世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

2014年 舞い降りた薄紅色

2014年04月01日 22時40分48秒 | Weblog
入社式および新卒研修。
私は個人情報保護法についての講義を担当。

朝の喫煙所にて、漢方薬と先月の診察で心療内科の先生からいただいたドリンク剤を投入。
「クマ医師、がんばっから」と心に誓う。



講義の予定時間少し前、後輩女子Cちゃんと吉熊上司とで会場へ向かう。
ドアを開けると、若いエキスが会場内に充満していた。
この子たち、私より14歳も年下なんだよなあ、とぼんやりと思う。

司会役の人事部女子の案内で壇上へ。
「○○主任、どうぞ」

すたすたと歩きながら、嗚呼緊張・・・!!!
第一声を出すが・・・マイク、入ってないし。もう人事部ったら!!!!!!!!!!!!!!


気を取り直して
「皆さん、ご入社おめでとうございます。私は経営管理室の○○亮子と申します」
という挨拶をする。
外見的には昨年秘書検定一級の面接対策講座で身につけたことを生かせたと思う。
声の鷹揚、笑顔、お辞儀の角度、姿勢・・・一度身に着けたものはなかなか抜けないものである。


さっそく講義。
講義の後テストもあるし場合によっては追試もあると言ったのでみんな真剣。
テストに出る部分はさりげなく強調。



無事、終えることができた。
「変なところ、なかったよ」
と吉熊上司。

一気に脱力。
しかし、やることいっぱいなので、自席に戻っても昼まで走り抜ける。
あああああ、忙しい。
机の上が雪崩寸前。春だものなあ。


昼休みは会社隣の公園へ。
桜が見ごろ。
もちろん吉熊も一緒。



「僕からプレゼントだよ」
まあ、吉熊。やさしい。



今年の春はメンタル的に恐ろしいほど沈んでいるので、さほど桜の到来を心待ちにしているというわけではなかった。
しかし、どうだろう。
薄紅色の花々は私のとげとげした心に静かに溶け込み、沈静させる。
心から美しいなと感じることができた。





今年もよく咲いてくれた。
ありがとう。


来年はどんな気持ちでこの桜を見ているのだろう。



他部署の女性社員もすでにいて、一緒に写真の撮りっこをした。




夕方からは、制服の試着会。
ここでサイズを確定させる。
私の話を聞いてくれず、勝手に何かを記入しちゃう子を注意したのだが・・・聞いてないし。
たぶん365日の仕事のうちで一番自分らしくない仕事というか、普段、ぼそぼそ話す自分にはハードルの高い業務であることはたしかだ。
それでも
「サイズ、今着ているので大丈夫ですか?」
と聞いてくる子に目じりを下げてしまう。かわいい。
特に関西から来た子たちのノリが面白かった。
日常会話がすでに漫才みたいである。



そんなこんなで4月1日、終了。
頑張ったよ、自分。




夕御飯は、先日実家に帰省した際にもらったカップ麺。あと今日は頑張ったのでチューハイ♪
キンキンに冷えた液体が食道を通過する際、思わず「うっめー」と絶叫してしまった。たまらんね。


明日は経費の締めと制服の注文書の作成。

桜からパワーをもらいながら駆け抜けるぞ!

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