北京には11年前に行った。そのとき、故宮博物院に行き、膨大なお宝を見た。
あの博物館の品々が東京にやってくるというではないか。
しかも「清明上河図」なんて、中国が海外に出したことがない門外不出の名品である。
これは行くしかねぇべ。…という想いで訪れた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/92/520c8aaa7bb8414cd600384caefc002b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/c2/41219465bcffb155d6cfb52684c150fb.jpg)
すっごい混みよう…。
平成館に入場するのに1時間並び、館内で「清明上河図」を見る為に更に80分並ばされるんである。
最初のコーナーは、書物ばかりで、正直つまらなかった。
「水村図巻」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/c0/432cdf875ae75d148dbc720aba1fd5d2.jpg)
この絵巻の絵のあとに、漢文がつらつらと書かれているのだが、それは絵を描いた人の友人たちの感想らしい。今で言う、FaceBookの「いいね!」やツイッターのフォローみたいなもんだろうか。
一番感動したのは「孔雀翎地真珠珊瑚雲龍文刺繡袍」
孔雀の羽を織り込み、真珠や珊瑚をビーズにして縫い込んだ龍袍。
孔雀の羽根の何とも言えない色合いが、本当に素晴らしかった。
ずっしりとして重そう!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/99/0ee8c9e62b20dbfa68a2b319d59ad07c.jpg)
「梔子堆朱盆」
重ね塗った漆に彫刻を施したもの。
ぷっくりとした質感が触らなくとも手に伝わってきそうだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/f2/37aa5c567050530fdd452f75d311fb6e.jpg)
「乾隆帝是一是二図軸」
乾隆帝が自らと、その愛した文物を描かせたもの。
特製の「彩漆円卓」や「玉璧」、「湯叔盤」「癸觚」等の古器物が描かれている。
これらの一部は現在も故宮博物院に残されており、隣のコーナーではそれらを集め、是一是二図の部屋が再現されていた。
絵の中に出てきた古器物の実物が実際に見られるだなんて、なんて贅沢な展覧会なのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/04/22c46c97d1e8a1cf6c36cc87ef0801d9.jpg)
「青花龍濤文八角瓶」
コバルトの青が素晴らしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/89/e2fd8ffb99d1e5b66369cc8f01bae894.jpg)
ここで一時退館。
喫煙所で煙草を吸い溜めし、再び館内へ。
覚悟を決めて、「清明上河図」の列に並ぶ。
この時間で80分待ち。
時間帯によっては180分待ちにもなるらしい。
どんだけ人気なんだ?
北京の人もなかなかお目にかかれない上、この「北京故宮博物院200選」のためにわざわざ来日する中国人もいるという。
上海でこの絵が展示されたときは8時間待ちだったとか。
80分後…。
フラフラになりながら、やっと対面する。
「歩きながら見てください」
「前の方との間隔を開けずにお進みください」
と、係員にしつこく言われながらの見物。
橋の部分だけは、超しっかり見た。
虹橋を船が潜り抜ける時の絵。
マストを下げる船だが、その距離ではまずいんじゃね?
橋の上の観衆の高揚っぷりをしっかりとこの目で捉えられた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/05/e1ec789b06a3ffe5dbee728cae5300e3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/d0/08cd1b8093a452f398110d86f894a2ca.jpg)
庶民の暮らしっぷりの部分は、さらっと見ただけ。
でも、満足。
ルーベンス「キリストの昇架」を見たあとの、フランダースの犬のネロのように昇天しそう。
「僕、見たんだね…パトラッシュ…」
この展覧会。
脳内ではずっと「ラストエンペラー」が流れていた。
The Last Emperor OST - 09 The Last Emperor (Theme)
ミュージアムショップで買い物をしたあと、外に出ると、夕暮れだった。
朝一番から夕方まで、じっくりと東博を堪能できた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/99/b9b69a8ffdbe5c1a7f574215b77209c1.jpg)
東洋館と本館の間から、にょきっと出ていたスカイツリー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/ae/6f0537bf6d8facd13c00fa33a83da1b3.jpg)
さて、明日からまた仕事だ~!
二日間、遊びまくったので、すっかりリフレッシュできたど~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuma_fly.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
あの博物館の品々が東京にやってくるというではないか。
しかも「清明上河図」なんて、中国が海外に出したことがない門外不出の名品である。
これは行くしかねぇべ。…という想いで訪れた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/92/520c8aaa7bb8414cd600384caefc002b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/c2/41219465bcffb155d6cfb52684c150fb.jpg)
すっごい混みよう…。
平成館に入場するのに1時間並び、館内で「清明上河図」を見る為に更に80分並ばされるんである。
最初のコーナーは、書物ばかりで、正直つまらなかった。
「水村図巻」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/c0/432cdf875ae75d148dbc720aba1fd5d2.jpg)
この絵巻の絵のあとに、漢文がつらつらと書かれているのだが、それは絵を描いた人の友人たちの感想らしい。今で言う、FaceBookの「いいね!」やツイッターのフォローみたいなもんだろうか。
一番感動したのは「孔雀翎地真珠珊瑚雲龍文刺繡袍」
孔雀の羽を織り込み、真珠や珊瑚をビーズにして縫い込んだ龍袍。
孔雀の羽根の何とも言えない色合いが、本当に素晴らしかった。
ずっしりとして重そう!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/99/0ee8c9e62b20dbfa68a2b319d59ad07c.jpg)
「梔子堆朱盆」
重ね塗った漆に彫刻を施したもの。
ぷっくりとした質感が触らなくとも手に伝わってきそうだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/f2/37aa5c567050530fdd452f75d311fb6e.jpg)
「乾隆帝是一是二図軸」
乾隆帝が自らと、その愛した文物を描かせたもの。
特製の「彩漆円卓」や「玉璧」、「湯叔盤」「癸觚」等の古器物が描かれている。
これらの一部は現在も故宮博物院に残されており、隣のコーナーではそれらを集め、是一是二図の部屋が再現されていた。
絵の中に出てきた古器物の実物が実際に見られるだなんて、なんて贅沢な展覧会なのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/04/22c46c97d1e8a1cf6c36cc87ef0801d9.jpg)
「青花龍濤文八角瓶」
コバルトの青が素晴らしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/89/e2fd8ffb99d1e5b66369cc8f01bae894.jpg)
ここで一時退館。
喫煙所で煙草を吸い溜めし、再び館内へ。
覚悟を決めて、「清明上河図」の列に並ぶ。
この時間で80分待ち。
時間帯によっては180分待ちにもなるらしい。
どんだけ人気なんだ?
北京の人もなかなかお目にかかれない上、この「北京故宮博物院200選」のためにわざわざ来日する中国人もいるという。
上海でこの絵が展示されたときは8時間待ちだったとか。
80分後…。
フラフラになりながら、やっと対面する。
「歩きながら見てください」
「前の方との間隔を開けずにお進みください」
と、係員にしつこく言われながらの見物。
橋の部分だけは、超しっかり見た。
虹橋を船が潜り抜ける時の絵。
マストを下げる船だが、その距離ではまずいんじゃね?
橋の上の観衆の高揚っぷりをしっかりとこの目で捉えられた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/05/e1ec789b06a3ffe5dbee728cae5300e3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/d0/08cd1b8093a452f398110d86f894a2ca.jpg)
庶民の暮らしっぷりの部分は、さらっと見ただけ。
でも、満足。
ルーベンス「キリストの昇架」を見たあとの、フランダースの犬のネロのように昇天しそう。
「僕、見たんだね…パトラッシュ…」
この展覧会。
脳内ではずっと「ラストエンペラー」が流れていた。
The Last Emperor OST - 09 The Last Emperor (Theme)
ミュージアムショップで買い物をしたあと、外に出ると、夕暮れだった。
朝一番から夕方まで、じっくりと東博を堪能できた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/99/b9b69a8ffdbe5c1a7f574215b77209c1.jpg)
東洋館と本館の間から、にょきっと出ていたスカイツリー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/ae/6f0537bf6d8facd13c00fa33a83da1b3.jpg)
さて、明日からまた仕事だ~!
二日間、遊びまくったので、すっかりリフレッシュできたど~!
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