世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

異文化が教えてくれたこと

2023年01月07日 23時50分59秒 | Weblog
9時半に起床。よく寝た。
洗濯、掃除を済ませる。
月初はエアコンの掃除、風呂のガチ掃除、ドレッサーのタオル替えをしているので大変。
ドレッサーは案外化粧の粉や埃が溜まりやすい。フランフランのタオルを敷いている。



朝風呂どぼん。瀬戸内寂聴先生が熱い朝風呂とコーヒーで目を覚ましていたことを思い出し、真似してみた。
うむ。すっきりした。

嶽本野ばら先生繋がりのお友達から素晴らしい年賀状が届いた。
か!わ!い!い!ハイセンスすぎやしませんこと?
愛を感じて泣きそうになった。おみくじ付きだぜ?(おみくじの結果は、大吉ならぬ「大吉熊」だって!!)

嬉しいので飾ることにした。



お腹が空いたのでランチに出かける。
週に一度ぐらいは変わったお店の変わった料理を食べたい。
「どこにしようかな」とお腹と相談しながらスマホで検索するのはいとおかし。

今日はペルシャ料理店にした。

前回行ったのは去年の春。
店主さんがフレンドリーで味も良かったことを思い出して決めた。

先客なし。
店主さんは私を覚えていなくて、だいぶ反省していた。


お店のどこを撮っても映える。



上の文字はアラビア語。
「神様、親、が大切。あとは平等」という意味らしい。
下のはペルシャ語で飲兵衛の懺悔の気持ちを表した内容。


奥にある掛け軸の文字もペルシャ語で「過ぎ去ったことは仕方がないよ」という意味。


チャイは角砂糖を口に含んでから飲むと良いと言われたが、私はそのまま飲んでお茶の風味をダイレクトに味わった。



ランチはフェセン(くりみをすりおろし、柘榴と鶏肉で煮込んだもの)を堪能。柘榴のせいか、すごくさっぱりとした味わい。美容に良いらしい。

ちなみにこの赤い絨毯(畳2畳分ぐらい)は165万円。店主さんが幼い時から一緒に過ごしてきた大切な絨毯なのだそう。







デザートはかぼちゃのマフィン。
ねぇ、この世にこんなに美味しいものってあるの?と小躍りするのを抑えるのに必死。うまい!


側面にはかぼちゃの種があしらわれている。



私が喫煙者だと知ると、店主が「シーシャ、やってみる?」と。
前からやってみたかったのだ!


私のためにアレンジしてくださった「リョウコスペシャル」というブレンドの水タバコをぷかぷか。
これが美味いのなんのって!
湯婆婆のように鼻から煙を出しちゃったYO!

シーシャの原理はNASAでも解明できないらしい。これを考えた人のIQの高さに就いてを店主は熱く力説していた。


「あなたかわいいから」と謎の飲み物もいただいた。
このグラスの王様はペルシャではとても愛されている男性らしい。



店主さんも水瓶座。シーシャを吸いながら、二人で誕生日の話で盛り上がった(客は私一人)。
店主さんが「あなたの誕生日までまだ少しあるけれど、これ、誕生日プレゼントです」とペルシャ絨毯をくださった。
超可愛いピンク色。
ガチのペルシャ絨毯なので肌触りがしっとりしている。


会計(1100円)をしてお店を出ると、店主さんがずっと手を振ってくれていた。

前回(去年の春)の時よりもだいぶ店主さんと打ち解けた。
またひとつ大切なお店ができたなと嬉しく思った。

薬局で昨日の薬を受け取り、買い物をして帰宅。

少し掃除の残りをして、夕方、弁当屋にのり弁を買いに行った。
いい気分なので氷結も飲んじゃう。


空を飛ぼうと必死なクマたち。
「空も飛べるはず~♪」


入浴後、Nスぺを鑑賞。



私と同世代の恩蔵先生が、自身の研究する脳科学と認知症になったお母さんの状況を照らし合わせて進む構成。
「私の知るママが消えていく」現実に苦悩しながら、最終的に「認知症になったママもママだ」という結論に至る過程がすごく丁寧に描かれていた。

今日のペルシャ料理店の店主さんも親を大切にする文化について教えてくれた。
この番組を見終え、母に今日一日を報告するべく電話をかけてみる。
いつもより丁寧に接しようとしたが、母 は 眠 そ う だ っ た 。 

眠れるのは良いこと。
おやすみ、ママ。