世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

クルトガ

2012年03月13日 22時30分57秒 | Weblog
最近右指の中指にタコができてしまい、痛い。
きっと鉛筆の持ち方が悪いのだと思う。今さら直さないけど。

箸や鉛筆の持ち方は父が優しく指導してくれた。
なにぶん子供には甘い父親だったので、私はそのときだけ正しく持ち、後は自己流に使っていた。
その結果がこの中指に集約されている。
タコができるだけでなく、右手中指の爪の形が歪にもなってしまった。
とても残念な指だ。おかげでマニキュアが塗りづらい。

なんか良いシャーペン、ないのかね?と調べたところ、三菱鉛筆から出ている「クルトガ」というシャーペンが売れていることを知った。
一画ごとに芯がくるっと回転し、芯の先がいつも尖った状態を保てるんだそうだ。
値段も高くなかったので、購入。




よろしくね、クルトガ。


「世界の中心で吉熊が叫ぶ」って書いてみた。



上は普通のシャーペン。
下はクルトガ。
「叫ぶ」の部分まで書いてもクルトガならば太くならない。やっぱり売れているだけある。


夕方、経理が締ったので経費データの加工に着手。
残業が長引いたので図書館には行けず。
でもどうしても数字が合わない。
明日の午前中には終わらせると吉熊上司に約束したのだが、ちょっと不安。
そして役員会前、金曜日には経緯分析を終えないといけない。忙しい…。


今日は湿度が低かったので久々に巻き髪で出勤。
くるくる。
歩く度にポンポン弾んで面白い。



さて、明日は週の半ば。
頑張ろう。
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クマ姫

2012年03月13日 12時44分40秒 | Weblog
むかしむかしある城に、王子さまが住んでいました。
ある日、王子さまが森で散歩をしていると、一匹の美しい雌のクマに出会いました。潤んで大きい瞳、艶やかな毛並みに王子さまは一目惚れをし、城に連れていくことにしました。

「今日から君は僕の妃だよ」

王子さまはクマに呼び掛けました。

クマは「くぅん」と鳴き、頷きました。
「じゃあ、クマ姫にドレスをプレゼントしよう」
と王子さまがクマ姫にドレスを送りますがどのサイズもクマには小さすぎます。

「好きなだけ召し上がってくれたまえ」
と、王子さまはテーブルに豪華な食事を次々に並べましたが、木の実が大好物のクマ姫の口には合いません。

「姫のために、最高の演奏を」
と王子さまは得意のバイオリンを奏でますが、音に敏感なクマ姫は驚いて、テーブルの下に潜ってしまいます。

クマ姫は城の窓から森の方を悲しそうに見つめることが多くなりました。

「クマ姫のことは心から愛している。だけれども、やっぱり森へ帰すことにしょう。それがクマ姫の幸せならば」
翌日、王子さまは森にクマ姫を帰しに行くことにしました。
「さあお帰り。やっぱりここが君の住む場所なんだ。どんなドレスもいらないその艶やかな毛並、木の実のように丸く大きな瞳、これからは静かに生きてくれ。無理させてごめんよ。でも、君のことは忘れない。愛しているよ、クマ姫」

するとどうでしょう!

クマ姫の体が光に包まれ、そして美しい人間のお姫さまになりました。
艶やかな髪、大きな瞳がとても綺麗なお姫さまです。

ふたりは城で、いつまでも仲良く過ごしましたとさ。


めでたし、めでたし。
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