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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

私の部屋と人生

2012年01月31日 | Weblog
今年の冬はやはり寒いらしい。
先日降った雪がまだ建物の北側の通路にこびりついていたり、氷が道路の中心辺りで水あめみたいに張り付いているのをよく見る。その上を関東特有の空っ風が、びゅぅぅぅ~と吹く。天はどこまでも透き通っていて、嗚呼、ここは氷の下のようだと思う。

まだこんなに寒いのに、明日から2月だという。…ということは2012年が始まって1ヶ月が経過したということだ。
「早いですね」と言いながら、残業後、吉熊上司と各々の卓上カレンダーを捲った。

今日、住処の更新をした。契約書を郵送し、更新料、家賃一カ月分を振り込んだ。
これで、あと2年、あの部屋に住める。
狭いが小柄な自分にはちょうどいい広さ、南向き、駅から近いあの巣。
不動産会社がやっと奥から出してくれた隠し優良物件だった。もう12年住んだことになる。それなりに愛着のある部屋だ。

あと2年後、私はいったいどうなっているんだろうか。
2年もあっという間なような気がする。
だって1ヶ月がこんなに早く過ぎたのだもの。

この2年間の私は、
・一人ディズニーランド
・ニューヨーク一人旅
・香港一人旅
・小惑星探査機はやぶさにのめり込む
・ビジネス文書検定1級合格
ということを経験した。
仕事の面では、社長交代という環境の変化にアタフタしたものの、最近、ようやく慣れてきた…といったところだろうか。
吉熊上司と後輩女子Cちゃんとで毎日何かで笑い、過ごしている。

変化したんだか、しなかったんだか。
自分でもよく分からぬ2年間だった。
でも、住処同様、愛おしい2年間だということには間違いない。

あと何年、この部屋に住むのか分からない。
南側の窓から差し込む朝日で目覚め、慌ただしく出勤し、疲れて帰ってくる夜。
そんな毎日の繰り返しで、つい視野が狭くぼやけてしまいがちだが、時は確実に流れている。
家賃の契約更新を期に、そろそろ長期的スパンで人生を見つめるときなのかなと思った次第。




「貝リンガル」で海の異変をキャッチ

2012年01月31日 | Weblog
最近、面白いなあと思ったニュース。

「「貝リンガル」で海の異変をキャッチ‎」

これはミキモト真珠研究所がただいま研究中のもの。
その名も「貝リンガル」
海の水質の変化を「言葉」で伝達してもらおうというシステムだ。 貝は魚に比べて動きが遅い分、赤潮や酸素不足、水温の低下などの環境変化に敏感に反応する。開閉の回数などを変えて身を守ろうとするのである。

アコヤガイは、普段は殻を開けており、1時間に1,2回開けるだけだが、貝だけを殺す特殊なプランクトンが発生すると、閉じる回数が 1時間に20回以上に急増する。酸素が足りなくなると、殻の開閉が頻繁になり規則正しくなくなる。硫化水素が発生すると、殻を閉じている時間が長くなる。これらがアコヤガイの言葉で、既に10種類ほど解明されているらしい(その名も「貝話辞典」←凄い名前)。

そのシグナルを携帯にメールとして送る「貝リンガル」
記事の絵がとても可愛かった。




このシステムについては、だいぶ前、このブログにも記載した。

2010年02月10日 アコヤ貝からのメール


明日は久々にパールネックレスを着けていくか。