世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

寂しくなっちゃう手

2014年04月07日 23時01分30秒 | Weblog
少し肌寒い朝だった。
朝礼後よりバタバタ。
今日の午後は、吉熊上司と一緒に行う作業があるので午前中にできることをしようと必死だった。
また、一緒にやる作業の準備。エクセルで表をこしらえ、保存のボタンを押したところで12時。


昼食は牛タン弁当。精力をつけようと。

午後から、吉熊上司に手伝っていただき、中途採用で入社してきた人たちの夏服の手配をした。
てきぱき。一人で行っていたら3日ぐらいかかっていたかもしれない。多かった。


ついでに制服の在庫の部屋も二人で綺麗にした。断舎離。
吉熊上司の指揮力、行動力には頭が下がる。

制服を手渡す際、私の指と吉熊上司の指が触れたとき、
「冷たい指だな。生きてるのか?」
と心配された。そう、私は冷え性だ。

そして
「触れると寂しくなっちゃうぐらい、冷たい」
と評された!

寂しくなっちゃう手・・・。

結局、制服の在庫の部屋の整理は定時までかかった。
随分と綺麗になった。これで管理がしやすくなる。

多くのいらないものを捨てて、私の心まで軽くなった。

二人で自席に戻ると後輩女子Cちゃんが気を利かせてくれて稟議書の受付をしておいてくれた。助かる。
そして、先ほどの「寂しくなっちゃう手の件」を後輩男女に話すと二人とも爆笑。
「触ってみる?」
と彼らに指を伸ばすと
「冷たいです」
「これは寂しくなりますね」
と感想を述べられた。

机の上は未処理の書類が散乱しているがあまり遅くまでいると怒られるので放置プレイして帰宅。

優先順位をつけて、焦らずにこつこつと切り崩していけばいいか。
他部署の人に
「あれ、まだ?」
と言われたらそれはそのとき。

そうしようと腹をくくった。
ビバ・認知行動療法。

制服管理業務の仕事を与えられてそのプレッシャーに負けそうだったが、私の上司はちゃんと考えてくれていた。私の技量を。最善の方法を。だから案じることなどはなかったのである。・・・考えなくっちゃいけないことが増えたのは事実だが。

部下に仕事を与えるということには自らにも責任が発生する。
吉熊上司はその責任を持つことができる、当社では珍しいタイプの社員だ。
そんな吉熊上司の部下でいられることの幸福を私はもっと感じなければならないんではないだろうか。

・・・冷たい手をしている場合じゃない。

明日もやることいっぱい。
頑張ろう。