世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

人生の財産

2012年06月21日 23時58分51秒 | Weblog
心療内科デー。

待ち時間3時間半。
途中まではさくさくと進んでいたのだが、私の直前の二人が「女ののど自慢」ばりに涙ながらの語りを展開し(筒抜け)、結局いつもと変わらない時間になってしまった。

心療内科デーの日は基本的に18時で退社する。じゃないと受付時間までに間に合わないのである。
少し前、席を外している間に社長から電話があった。折り返し電話をかけたのだが、彼は既に打ち合わせに入ってしまったもよう。
悩んだ挙げ句、彼にメモを残し、18時に退社をした。これってサラリーマンの世界では許されないよなあーと、モヤモヤ。
しかし、パキシルとマイスリーを切らすことを考えたら仕方がないことだと、待ち時間中、ようやく割り切った。昔の私では考えられない割り切り方である。

さて、診察。
先日受けた秘書検定の出来を報告した。
「よかったですね!」
と、クマ医師。手を差し伸べてきた。
前回同様、いきなりの後楽園ゆうえんち的展開。
僕と握手!である。
クマ医師の手はモフモフしている。とても肉厚。今日はその感触を十分に堪能。←変態。

二次試験対策(面接)は、普段の仕事で練習すればよいと言われた。
名案である!明日から吉熊上司に報告するときに「ご報告いたします。ただいまお時間よろしいでしょうか」と前傾15度姿勢で臨もう。


日陰と日向の仕事があり、私の仕事は日陰でカビが生えていると、先週、同僚に言われちゃったんですよ~と笑いながら報告したら、クマ医師、まさかの激怒。
周囲の人は私が怒らないからつい度が過ぎたことを言ってしまうらしい。キャパシティーオーバーになった私は心が磨耗して疲れてしまうんだとさ。その自覚を持つと少しは楽になるのだろうか。

あと、先週、書類を受け取った受け取らないで他部署の女の先輩といざこざがあった。
今日彼女に書類を渡すとき、普通にできたことを報告。昔の私だったら過度に構えてしまい、ソラナックスの世話になっていたんだろうが。

「いやー私もだいぶ変わりましたよ」
という私の言葉にクマ医師は
「そういう自覚、いいですね。あなた頑張ってきましたもの」
と。
「いえいえ。先生のお導きのお陰です」
と言うと、クマ医師は
「ははは~」
と、超照れていた!カワユス。可愛すぎて全俺が萌えた。

とまあ、通院し始めた6年前に比べるとだいぶ考え方や感じ方が変わってきた。
考え方や感じ方はその人の人生の財産だと思う。
いくら幸せな境遇にいても、受けとる側の土台が柔軟でないと幸せを感じられない。
そういうことをクマ医師は私に教えてくれた。

処方変更なし
パキシル、マイスリー、防風通聖散、ラベプラゾール