今使っているアルミ製の雪平鍋がボロボロになってきた。
取っ手がぐらついてきて、危なっかしい。
取っ手を固定する鍋子のタッピングねじが緩んできたせいなのだが、締め直してもしばらくするとまた緩んでくる。
取っ手の木が腐っているのか?
だいぶ使い込まれている。
底部、側面は大量の焦げ目が付着している。
鍋の内部に夥しい量の染みが付いている。
鍋の蓋はどうか。
これも鍋と同様、夥しい量の焦げ目が付着している。
これは使用者が横着して、手入れを怠ったために付いたものだと思われる。
この鍋、もうかれこれ27、8年使っている。
なんだかんだ言って使いやすい鍋だった。
直径18cm。
取っ手を固定するねじを外してみた。
意外にも木製の取っ手は腐っていなかった。
まだ使えるかもしれない。
今日ホームセンターに行ったら、頑丈そうなアルミ製の鍋を見つけた。
総アルミ製。
雪平鍋のように、アルミの鋼板をハンマーで叩いて作ったものではない。
取っ手はアルミ鋳物製だ。
鍋本体は恐らく、アルミのブロック材からの切削加工で作られたものであろう。
鍋底の厚みは3mmと、側面より厚みを増やしている。
超おんぼろ雪平鍋と直径は18cmと同じだが、鍋の容量は今日買った鍋の方が大きい。
もう少し容量が小さくもよかったが、これよりも小さなサイズだと15cmでかなり小さい。
しかし今日買ったアルミ鍋は作りがしっかりしている。
日本製だ。
鍋の多くは今や中国製が氾濫しているが、この鍋は作りが違う。
値段はちょっと高かったが、半永久的に持つに違いない。
値段は高くても、こういう品質の高いもの、それも日本製のものを買ってあげるべきだと思う。
私は値段が高くても日本製でいいものを出来るだけ買おうと思うようになってきている。
値段が安いからと言って中国製などを買っていたら、ますます日本のものづくりの技術力が衰退してしまう。
かつて「ものづくり大国」と言われた日本。
今や中国が「世界の工場」と言われ、「ものづくり大国」のお株をすっかり奪われてしまった。
しかし中国にこの立場を与えたのは我々日本人自身である。
今の日本に「最大限いいものを作ろう」という気持ちが感じられない。
1970年代に次々に高品質のヒット商品を世界に投入していた時代とは全く違う。
昔の年を取った職人が、限られた分野でかろうじて世界に恥じない技術を維持しているようなものだ。
しかし今の若い人に技術が伝授されているとはいいがたい。
若い人もかつてほど、ものづくりに関心を示すことが無くなってきている
市場から日本製の製品が消えていくのは時間の問題のように思える。
日本にものづくりの現場が無くなり、あらゆる商品が中国や東南アジア、インド、ブラジル製で溢れかえっている時代を想像するとぞっとする。
これでいいのか。
そうならないためにも、まずは高くても日本製を買っていくことだ。
そしてメーカーに気付いたことを知らせたり、感想をどんどん言っていくことが必要だ。
取っ手がぐらついてきて、危なっかしい。
取っ手を固定する鍋子のタッピングねじが緩んできたせいなのだが、締め直してもしばらくするとまた緩んでくる。
取っ手の木が腐っているのか?
だいぶ使い込まれている。
底部、側面は大量の焦げ目が付着している。
鍋の内部に夥しい量の染みが付いている。
鍋の蓋はどうか。
これも鍋と同様、夥しい量の焦げ目が付着している。
これは使用者が横着して、手入れを怠ったために付いたものだと思われる。
この鍋、もうかれこれ27、8年使っている。
なんだかんだ言って使いやすい鍋だった。
直径18cm。
取っ手を固定するねじを外してみた。
意外にも木製の取っ手は腐っていなかった。
まだ使えるかもしれない。
今日ホームセンターに行ったら、頑丈そうなアルミ製の鍋を見つけた。
総アルミ製。
雪平鍋のように、アルミの鋼板をハンマーで叩いて作ったものではない。
取っ手はアルミ鋳物製だ。
鍋本体は恐らく、アルミのブロック材からの切削加工で作られたものであろう。
鍋底の厚みは3mmと、側面より厚みを増やしている。
超おんぼろ雪平鍋と直径は18cmと同じだが、鍋の容量は今日買った鍋の方が大きい。
もう少し容量が小さくもよかったが、これよりも小さなサイズだと15cmでかなり小さい。
しかし今日買ったアルミ鍋は作りがしっかりしている。
日本製だ。
鍋の多くは今や中国製が氾濫しているが、この鍋は作りが違う。
値段はちょっと高かったが、半永久的に持つに違いない。
値段は高くても、こういう品質の高いもの、それも日本製のものを買ってあげるべきだと思う。
私は値段が高くても日本製でいいものを出来るだけ買おうと思うようになってきている。
値段が安いからと言って中国製などを買っていたら、ますます日本のものづくりの技術力が衰退してしまう。
かつて「ものづくり大国」と言われた日本。
今や中国が「世界の工場」と言われ、「ものづくり大国」のお株をすっかり奪われてしまった。
しかし中国にこの立場を与えたのは我々日本人自身である。
今の日本に「最大限いいものを作ろう」という気持ちが感じられない。
1970年代に次々に高品質のヒット商品を世界に投入していた時代とは全く違う。
昔の年を取った職人が、限られた分野でかろうじて世界に恥じない技術を維持しているようなものだ。
しかし今の若い人に技術が伝授されているとはいいがたい。
若い人もかつてほど、ものづくりに関心を示すことが無くなってきている
市場から日本製の製品が消えていくのは時間の問題のように思える。
日本にものづくりの現場が無くなり、あらゆる商品が中国や東南アジア、インド、ブラジル製で溢れかえっている時代を想像するとぞっとする。
これでいいのか。
そうならないためにも、まずは高くても日本製を買っていくことだ。
そしてメーカーに気付いたことを知らせたり、感想をどんどん言っていくことが必要だ。
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