先日記事にしたクリスチャン・フェラス(1933-1982、フランス)の貴重なバッハ作曲無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番のライブ録音をYoutubeで見つけた。
ギリシャのテッサロニキでのコンサートで録音されたものではないかと思われる。Thessaloniki, 1970.とある。
先日、クリスチャン・フェラス演奏のJ.S.バッハ作曲、無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ全曲のCDを入手して聴いたが、この録音は1977年、彼がうつ病、アルコール依存症、ギャンブル依存症に悩まされていた時期に演奏されたものだ。
このライブ録音はその7年前のものである。
2曲目のフーガを是非聴いていただきたいと願う。
これほどのレベルのフーガの演奏はなかなか聴くことが出来ない。
どんな聴き手であっても、心の深いところから感情が引き出される演奏ではないかと思う。
すなわちもし仮にBGMとして聴いていたとしても、自然にこの演奏に惹き込まれてしまうのである。
しかしライブでもこれほどの演奏を出来るヴァイオリニストというのはそういるものではない。
彼が円熟期にさしかかろうとしている時期に命を失ったことは本当に残念だ。
Christian Ferras plays Bach's Violin Sonata No. 1 (BWV 1001)
ちなみに、1977年にスタジオ録音された音源もYoutubeに投稿されていた。是非聴き比べをお願いしたい。
J.S. Bach Sonata for Violin in g minor (Christian Ferras)
私はこの演奏を聴くと、音に深い悲しみが宿っているように思われてならない。
ギリシャのテッサロニキでのコンサートで録音されたものではないかと思われる。Thessaloniki, 1970.とある。
先日、クリスチャン・フェラス演奏のJ.S.バッハ作曲、無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ全曲のCDを入手して聴いたが、この録音は1977年、彼がうつ病、アルコール依存症、ギャンブル依存症に悩まされていた時期に演奏されたものだ。
このライブ録音はその7年前のものである。
2曲目のフーガを是非聴いていただきたいと願う。
これほどのレベルのフーガの演奏はなかなか聴くことが出来ない。
どんな聴き手であっても、心の深いところから感情が引き出される演奏ではないかと思う。
すなわちもし仮にBGMとして聴いていたとしても、自然にこの演奏に惹き込まれてしまうのである。
しかしライブでもこれほどの演奏を出来るヴァイオリニストというのはそういるものではない。
彼が円熟期にさしかかろうとしている時期に命を失ったことは本当に残念だ。
Christian Ferras plays Bach's Violin Sonata No. 1 (BWV 1001)
ちなみに、1977年にスタジオ録音された音源もYoutubeに投稿されていた。是非聴き比べをお願いしたい。
J.S. Bach Sonata for Violin in g minor (Christian Ferras)
私はこの演奏を聴くと、音に深い悲しみが宿っているように思われてならない。