二日酔いで昼まで寝ていた。よく寝た。寝すぎて腰が痛い。
今日は待ちに待った嶽本野ばら先生のサイン会。
夕方から気合入れて化粧。
接見するのは2011年の秋の下妻のイベント以来だ。わくわく。
就職して1年目。店舗から総務に異動になった年の春。私は嶽本野ばら先生の文章に出会った。
雑誌「美的」のコラムをお持ちだった先生。読んだ瞬間、「何この人、すげー」と思った。彼が発する感覚や文体に惹かれてしまった。以来13年、私は彼の新刊が出ると過って読み、たまにサイン会にお邪魔している。
嶽本先生の文章を読んで、文学が芸術の域にあることをはじめて知った。
作中にある喫茶店を調べては訪れるというヲタ行動をこの13年ずっとしている。
今日は下北沢のヴィレッジバンガードでのサイン会。下北沢なんてめったなことでは来ない土地だ。妹・芋子はよく来るらしいが。
20時半からのサイン会ということでそのぐらいに店に到着し、新刊「金脈」を購入。予め整理券を予約していたので名前を告げるとまさかの一ケタ台。
「こちらになります」
と列の最前列まで案内された。
待て待て待て。まだ心の準備ができてないよ!!
そんな挙動不審気味な私の前に、あの嶽本野ばら先生がっ!
顔小さい。素敵。
小声でとりあえず挨拶をし、サインをしてもらう。爪、短いんだな・・・この指であの世界観を紡いでいらっしゃるのだなと思ったら、感動で目がクラクラした。カロリーメイトのチョコ味がお好きだというので渡したら「サンキュー」と言われた。
「あの一緒に写真を撮っていただきたいのですが」
と言ったら快くOKしてくれた。
やっべー。ヒデキカンゲキ。てか、なんか超いい匂いするんだけど。
私も嶽本先生もプルプル震えていた。震えながらの記念撮影。
「これからも応援しています。ありがとうございます」
と言って夢見心地でその場を離れた。
読了後一週間私を泣かし続けた「十四歳の遠距離恋愛」にもサインしていただいた。
これ、いいんだよな。大好き。
「金脈」
どんな話なのだろうか。
そんなこんなで周囲をよく観察していないので分からないのだが、ロリータの方々も散見。
パニエでスカートを膨らませた女性がいた。素敵。
私もあと20歳若ければ着用していたんだけどな。
ヴィレッジバンガードの店内、迷路みたくて迷ってしまった。
店員さんに「出口はどちらでしょうか」と思わず尋ねてしまった。
その後、下北沢に詳しい妹と飲むことに。
「亮ちゃん!」
と改札から出てきた芋子は元気そうだ。
商店街を少し歩いたところにいい感じのお店が。
芋子いわく焼き鳥がおいしいとのこと。
店名「ちちんぷいぷい」
季節のてんぷら。
たけのこのてんぷらって初めて食べたのだが美味いのな。甘い春の味がした。
今日の吉熊は機嫌が悪いというのは私と妹の一致した意見。
日中、吉熊を風呂に入れたのだが、それが気に入らなかったっぽい。
ドライヤーが熱かったのかも知れない。ごめんね。
妹が吉熊を抱くと、次第に表情が柔和になっていった。不思議。二人してびっくり。
嶽本野ばら先生の「十四歳の遠距離恋愛」を取り出して
「ここ。この部分がさー、マジ泣けるんだよ」
と説明していたら、泣いてしまった。
「文庫になってるの?じゃあ買おうかな」
と芋子。
一押しです。
今宵も妹とピーチクパーチク話した。
彼女と話すと時間を忘れる。
さすが原産地が同じというだけある。
大好きな作家のサイン会・美味しいお酒・・・素敵な春の宵だった。
今日は待ちに待った嶽本野ばら先生のサイン会。
夕方から気合入れて化粧。
接見するのは2011年の秋の下妻のイベント以来だ。わくわく。
就職して1年目。店舗から総務に異動になった年の春。私は嶽本野ばら先生の文章に出会った。
雑誌「美的」のコラムをお持ちだった先生。読んだ瞬間、「何この人、すげー」と思った。彼が発する感覚や文体に惹かれてしまった。以来13年、私は彼の新刊が出ると過って読み、たまにサイン会にお邪魔している。
嶽本先生の文章を読んで、文学が芸術の域にあることをはじめて知った。
作中にある喫茶店を調べては訪れるというヲタ行動をこの13年ずっとしている。
今日は下北沢のヴィレッジバンガードでのサイン会。下北沢なんてめったなことでは来ない土地だ。妹・芋子はよく来るらしいが。
20時半からのサイン会ということでそのぐらいに店に到着し、新刊「金脈」を購入。予め整理券を予約していたので名前を告げるとまさかの一ケタ台。
「こちらになります」
と列の最前列まで案内された。
待て待て待て。まだ心の準備ができてないよ!!
そんな挙動不審気味な私の前に、あの嶽本野ばら先生がっ!
顔小さい。素敵。
小声でとりあえず挨拶をし、サインをしてもらう。爪、短いんだな・・・この指であの世界観を紡いでいらっしゃるのだなと思ったら、感動で目がクラクラした。カロリーメイトのチョコ味がお好きだというので渡したら「サンキュー」と言われた。
「あの一緒に写真を撮っていただきたいのですが」
と言ったら快くOKしてくれた。
やっべー。ヒデキカンゲキ。てか、なんか超いい匂いするんだけど。
私も嶽本先生もプルプル震えていた。震えながらの記念撮影。
「これからも応援しています。ありがとうございます」
と言って夢見心地でその場を離れた。
読了後一週間私を泣かし続けた「十四歳の遠距離恋愛」にもサインしていただいた。
これ、いいんだよな。大好き。
「金脈」
どんな話なのだろうか。
そんなこんなで周囲をよく観察していないので分からないのだが、ロリータの方々も散見。
パニエでスカートを膨らませた女性がいた。素敵。
私もあと20歳若ければ着用していたんだけどな。
ヴィレッジバンガードの店内、迷路みたくて迷ってしまった。
店員さんに「出口はどちらでしょうか」と思わず尋ねてしまった。
その後、下北沢に詳しい妹と飲むことに。
「亮ちゃん!」
と改札から出てきた芋子は元気そうだ。
商店街を少し歩いたところにいい感じのお店が。
芋子いわく焼き鳥がおいしいとのこと。
店名「ちちんぷいぷい」
季節のてんぷら。
たけのこのてんぷらって初めて食べたのだが美味いのな。甘い春の味がした。
今日の吉熊は機嫌が悪いというのは私と妹の一致した意見。
日中、吉熊を風呂に入れたのだが、それが気に入らなかったっぽい。
ドライヤーが熱かったのかも知れない。ごめんね。
妹が吉熊を抱くと、次第に表情が柔和になっていった。不思議。二人してびっくり。
嶽本野ばら先生の「十四歳の遠距離恋愛」を取り出して
「ここ。この部分がさー、マジ泣けるんだよ」
と説明していたら、泣いてしまった。
「文庫になってるの?じゃあ買おうかな」
と芋子。
一押しです。
今宵も妹とピーチクパーチク話した。
彼女と話すと時間を忘れる。
さすが原産地が同じというだけある。
大好きな作家のサイン会・美味しいお酒・・・素敵な春の宵だった。