世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

舞い上がれ! はやぶさ2

2014年12月03日 20時53分58秒 | Weblog
待ちに待った小惑星探査機はやぶさ2の打ち上げの日。
けたたましい轟音を発し、多くの人の夢と希望を背負い、直向に宇宙を目指すはやぶさ2を乗せたロケットを見ると胸が熱くなる。
火が点いたと思ったら、ふっと浮かび上がり、躊躇することなく上へ上へ昇っていくロケット。


これ、生で観たら、私はきっと泣いてしまうだろう。そのぐらい神々しい。
死ぬまでに一度は種子島でロケットの打ち上げを観たいね、と宇宙好きな友達とよく話しているが、叶うのだろうか。


打ち上げ延期になった翌日、同僚たちから「亮子ちゃん、延期残念だったね」と言われた。
4年前のはやぶさ帰還のときは、はやぶさの偉大さを宣教師ザビエルのように唱えていたもの。


うまくいけば、4年後、ターゲットマーカーに乗せた私の名前が3億キロも離れた1999JUSに到着する。
なんだか私まで一緒に連れて行ってもらえるような錯覚をおぼえる。だからカプセルの帰還まで見守ろうと思う。
辛いことがあったら空を見上げて、「はやぶさ2も頑張ってるんだし・・・」とブツブツ言うこともあるだろう。

情報によると、分離にも成功し、太陽電池パネルも無事に開いたもよう。
両手いっぱいに羽を広げて宇宙を飛ぶはやぶさ2の様子を、帰宅中の夜空に思い描く。
初冬の空は澄んでいて、お月様がはやぶさ2の打ち上げを祝福しているかのように輝いている。

宇宙ってきっと広がっているんだろうけれども、私はその様子を生で見ることができない。
でもデータや写真が現実を教えてくれる。
実際には観られないのに、確実に存在しているという不思議なギャップに惹かれる。
そして、宇宙があったから私がこうして生まれてブログを書いている・・・これって奇跡じゃね?と思うと、キーボードの上で手が震える。




6年後、帰ってくるカプセルのことをこのブログに書きながら、今日のことをどのように私は回想しているのだろうか・・・と思うとワクワクする。


あ、そうそう、今日は先日Amazonでポチった「かぐや姫の物語」のDVDが某コンビニに届く予定。
あまりDVDは買わないし、ネットで買い物などもほとんどしないのだが、安かったもので、気付いたらポチっていた。
また、どうしても「あのシーン」を観たかったのである。この1年弱、毎日思い返していたあのラストシーン。
帰宅後、すぐに確認。・・・うん。やはり素晴らしい。
精神的グロで閲覧注意レヴェルなのだが、何度も見てしまう。私ってば、もしかしてM?


そして今日はFNS歌謡祭。
愛しの華原朋美様がお出になる予定。
テレビを背後に、パソコンに向かってはやぶさ2の報道各社の動画を観てウハウハし、たまにかぐや姫で精神的グロを体感、そしてブログを更新中という、なんともカオスな状態なう。
できたら「hayabusa back to the earth 帰還バージョン」のDVDも観返したい。ミッション多過ぎ。

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