世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

花金

2021年03月19日 23時20分20秒 | Weblog
やっとやっとの花金。
サイゼリヤでキメた。
ついこの前までガラガラだったのに、今日は満席で3人待ち。
顔見知りの店員さんが飲兵衛の私を気遣って、なんとか19時前に席へ案内してくれた(アルコール類は19時がラストオーダー)。
席に着くなり、「ワインですよね?」と訊かれてしまう。
やべー。ただの飲兵衛だ、自分。



メニューを開いてびっくり。
少々変わっていた。
新しいメニュー「アスパラガスの温サラダ」をチョイス。

卵を潰して、まぶしてあるチーズをコネコネすると…おお!人類未踏の味!美味しすぎる。

私の父が大好きな「チーズたっぷりミラノ風ドリア」もチョイス。

今日は起きた瞬間からこれが食べたかったのである。やっと会えたね。

ほろよいで帰宅。

お風呂に入って、髪を乾かして、母とLINE通話。
今日一日を報連相。

報連相といえば、今日は仕事で厄介なことに遭遇。
自分なりの解決方法を考えて上司に相談。
「うーん」をと腕を組み、悩まし気な上司。
「第三の道」を示されて、なんとか目途が立った(来週ぐらいには本格的に決まる予定)。

そんな仕事から解放される金曜日はやはりテンションが上がる。

週末はゆっくりしよう。



その前に。

花形文化通信の嶽本野ばら先生の連載を読む。


【帰ってきたそれいぬ】第25話 文・嶽本野ばら ラブトキシック様がみてる
オジィさんだってニコモになりたい



>前髪を1㎝短くカットされてしまっただけで絶望し、部屋から出られなくなってしまう少女を僕は愚かだと笑えない。大人になればそんな些細なこと、気にしてはいられなくなるよと、したり顔で告げる人達の粗野に唾を吐きたい。ああ、前髪なぞ気にしなくなるでしょう。でも白髪や皺の数に慄き、お世辞と解っていながら、貴方達は一歳でも若くみられれば有頂天になるではないか。初めてラブトキシックのアイテムを持てた時のアイデンティティと、エルメスやヴィトンを所持するアイデンティティは見栄という同じ集合で括れるものかもしらねども、真剣さの純度がまるで違う。諦めることの美しさは諦められないからこそ得られるのだ。諦めることを最初から選択肢に入れている狡猾さがもたらすスマートさなぞ神様は望むものか。



読みながら「ギクッ」となったアカウントはこちらです。
そして変な汗が出た…。
エルメスやヴィトンも好きだけれども、真剣さがある…よね?と自問自答というか確認をしてしまう。変な汗をかきながら。
野ばら先生にはすべて、見透かされてしまう。彼は神様だから、しゃーない。

50代男性で、子供服—イオン系のショッピングセンターで展開されるナルミヤのラブトキシックとか—をかわいく着こなせるのは野ばら先生だけ。もう、ぜひ着こなした姿を拝見したい。
あと、5月に新刊が出るようなので、今から楽しみである。


Lovetoxic(ラブトキシック)公式通販サイト
今の女子中学生って、こんなお洋服を着ているのか。
もし、自分に娘がいたら、一緒にあれこれ選んでいたのだろうか。
色とりどりのお洋服を眺めながら、ふと、そんなどうしようもない不毛なことを考えてしまった。