (2680回)









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