ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

櫻井よしこさんの講演会

2010年11月16日 | 一寸そこまで

               櫻井よし子さん  大阪・南御堂  (10-11-13)


11月13日(土曜日)大阪・南御堂で櫻井よしこさんの講演「誇りある日本を取り戻
すには」があるというので行ってきました。櫻井さんのブログを読んでいますので、
そこで見つけて、早速申し込みました。

時々私が行くのは「北御堂」、てっきりそこだと思っていたのです。「南御堂」があ
るなんて知りませんでした。

時間がぎりぎりだったものですから、タクシーで行きました。私は当然の事なが
ら「北御堂にお願いします」と言ったわけです。着いたのですが、どうも「桜井さ
んの講演」の雰囲気ではない。運転手が「南御堂でゃないですか?」「そんな所
あるのですか?」「あります」タクシーの中は暗いし、字は小さいしで読みづらい、
私は「ここに行きたいのです」とチケットを見せました。「やっぱり南御堂ですよ…」
と無事到着しました。丁度桜井さんの前の休憩時間に到着です。

桜井さんの講演は絶対に一度は聞きたいと思っていました。とても楽しみでした。
講演は思った通りのものでした。90分間、桜井調のゆったりした口調、しかし内
容は深い洞察力の元に、言うべき事には鋭く切り込む、しかし聞いてる人間は静
かな口調に素直に同感し、ふっとわれに返ったとき「わぁ~鋭い!」と感嘆する。

勿論「尖閣諸島問題」にも触れられました。それに関してですが、当時の中国の
指導者(1980年代)が劉華清(海軍軍人)を呼んで、「これからの中国の進むべ
き道を考えよ」と命じたそうです。その人はたった一人で2040年までの60年間計
画を立てました。そして今その計画通り着々との2010年が来ているそうです。
私はなぜかふっと「坂本竜馬」を思い出しました。

中国も必死なんです、13億の民を養う為に形振りかまわず、他人の迷惑を考えて
おれないのです。だからと言ってかの国の言いなりになっていい訳がありません。
日本だって1億の民の為に領地は確り守って欲しいです。

それには軍事力の強化でしょうね。軍事力を持てば戦争に走ると言う考えは間違
いです。今の私は他国から自国を国民を守る為の後ろ盾として、軍事力は必要だ
と考えるようになりました。私達のように戦争経験者は戦争をしたいなどと思う
わけがありません。まともな歴史教育を受けていない世代の考えることだと思い
ます。此処に日教組の誤った教育の見直し論が出てきます。

一つ面白いお話を聞きました。オバマ政権になって、初めての外交の最初の訪問
国にクリントン国務長官は、まず日本を選びました。ニコニコと愛嬌をふりまき
ながら、1日足らずで、次の国中国に行き4日間を過ごしました。これには、過っ
てのフルブライト国務長官が、経験を記した本(特にクリントンさんに教える為
に)を出版したそうで、その教えをクリントンさんが実行したのだそうです。

1、初めての出先は中国ではなく日本にする事。笑顔で外交をする事。そうする
  と日本人は安心する。事が運びやすくなる。
2、お土産を持っていく。尖閣諸島に対する発言でしたか?
3、フォークを持ってポケットにしのばせて行く。(これが笑えると言うか、日
  本を馬鹿にしている点です)何故フォーク? 日本人は会議の後、必ず日本
  料理の接待をしようとする。見た目は美しいがこれはとても退屈な時間であ
  る。眠気に襲われたら、ポケットのフォークで自分のお尻を突きなさい。

このようなことが書かれた本が世界中で出版されていると言う話なんです。ポケ
ットのフォークはないにしても、クリントンさんは書かれた事をお手本に日本に
やってきたそうです。笑った後に悔しく、悲しくなったお話です。

もっともっと聞いていたいお話がいっぱいでした。


     
                  ウッディの花壇   (10-10-23) 
     
コメント
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