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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

あの頃の12月

2021年12月15日 | Weblog
大切にしすぎて賞味期限ギリギリになった宮古島の雪塩ちんすこうで朝ご飯。
夜食べると太りそうなので朝食べることに。
うむ。サクサクしててやはり美味しい。


今日は冬のボーナス支給日。
去年と比べるとちょっとだけ増えていた。係長心得からガチの係長に昇進したからだろうか。
他社に比べたら少ないかもしれないけれど、このご時世、出るだけ本当にありがたい。感謝。
住宅ローンがある身なので、来年の縮毛矯正代などを差し引き、あとは他の口座に入れて貯蓄に回す予定。

若い頃、15年ぐらい前はボーナスの後先を考えなくて楽だった。
ボーナス支給日の夜は必ず職場の人々と飲んでいた。
いや、あの頃の12月は毎週末、飲んでいた。かなりの頻度でオールもあった。
歳末商戦の12月、飲み会翌朝に販売応援に行くというなんともハードなことをやっていたのである。
(本社勤務の社員も店舗に販売応援に行かされていた)

今日は帰りに経理マンと一緒に駅まで帰った。
彼も住宅ローンがあるので大変なのだそう。
やはり「若い頃のボーナスとは違うよね、なんか」と笑っていた。

夕食は和幸で牡蠣盛り合わせ御飯にした。
ボーナス支給日だもの。ゴージャスにいきたいじゃないか、ということで奮発。



看板に偽りなし。
メニューの写真のとおり美味しかった。衣がサクサクしててほっぺた落ちそう。
かなり大きな牡蠣フライ3つ、大ぶりのエビフライ、一口ヒレカツ、最高~!


吉熊も大満足。



お風呂はフランフラン風呂。
色々試したけれども、このシリーズでは薔薇の香りが一番好き。
ゆっくり30分、湯に浸かる。


全てのルーティンを終え、クリスマスカードをしたためた。


そんな私を見守る絵皿。去年の函館旅行の際、トラピスチヌ修道院で購入したもの。お気に入り。


BGMはエンヤ。
Enya - Amarantine (video)


15年前、毎週末のように行われる飲み会の翌朝。
歳末の販売応援に行くべく身支度をしていると、テレビからこの曲を使ったCM(パナソニック ビエラ)がよく流れていた。(当時は民放も観ていた)
「今日は売るぞ~!」という高揚感と二日酔いの怠さが混じり、アクセルとブレーキを一度に踏んだような独特のテンションに支配されていた、朝。
12月らしく弱々しい朝の光が包む薄暗い部屋に流れるエンヤの癒し系のCMソング。

15年ぐらい前の懐かしい冬の朝を今日、ふと思い出した。
今はもう飲み会も販売応援もない。民放も恒常的に観なくなってしまった。
あれは幻だったのだろうかと思う。

今、あの忘年会三昧&販売応援ありの「あの頃」に戻りたいかと問われれば、「うーむ」という感じだ。
たしかに楽しかったが、もう体力がない。

今の穏やかな12月を私はけっこう好きなのかもしれない。