緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

かわいいミニメトロノーム見つけた

2023-12-15 23:28:37 | 音楽一般
先日、小さなかわいいミニメトロノームを見つけて買った。







このミニメトロノーム、今から20年以上前だと思うが、大きな楽器店でよく見かけた。
欲しいなと思いつつ、買わないで済ましていたらいつの間にか製造終了となっていた。
日工精機というメーカーが製造したものであるが、メトロノーム製造メーカーとして有名な会社だ。

今回入手したものはデットストック品のようだ。未使用となっていた。値段は2千円ほど。
振り子を振らせてみると、意外に音は小さかった。でも一人で使うには十分な大きさだ。

自分のためにメトロノームを初めて買ったのは2000年頃だったと思う。
ウィンドウズ95搭載の中古おんぼろパソコンを買ってインターネットを始めた頃、ヤフオクで買ったのが下の写真の日工精機製メトロノームだ。
色はオーソドックスなアイボリーで昔ながらのデザイン。



ヤフオクで悪い評価がたくさんついているあぶない出品者から買った。最安値だったからだ。
商品は無事届いた。
このメトロノーム、2011年の大震災の時に本棚から落下し、カバーの固定用爪を破損してしまった。
使用に支障はないのでそのまま使っている。

やはりアナログにはアナログの良さを感じる。
機構部の設計、デザイン、各パーツの製作、組立など、作った人のいろいろな思いが伝わってくるかのようだ。

フィルムカメラもずっとマニュアル露出、マニュアルフォーカスを使ってきた。
キャノンF-1、キャノンニューF-1などを使ってきた。ニコンFの露出計無しのアイレベルを使っていたこともある。
車もずっとマニュアルトランスミッション車を乗り継いできた。AT車は買ったことがない。

アナログとかマニュアルとか言われる製品は、デジタル、オートマティックと言われる製品とは根本的にコンセプトに対する考え方が全く異なる。
不便なように思えて実は製品の構造や機能をおのずと理解できるようになるのがアナログ、マニュアル製品なのだ。

スマホやデジカメやハンディー録音機など、電子機器は機能が豊富過ぎるうえに覚えるのが大変。用意された機能のごくわずかしか利用しないのが今の自分だ。
こういう人をアナログ人間というようだ。



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