世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

「約90年ぶりの出現!ヘルクレス座τ流星群とは? ~流星と太陽系天体~」

2023年01月21日 23時06分28秒 | Weblog
10時半に起床。明け方に覚醒し、その後悪夢を見続けたせいか熟睡感が薄い。

納豆ご飯を食べて化粧をして外出。
まずは薬局へ。昨日処方してもらった薬を取りに行く。その後、クリーニング店でワンピースをピックアップして帰宅。
一服して、さあ出発。

今日は多摩六都科学館へ。





多摩六都科学館は大人も子供も楽しめる施設だ。
近くにあったら通い詰めたいのだが、乗り換え多数、花小金井駅からバスに乗るというハードミッションをこなさなければたどり着けないので、行くのに躊躇してしまう。


一番好きなのは実物が入った周期表「実物周期表」。


職員さん曰く、100円ショップの箱を使って作ったそうだ。知恵と工夫が詰まってるんだな。

職員さんが推すのはキュリー夫人。
ノーベル賞を2回取った唯一の女性科学者(物理学賞、化学賞)。



青春の原子番号104番。

高校1年の時、友人K子ちゃんと私とAちゃんは、担任の〇〇先生(化学)を「原子番号104番」と名付けていた。
懐かしさのあまり、K子ちゃんにこの画像を送ったら、やはり彼女もウケてくれた。
〇〇先生に「原子番号104番ってないんですか?」と無駄に質問したよね、…そんな女子の意地悪を懐古した。


ナトリウムで青ヶ島の塩を展示しているのは「東京都」を意識してのことだろうか。あの島も東京都なんだよね。


マグネシウム。毎日飲んでるYO!


フッ素…やっぱり虫歯予防だよな。


ケイ素、かわゆい。シリコンゴムがハートなの、乙女っぽくね?


人力で(自転車こいで)発電してジオラマの世界の電気をつけて喜ぶ44歳。



ツキノワグマの頭骨にうっとり。


正面から見ると鼻の内部がサンゴ礁みたくなってんのな。軽く触ったらもろもろしそう。



突然ですが、クイズです。



私は見つけられたよ、4匹の虫。

肉眼でミジンコも見た。

ミジンコっていったら乙女のプランクトンですのよ。

「人間は一人なの。一人で生まれて一人で考えて一人で死んでいくの。人は一人じゃ生きられないなんて、だったら私は人じゃなくていい、ミジンコでいい。寄り添わなきゃ生きられない人間よりもずっとずっと自立してるもの 」By桃子(下妻物語・嶽本野ばら)



一角にあるのは、ここ、武蔵野の森林を模したジオラマ。

職員さん曰く、この辺では腐葉土にするための植樹が昔から盛んだったそうだ。

この人は今日も元気いっぱい船外活動をしていた。



ぐるぐる~。視覚、混乱。



一旦外を出て日時計を見てみる。おう!16時ぴったりに16時を指している。考えた人、頭良くない?すげー。





17時、講演会が開催されるプラネタリウムへ。






今日のお目当ては、国立天文台の渡部潤一先生の講演会。
「約90年ぶりの出現!ヘルクレス座τ流星群とは? ~流星と太陽系天体~」
オンライン以外の渡部潤一先生の講演会は数年ぶり。
自虐ネタと真面目な説明のバランスが絶妙。
地球の軌道を山手線に喩え、彗星は京浜東北線という説明も分かりやすかった。

ヘルクレス座τ流星群は1930年に京都の中村要氏が記録して以来、ずっと姿を見せなかった流星群。
先生はその出現を予測。去年の5月、ロスから200キロ東にある観測所でその姿を捉えた。
コロナ禍での遠征、その苦労話も面白かった。

あと、変異した新型コロナウイルスについて。
ギリシャ文字が尽きたら星座の名前を付けようとするWHOに抗議文を送った渡部先生。
コロナだって本来は太陽の美しい現象なのに…って嘆いていた。


終演後、マッハでトイレを済ませ、終バスに乗り込む。
帰りの西武新宿線の車内がドラえもん仕様でときめく…!




地元のサイゼリヤでワインをちびちびしながら、今日一日の整理をする。



お行儀が悪いのだけれども、サラダのチキンは、熱々のドリアに投入して食べている。
冷たすぎる肉ってちょっと苦手で…。

中村要氏が享年28なのが気になり、ググってみたら死因が自殺でドキドキした。

ちょっと情報量多めの一日で疲れてしまい、帰宅後はそのまま寝てしまった。