世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

『HAYABUSA -Back to the Earth- 帰還バージョン』中毒

2012年01月27日 22時50分06秒 | Weblog
「すいません。今日は、はやぶさのDVDが届くので、帰らせていただきます」
と言い残し、定時に上がった。
そう、注文していた『HAYABUSA -Back to the Earth- 帰還バージョン』が届くのである。
佐川急便の時間指定配達(19:00~21:00)に間に合うように帰宅。こういうとき、吉熊が印鑑を捺印のうえ、商品を受け取ってくれたらなあと思う。

そんな吉熊は、ぬいぐるみのはやぶさ君とじゃれ合っていた。



コンビニで食糧や煙草を買い、19:00に帰宅。
なんとなくそわそわしてしまう。
19:45、佐川急便のお兄さん、キター!

梱包を丁寧に剥がし、暫し撫でまくる。


そして観てみる。
涙と鼻水を啜りながら、2回も観てしまった…。

本当、目からキセノンだだ漏れだっちゅーの。
これ、何度観ても泣かされるんだが。

大気圏再突入のとき。
カプセルを放出すると同時に始まるBGM「宙よ」。ここで涙、ピーク!
「はやぶさに故郷の地球を見せてあげたい」という科学者たちの思いから、はやぶさのカメラを地球に向けて撮ったラストショット。カメラのレンズに映る地球がアップになる…ここで、涙、第二波。

いよいよ、大気圏再突入の衝撃で揺さぶられ、燃えてしまうはやぶさ。
涙、第三波。画面が涙でぼやけて見えない…。


最後のシーンの「ラストショット」



これを見ていると、はやぶさの「ただいま」という囁きが聞こえるようではないか。ぼやけているのは、はやぶさの涙のせい?と思った瞬間に、嗚咽。

そんなこんなで、メイク落としが必要ないぐらい、いっぱい泣いた。
これ、毎日見てたら、涙が枯渇してしまうかも。


はやぶさは、惑星探査機だ。しかし、この作品を観ている最中は「一人の意思を持った生き物」にしか思えない。
そんな彼が、広い宇宙の中で、たった一人で挫折や歓喜を味わい、そして満身創痍で帰還して最後は流れ星になるのだから、泣かないわけがない。


好きなシーンはやっぱり、スイングバイ。
はやぶさが通過すべき軌道の許容限界として、軌道上に連続して四角枠が並べられ、はやぶさはその枠を順次通過していく。限られた狭い回廊を正確に辿っていくはやぶさの様子が健気で胸が熱くなる。音楽も良い。


その時のナレーション。
「君と地球を繋いだ見えない手。そのとき君は地球に背を押され大きく向きを変えて一路イトカワを目指す軌道に乗った」
ここ。自分と重ねてしまう。
上京するために地元の駅で両親(地球)に送りだされた12年前の自分(はやぶさ)に思えてしまうんである。

それにしてもナレーションの篠田三郎、声が優しく耳触りが良い。
はやぶさに、我が子にするように優しく語りかけている。
特典映像で彼のインタビューもDVDに入っているのだが、ウルトラマンタロウの頃の端正な顔立ちはそのままでうっとり。

プラネタリウムや映画館などで8回観たが、これからは毎日観られると思うと、嬉しくって嬉しくって。
この作品の魅力に中毒にならない自信がない。

良い買い物をした~。



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巻き巻き巻き髪

2012年01月27日 22時49分13秒 | Weblog
久々に髪をホットカーラーで巻いた。
首回りが温かくて快適。
歩く度にふわふわとスイングするので、心まで弾む。


「あら、亮子ちゃん。今日は何かあるの?デート?」
と経理の叶姐さんに言われた。


まぁ、そんなもんですぅ~。
なんつったって、『HAYABUSA -Back to the Earth- 帰還バージョン』のDVDが届く日ですから~。
はやぶさとデート!!きゃ~!

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