緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

演奏者不詳「オルフェの歌」を聴く

2018-03-25 21:20:25 | その他の音楽
中学2年生の時に、仲が良かった友達が映画音楽好きでカセットテープに映画音楽のサントラを良く録音していた。
友達の家に遊びにいった時にラジカセから流れる生の音を、私の姉が持っていた粗末なカセットテープレコーダーで録音させてもらった。





鉄道員、マルセリーノの歌、悲しみは星影と共に、道、ある愛の詩、そしてオルフェの歌だった。
このカセットはそれ以来宝物となった。
大学生になっても、超おんぼろアパートで深夜、静寂の中でカセットテープレコーダーを回し、これらの録音を聴くのが無上の楽しみだった。

就職し初ボーナスでミニコンポを買ったが、時代はCD、カセットは聴かなくなった。
数十年経って、このカセットをまた聴きたくなった。
10年前にヤフオクで買った中古のカセットデッキ(TEAC製の立派なやつ)が故障してしまったので、SONYのポータブルカセットプレーヤーを中古で買った。



とくに聴きたかったのは、「オルフェの歌」だった。
ギター1本で奏でられるこの曲の演奏が素晴らしく、中学生で初めて聴いたときは衝撃だった。
以来何度も何度も聴いたが実に素晴らしい。
ボサノバのプレーヤーだと思われるが、本物の演奏だ。こんな演奏は今の時代聴けない。
オリジナルのサウンドトラックではなく、編曲であるが、この編曲がシンプルでありながら一番優れていると思った。
リズムが凄い。クラシックのプレーヤーでは決して出せない。
飽くまでもギター的。ギターの魅力が存分に出ている。

Youtunbeで無いか探してみたが、無かった。
Youtubeで投稿されているのは下記のものを除いては満足のいくものは無かった。
それにしてもこの演奏の奏者は誰なのか。そしてこの演奏の録音は今でもあるのか。
いつか探しだしてみたい。
※非常に音が悪い録音で申し訳ないが、下記にその音源を載せておきます(粗末なカセットでの40年前の録音)。


オルフェの歌(演奏者不詳)


Youtubeで見つけた中で良かったのは下記演奏。

Perry Como and Luiz Bonfa - Manha de Carnaval
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インテークホース交換

2018-03-25 20:38:25 | 
今日は気持ちのいい快晴だった。
この2か月間休日出勤が続いていたので、久しぶりの羽を伸ばせる休日だった。
今日、2年前に聴いた東京都のある高等学校合唱部の定期演奏会が開催されるので聴きに行こうと思ったが、マンドリン合奏の練習をしないと演奏会までに間に合わないので断念した。
しかしこんないい日に家に閉じこもるのも良くない。
午後、以前ヤフオクで購入したインテープホースを交換することにした。



クリーナーやCRE556などを工具箱に詰め込む。
この工具箱は会社の産廃置き場から貰ってきたものだ。
まだ使えるのに勿体無い。



車で20分くらいのところにある大きなパチンコ屋の大駐車場の一番奥の周りに車の無いスペースに車を止める。
パチンコはやらないのでパチンコ屋には悪いが、この大駐車場は車整備の場所に最適だ。
駐車場の周りも田んぼで家もない。
エンジンを掛けても大丈夫だ。

早速作業に取り掛かる。
装着していた社外品のインテープパイプ(ステンレス製)を取り外す。





外したインテークパイプとシリコン製ホース。





高価なものであったが笛吹音撲滅のために取り付けたもの。
しかし無情にも笛吹き音は相変わらずしていた。
今度は期待を込めてシリコン製のホースに替えることにした。
金属製パイプは両側をゴムバンドで固定するがここから空気がひょっとして漏れているかもしれないと思ったからだ。
シリコンホースだと直接、サージタンクとインタークーラーの配管に接続出来るから密着度も増すと考えた。

ホースを取り付ける前に、キャブクリーナーでスロットルバルブの清掃をした。





ここがブローバイガスで汚れると、リンク機構が固着し、冷間始動時にアイドル回転が上がらなくなる。



ここを回すとエンジン回転が上がり。その間にキャブクリーナーを吹き込む。

既設のインテープパイプの取り外しは難なく終わったが、シリコンホースの取付は難航した。
硬くて配管になかなか入らない。
最初インタークーラー側の配管(細い)にはめてからサージタンク側の配管(太い)にはめようとしたが、上手くいかず、逆にサージタンク側の配管に先に目いっぱいはめてからインタークーラー側の配管にはめたら上手くいった。
それにしても大変だった。力の衰えを痛感する。



ホースバンドで固定してか、今度はターボ側とインタークーラー側の配管の間にL字形の短いホースをはめる。
これは楽かなと思ったらこれも作業は難航。
はめる順番を試行錯誤しながらやっていってやっとはまった。



疲れたがちょとした達成感。
エンジンを掛けてアイドリングが正常か確認する。
駐車場内を1週して止めて再びアイドリングを確認して終了。
暖かく静かで気持ちのいい夕方。車の中で居眠りをしようかと思った。

その後、公道に出て速度を上げる。
笛吹音はどうか?
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タイヤ交換

2018-03-25 19:56:51 | 
タイヤを交換した。
前輪の2本がスリップサインが出るぎりぎりまで摩耗したためである。
ヨコハマのジオランダーM/Tというタイヤである(サイズ185)。
1年前の福島に行った時、帰りの夜中の高速で120kmで長時間飛ばしたことが原因のようだ。



先日の車検では何とか通ったが、摩耗タイヤは怖い。

4年前、ジオランダーの前に履いていたブリジストンのジープサービスというタイヤが摩耗して、スリップサインが出ていたのに交換しないでいたが、ある冬の寒い朝、前日に降った雨で路面が凍結していて、通勤途中で路上駐車を避けようとハンドルを切ったらスリップで全くハンドルが制御できなくなり、対向車線にそのまま滑ってガードレールに激突したことがあった。
対向車が来ていたら命が無かったかもしれない。運が良かった。
そういえば思い出したが、学生時代、自動車学校で路上教習を受けていた時、真冬だったが、除雪で道路の脇に雪山が出来て道幅が狭くなっているのに、おまけに見通しの悪いカーブなのに横着な住人が止めた車を避けようと、教官の指示に従って路上駐車を避けて対抗車線に出た瞬間、対向車線からものすごいスピードで走ってきた車と衝突、教習車の運転席側のドアが大きくへこんだ。
相手は通勤途中の市営バスの運転手だった。通勤時間に間に合うよう急いでいたとのことだった。
結局、教習者側に過失はなく収まったが、タイミングがずれていたら惨事になっていたかもしれない。
驚いたのはドアが大きくへこんだ教習車が翌日何もなかったように治っていたことだった。
あと偶然だけど事故が起きた場所が私の実家のすぐ近くだったこと。

このジープサービスは今まで履いたタイヤのなかで最高だった。
サイズ650で大口径タイヤであるが、その分車高が高くなり気分が良かった。
タイヤから出る走行中の騒音がすごかった。車内で会話など出来きない。高速道路ではお互いに物凄い大声を張り上げないと聴こえないほどだ。
デザインがいい。洗練された美しい溝。スリムで背高。







このジープサービスは5年ほど前に生産中止となった。
4年前にジオランダーに替えた時、1本のみジープサービスをスペアタイヤとして取っておいた。
新品未使用である。

しかし昨日、このジープサービスとついに別れを告げた。
車で30分ほどの専門店で、トーヨーのオープンカントリーRTというタイヤに交換した。





ジオランダーと同じ185サイズだが重量が若干軽い。
店の人によると、M/TとA/Tの中間くらいとのこと。
交換後走らせてみると音が静かである。
ジープサービスとは天と地の差だ。拍子抜けするほどだ。
でもちょっと物足りない。

店には4年前に交換したときにいた常連客が来ていた。
その方の車を見てすぐ思い出した。
その方も私と4年前に会話したことをうすうす憶えていたに違いない。
昨日もその方と会話した。
話題がジープサービスになった。
ジープサービスを履いたあと、関越自動車道の赤城高原や三国峠の上り坂でアクセル全開で40.50kmしかスピードが上がらなくなったことを話したら、先方は信じられないようだった。
その方は私の車のエンジンよりも型式の新しいエンジンだったが馬力は64で同じだった。
ブローオフバルブが原因でないはないかとか、プラグの劣化ではないかとかいろいろ原因を考え合ったが、これといった明確なものは出てこなかった。
後で店の人に2人で聞いてみたら、私の車の年式のエンジンでジープサービスを履くと、赤城高原の上り坂のような所はパワー全開でも40kmしか出ないのが普通で、車には問題ないとのこと。
長年の疑問が解消した。

今まで履いていたジオランダーの1本はスペアタイヤに。
スチールホイール裏面の赤錆がやけに雰囲気を出している。


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