両親がNHK大好き人間だったこともあり、親と同居していた時代は毎週日曜夜8時に放映されていたNHK大河ドラマをいやでも見るはめになっていた。
しかしこのNHK大河ドラマのオープニングテーマ曲の中にはなかなかいい曲があった。
今でも思い出せる曲がある。
「黄金の日々」、「花神」、「風と雲と虹と」などだ。いずれも1970年代の作品。
しかし一番印象に残っているのは昭和61年に放映された「いのち」(作:橋田壽賀子、主演:三田佳子、役所広司ほか)のオープニングテーマ曲。
ピアノ協奏曲形式のクラシック風でもありポピュラー風でもありそうな、大河ドラマのテーマ曲にしては異色の雰囲気を持つ曲だったが、何故かこの曲が心に強く残っていた。
ピアノで音を1か所外してしまう部分もはっきりと記憶に残っている。
昨日たまたまこの曲をYoutubeで見つけて35年ぶりに聴いてみた。
懐かしかった。
あらためて聴いてみると、ピアノの音にすごい感情のエネルギーが乗っていることに気付いた。
だから恐らく強いインパクトを受けて心に残っていたのだと思う。
久しぶりに聴いたがいい曲だ。
作曲者が誰だろうと思って調べてみたら、坂田晃一という方。
歌謡曲では相当知られた作曲家のようだ。
1942年生まれ。東京芸大中退。
西田敏行の「もしもピアノが弾けたなら」、杉田かおるの「鳥の詩」などの歌謡曲の作曲者としてだけではなく、数多くのテレビドラマなどの音楽も作曲している。
あの世界的に大ヒットした、NHK連続テレビ小説「おしん」のテーマ曲も彼が作曲している。
Youtubeではオリジナルが1つだけだった。
ただ他のテーマ曲も混じっている。「いのち」は53:45から。是非聴いて欲しい。
昭和時代の大河ドラマオープニング集【作業用BGM】
坂田晃一氏の作品表を見ていたら、意外な作品があった。
NHK銀河テレビ小説「帰らざる日々」(1975年放映)。
私が小学校6年生の頃見たドラマだ。
かすかな記憶だが、サスペンスものだったと思う。
この時代のNHK銀河テレビ小説では「黄色い涙」、「青春のいたみ」など、いいドラマがあった。
今では決して見ることのできない作品だ。
この「帰らざる日々」のテーマ音楽をYoutubeで探したら何とあった。
何と懐かしい!。
坂田晃一作品集 ソニア・ローザ / 帰らざる日々
【追記202103210048】
この曲(「いのち」)、やっぱり力がある。
何度か聴いているうちに、内面から前向きな力が湧き出てきた。
もう深夜だけど、もう1本記事書いちゃおうかな。
坂田晃一氏、どういう人なのだろう。これから調べてみようと思う。
しかしこのNHK大河ドラマのオープニングテーマ曲の中にはなかなかいい曲があった。
今でも思い出せる曲がある。
「黄金の日々」、「花神」、「風と雲と虹と」などだ。いずれも1970年代の作品。
しかし一番印象に残っているのは昭和61年に放映された「いのち」(作:橋田壽賀子、主演:三田佳子、役所広司ほか)のオープニングテーマ曲。
ピアノ協奏曲形式のクラシック風でもありポピュラー風でもありそうな、大河ドラマのテーマ曲にしては異色の雰囲気を持つ曲だったが、何故かこの曲が心に強く残っていた。
ピアノで音を1か所外してしまう部分もはっきりと記憶に残っている。
昨日たまたまこの曲をYoutubeで見つけて35年ぶりに聴いてみた。
懐かしかった。
あらためて聴いてみると、ピアノの音にすごい感情のエネルギーが乗っていることに気付いた。
だから恐らく強いインパクトを受けて心に残っていたのだと思う。
久しぶりに聴いたがいい曲だ。
作曲者が誰だろうと思って調べてみたら、坂田晃一という方。
歌謡曲では相当知られた作曲家のようだ。
1942年生まれ。東京芸大中退。
西田敏行の「もしもピアノが弾けたなら」、杉田かおるの「鳥の詩」などの歌謡曲の作曲者としてだけではなく、数多くのテレビドラマなどの音楽も作曲している。
あの世界的に大ヒットした、NHK連続テレビ小説「おしん」のテーマ曲も彼が作曲している。
Youtubeではオリジナルが1つだけだった。
ただ他のテーマ曲も混じっている。「いのち」は53:45から。是非聴いて欲しい。
昭和時代の大河ドラマオープニング集【作業用BGM】
坂田晃一氏の作品表を見ていたら、意外な作品があった。
NHK銀河テレビ小説「帰らざる日々」(1975年放映)。
私が小学校6年生の頃見たドラマだ。
かすかな記憶だが、サスペンスものだったと思う。
この時代のNHK銀河テレビ小説では「黄色い涙」、「青春のいたみ」など、いいドラマがあった。
今では決して見ることのできない作品だ。
この「帰らざる日々」のテーマ音楽をYoutubeで探したら何とあった。
何と懐かしい!。
坂田晃一作品集 ソニア・ローザ / 帰らざる日々
【追記202103210048】
この曲(「いのち」)、やっぱり力がある。
何度か聴いているうちに、内面から前向きな力が湧き出てきた。
もう深夜だけど、もう1本記事書いちゃおうかな。
坂田晃一氏、どういう人なのだろう。これから調べてみようと思う。
色々と仕掛けがあって何よりお洒落ですね。ちょっと後輩の小六禮次郎さんの曲も名曲揃いですよ。
大河ドラマは全て見たわけではないのですが、聴いたテーマ曲の中ではこの「いのち」が最も心に残っていました。
西洋音楽の形式を採っていますが、私には聴こえてくる音楽に何故か「日本人の感情」を感じてしまいます。
とくに前半の音楽が好きです。
考えすぎかもしれませんが、この部分の音楽から「過酷な運命」の回想のようなものが感じられます。とても強い感情です。
例えば、終戦直後に中国や朝鮮から引き揚げるときに、子供などの家族と生き別れたり、幼い子供を置いておかざるを得なかったことに対する激しい悔恨、無念の情のようなものがかすかに感じられるのです。
坂田晃一氏の作品は多岐にわたっていますね。歌謡曲の中にもなかなかの曲がありました。