世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ススキのように

2010年09月24日 23時11分00秒 | Weblog


このもじゃもじゃが気になる@会社のロビー。
正体は尾花。
秋の七草の一つで、草が繁っている状態をススキ、穂が出ている状態を尾花と呼ぶらしい。私の中では一括してススキとインプットされている。
私が生まれ育った宇都宮ではそこら辺の空き地に群生していたススキ。子供の頃、お月見の日には近くの空き地にススキを取りに行った。母が作った団子とけんちん汁とススキを庭に面した廊下に陳列し、満月を愛でていた。こっちでは、ススキは購入するものらしい。軽く衝撃である。

今日は後輩女子Cちゃんと一緒に什器備品の棚卸しの案内を各部に送付するという作業をした。ある部署の担当者がいちゃもんをつけてきた。
従来通りの手順を踏んでいるし上司の印ももらっている。
それなのに文句を言い放ち、後輩女子Cちゃんを窮地に陥れようとしていた。

黙って聞いていた私だが、ついにぶちギレし、
「今まで通り、普通にお願いします」
と言った。

だっておかしいではないか。
今まで私が総務部に来てから9年間、ずっと同じ手順でやっていることを今になって文句を言われるだなんて。そんな筋合いはない。他の部署は快諾し、協力してくれるのにあの担当者ときたら!

あー!
酒が飲みたい!
と思ったが、明日、たらふく飲む予定なのでコーヒーで我慢。


夕日と秋風を受け、さざ波のように揺れるあの日のススキのように、流されて生きたい。
しかし、おかしいと思うことはおかしいと言える人間でありたい。
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