「小菊」 立花の町角で (14―11―18)
午前中は風が強かったですね。午後からは、暖かくなりました。こうして書いて
いると、いよいよ冬が近づいているな~と感じます。
103歳という、年齢、私にとっては、遥か彼方の先ですから、その方が書かれた
物ゆえに所々理解できない所もありました。
まして、103歳の今も、現役でお仕事、生涯独身とあまりにも生き方の違いゆえ
もあります。
・自分という存在は、どこまでも天地にただ一人。
自分の孤独を、客観視できる人でありたい。100歳になって、どのように年を
とったらいいのかわからない。90代までは参考にする先輩がおられたが、さ
すが100歳を過ぎると前例は少なく、お手本もないので、自分で創造して生
きていかなければ成らない。
・過去を見る自分の目に変化が生まれる
年をとると失うものも多いが得るものもまったくないということもない。一つ事
も90代と100歳代ではそれを見る目が違う。
・食べ過ぎてはいけないし、少なすぎるのもいけない。
食べ物だけではない。心の動きも…。
・人には柔軟性がある。これしかできないと、決め付けない。完璧にできなくたっ
ていい。
人生の楽しみは無尽蔵。誰もやらない時にやることが大切。
・自分の心が自分の道をつくる。
自分が一切である。私の根は今まで私が触れた全てのものでできている。
・懐かしい人との時間は、鮮明に生き続けていろ。
物は思い出の水先人。思い出のものが、昔と今をつなげる。
この年になると、懐かしいと思う人も、彼岸に旅立っている確率が高くなってい
く。自分の命が、全てを失う最後まで残るのはさみしいだろうな~。
「人生は一人でも面白い」とは思えないよ。そうはなりたくないな~。