緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

レッド・ツェッペリン「Babe I'm Gonna Leave You」を聴く

2020-09-21 17:49:59 | その他の音楽
昨日の深夜、どういうわけかこの曲を聴きたくなった。

Led Zeppelin 「Babe I'm Gonna Leave You」

この曲を初めて聴いたのが、中学2年生のとき。
当時兄がレッド・ツェッペリンに熱狂していて、レコードを家でがんがんかけていたから、否が応でも聴くはめになってしまっていた。



レッド・ツェッペリンの代表作は「天国への階段」であるが、私はこの曲の他に「Babe I'm Gonna Leave You」がずっと耳に残り続けていた。

中学時代、2年生の終わりに、実家近くに新設された中学校へ生徒の一部が転校することになり、お別れ会(分散会と当時は呼んでいたが)を開くことになった。
ステージでフォークでもロックでもなんでもやっていいということになり、選抜されたチームが出場することになった。
そこでレッド・ツェッペリン狂いの兄がにわかバンドを結成し、私もベース担当として駆り出されるはめになった。
演奏曲は、あの「天国への階段」(Stairway to Heaven)
そして放課後にメンバーの一人のうちにおじゃまし、遅くまで猛練習した。
みんな初めて演奏するので自己流もいいとこだったが、それでもなんとか形になり、分散会当日ステージで演奏しきったことは、中学時代で味わった最も幸福な体験のひとつでもあった。
(しかしその1年後に地獄が待ち受けているとはこの時夢にも思っていなかった)

高校時代はそもそも青白い顔したがり勉をやっていたのと、兄の趣向がハードロックから軽音楽、名前を忘れたが、マヌエル・ベラスケスのギターでかすれた独特の音を出すギタープレーヤー(アール・クルー?)などのミュージシャンに向かっていたので、レッド・ツェッペリンの音楽とは全く無縁となった。
しかし、大学3年生の頃だった思うが、ふとこの頃に何故突然レッド・ツェッペリンの「Babe I'm Gonna Leave You」のワンフレーズが頭に浮かんできて、マンドリンクラブの練習の休憩時間に、記憶していたそのフレーズのいくつかの断片を弾いていたのである。
するとそれがきっかけか分からないが、同期のベースのやつが下宿に来ないかと言ってきて、レッド・ツェッペリンのライブの映画のビデオを見せてくれたのだ。
古い記憶で確かではないが、彼はそのビデオを買う前に、映画館でその映画を23回見たと言っていた(23回という数字ははっきり覚えている)。
そんなに多くの回数を上映していたかは分からないが、物静かな彼がレッド・ツェッペリンの熱狂マニアであることを知って、人間ってみかけでは全く分からないものだと驚いたものである。

Youtubeでこの曲を探してみたらあった。
再生回数、17百万回、評価数、12万、これだけこの曲が好きな人がいるとは。

このYoutubeを聴いたらギターで弾きたくなった。
インターネットで探したらギターソロ譜が見つかったので、早速ダウンロードして録音してみた。

Led Zeppelin 「Babe I'm Gonna Leave You」

録音日:2020年9月21日17:00
録音場所:あばら家
録音機:SONY PCM-D10
音加工なし
※初見なのでちゃんと弾いていません。



Youtubeはこちら。

Babe I'm Gonna Leave You (Remaster)


腹の底から熱いものが湧き起ってくる。
久しく忘れていた感覚だ。

マンドリンオーケストラ曲も、この感覚で演奏したいな。

【追記202009222206】

後半部分のアルペジオの一部も録音してみた。
このフレーズも学生時代にレコードコピーして弾いていた部分だ。

「Babe I'm Gonna Leave You」後半アルペジオ
コメント    この記事についてブログを書く
« さとうきび畑(キター編曲版... | トップ | ステーキ食べた »

コメントを投稿

その他の音楽」カテゴリの最新記事