世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

公開講座「HAYABUSAからHAYABUSA 2へ」

2014年12月21日 22時57分33秒 | Weblog
公開講座「HAYABUSAからHAYABUSA 2へ」のため、所沢航空発祥記念館へ。


航空公園駅


所沢っていったらトトロ。
駅構内の店で販売されていた12万円のジャンボトトロ!!




駅に到着するとさっそく飛行機がお出迎え。






到着!




「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」・・・2010年6月に初めて府中のプラネタリウムで見たとき、涙と鼻水をだーだーととめどなく流しながら観た作品である。
映画や講演会の上映も含めると7回観た。そしてDVDも購入した。月に3,4回ほど観返すのだが、観るたびにまた涙と鼻水をだーだー流す。
何がそんなにいいのかというと、小惑星探査機はやぶさのミッションを分かりやすく教えてくれたのはもちろん、はやぶさが生きているかのように描かれていたこと。そして製作者のはやぶさへの愛情を感じられるからである。それは使われている言葉や音楽、そして映像にも滲み出ている。

今年の夏に観た「HAYABUSA2 -RETURN TO THE UNIVERSE-」も、はやぶさを支え、そしてはやぶさに支えられてきた人のことまで描かれていて、愛情に満ち溢れていた。

「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」、「HAYABUSA2 -RETURN TO THE UNIVERSE-」を作られた上坂監督のお話を聞けるというのだもの。6日連続出勤の疲れなんて吹き飛ぶ。普段の休みは12時まで寝ている私が9時に起きられた!奇跡!!そして今日の講演会には事前に申し込んでいたのでとても良い席で拝聴することができた。


さて講演会。
うぉ~!生の上坂監督だ!!

第一部
1.想い
・2010年のはやぶさ帰還をウーメラ砂漠で見たときに初めてはやぶさと対面。そのときの動画も披露されていた。
・カプセル公開のとき、泣いた。
・糸川英夫先生の曾孫の話(「HAYABUSA2 -RETURN TO THE UNIVERSE-」で、はやぶさに手をかざす青年のモデル)
・イプシオンの打ち上げ

2.作る
・「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」は最初2箇所のプラネタリウムでしか上映していなかったが、見た人のおかげで上映されるプラネタリウムが増えていった。
・「HAYABUSA2 -RETURN TO THE UNIVERSE-」を作る際、JAXAの先生方の協力を得て、勇気を貰った。
・ものづくりに大切なことは、伝えたいものを「見極める」「実現する技術」そして「第三者的に感じる視点」
・「HAYABUSA2 -RETURN TO THE UNIVERSE-」作成で挫折したときに、ツイッターでもらった励ましの言葉「応援することしかできんばってん 応援しとうけん」で、大なたを振るう決意をした。→その後、半日で完成。(「HAYABUSA2 -RETURN TO THE UNIVERSE-」作成の過程で削除されたシーンを公開)
・監督は、納得のいくまで何度でもやり直すことを信条にしている


第二部
3.旅立ち
・先日旅立ったはやぶさ2の打ち上げのもよう。
・打上げ場から700メートル付近でリモートカメラを使用した打ち上げの様子(動画)
・打ちあがって、はいお終い、ではない。はやぶさ2の旅はまだ始まったばかり。これからも応援する。


という内容だった。
裏話も聞けてとても面白い講演会だった。


講演会の後、上坂監督が書かれた
「はやぶさ」-2つのミッションを追って “HAYABUSA"ミッション9年間のドキュメント
をゲット。

そしてサインをしていただいた。本を差し出す手が震えた(緊張)。





ボリューミーで読みごたえがありそう。
絵も綺麗。



そして売店ではやぶさ2のクリアファイルも購入。
美しい・・・。
主に仕事中に使用するのだが、仕事が捗るに違いない。


HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- 【Trailer】


HAYABUSA2 -RETURN TO THE UNIVERSE- トレイラー



今月の日曜日はずっと宇宙関連の講演会に出席していた。
好きなものをとことん探求できてとても満足。
宇宙のことを考えるとワクワクする。


さて明日からまた仕事。
遠隔地に出張中の吉熊上司にリモートコントロールされている私は、ミッション遂行に勤しむのである。