私が通っていた高校では、夏休みに「学習合宿」なるものが開催された。
4日間、ホテルに缶詰にさせられて、ひたすら自主学習をするのである。あの学校の名物みたいなものらしい。
母校のサイトを見たら、今も健在のもよう。
1年生。高校に入学し、初めての夏休みは、茨城県の「栃木県立とちぎ海浜自然の家」で海を眺めながら学習。遊びたい盛りなのに、青く広大な海を尻目に缶詰させられるんである。お昼休みは1時間。食後、友人とロビーでテレビドラマ「花嫁衣装は誰が着る」の再放送を観るのが唯一の楽しみだった。
男女共学だったので「4組の〇〇君の私服がナウい」とか、「●●君の英字新聞の柄のシャツも捨てがたい」と、女子の間で囁きあったのも良い思い出。なぜかハイテンションのまま、男子に告白とかした。若気の至り、嗚呼懐かしい。
2年生の夏は、これまた観光地。塩原のホテル(ホテルニュー塩原)にて監禁。学習時間外はフリーだったので温泉に入りたい放題。なかなか良かった。
3年生の夏は自由参加で、場所は鬼怒川温泉(鬼怒川ホテルニュー岡部)。またまた温泉三昧。しかし、受験の夏ということもあり、あまり思い出がない。
「来年の夏、自分はどんな学校に行ってるのだろうか」というセンチメンタルな思いと共にあの夏は猛烈な速さで過ぎ去った。
あの学校は、正月も校舎を開けてくれた。石油ストーブの取り扱い規則だけを遵守すれば、けっこう自由だった。マイミクkatzちゃんが家で撞いた餅を持ってきてストーブで焼いてくれた。のり餅、凄く美味しかった。
あの頃の自分は「もう大人」だと何の疑いもなく思っていた。
しかし、思い返せば「ぎゃ!」と叫びたくなることばかりだ。
あの頃ばかりではない。
つい2、3年前のことでも思い出すと恥ずかしくなることがちらりほらりと発掘される。
ブログをほぼ毎日書いているので読み返せばすぐに辱しめを受けることは可能なわけで。
人間は、いつになったら、若気の至りから解き放たれるのだろうか。
突然/FIELD OF VIEW

4日間、ホテルに缶詰にさせられて、ひたすら自主学習をするのである。あの学校の名物みたいなものらしい。
母校のサイトを見たら、今も健在のもよう。
1年生。高校に入学し、初めての夏休みは、茨城県の「栃木県立とちぎ海浜自然の家」で海を眺めながら学習。遊びたい盛りなのに、青く広大な海を尻目に缶詰させられるんである。お昼休みは1時間。食後、友人とロビーでテレビドラマ「花嫁衣装は誰が着る」の再放送を観るのが唯一の楽しみだった。
男女共学だったので「4組の〇〇君の私服がナウい」とか、「●●君の英字新聞の柄のシャツも捨てがたい」と、女子の間で囁きあったのも良い思い出。なぜかハイテンションのまま、男子に告白とかした。若気の至り、嗚呼懐かしい。
2年生の夏は、これまた観光地。塩原のホテル(ホテルニュー塩原)にて監禁。学習時間外はフリーだったので温泉に入りたい放題。なかなか良かった。
3年生の夏は自由参加で、場所は鬼怒川温泉(鬼怒川ホテルニュー岡部)。またまた温泉三昧。しかし、受験の夏ということもあり、あまり思い出がない。
「来年の夏、自分はどんな学校に行ってるのだろうか」というセンチメンタルな思いと共にあの夏は猛烈な速さで過ぎ去った。
あの学校は、正月も校舎を開けてくれた。石油ストーブの取り扱い規則だけを遵守すれば、けっこう自由だった。マイミクkatzちゃんが家で撞いた餅を持ってきてストーブで焼いてくれた。のり餅、凄く美味しかった。
あの頃の自分は「もう大人」だと何の疑いもなく思っていた。
しかし、思い返せば「ぎゃ!」と叫びたくなることばかりだ。
あの頃ばかりではない。
つい2、3年前のことでも思い出すと恥ずかしくなることがちらりほらりと発掘される。
ブログをほぼ毎日書いているので読み返せばすぐに辱しめを受けることは可能なわけで。
人間は、いつになったら、若気の至りから解き放たれるのだろうか。
突然/FIELD OF VIEW

