世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

「部長の部屋」

2007年10月10日 22時50分12秒 | Weblog
キター!
●●●ィ~(部長)との面談!
キター!
覚えていたんだ!?
私は忘れていたよ。
ええ、すっかり。
固定資産・什器備品の棚卸で、私の頭の中には微塵にも残っていなかった。

「では、行きましょう」
とニヒルに笑いかけられ、応接に拉致監禁される昼下がり。

「最近、どうですか?」
さっそく、心療内科のクマ医師みたいなことを尋ねられた。
ここはカウンセリング室かと思っちゃった。

地元銀行の破綻の話を皮切りに芋弦式に話が続く。
ほのぼのした会話が続くと思っていたら、

「あなたのお給料についてどう思いますか?」

と、いきなりストレートなことを訊いてくる。


「実家の母には、お給料は貰えるだけ有難いものだと言われています。私もそう思います」
と答えたら

「わ~!良いお母さんですね。じゃ、あなたの次回のボーナスはカットしますね。フフフ」

と、意地悪を言う●●●ィ~。

「意地悪仰らないでくださぁい~」
と、すねる私。


出世したくないの?
もっと他の仕事したくないの?
何か困ったことないの?
どうしてこの会社の人は残業しないのですか?
勉強してますか?
…と、仕事の話もした。
私からも、社長の本音を聞き出そうと、ここぞとばかり質問。

最後に。
「もっと残業をして、スキルを伸ばしましょう!」
とか言われた。

「そうですね!」
と答えた。

こうして、「徹子の部屋」みたいな面談は終了した。
ゲストは亮子さん。
る~るる~るるる♪


心療内科の時間に間に合うように定時で帰る私。
「お先に失礼します」と挨拶した時、彼の顔は僅かに引きつっていた。

許してちょ。


亮ちゃん、天才or鈍才

2007年10月10日 22時47分40秒 | Weblog
心療内科デー。

雑居ビルのエレベーターに乗る前、時間が少しあったので一服。
どうしてだろう。
いつもは真っ直ぐエレベーターに乗るのに。
今日に限って、吸いたかった。
ちょうど点火した瞬間、…エレベーターから心療内科のナースが…。
「こんばんは~」
と明るく言われた。

気まずい…。
絶対クマ医師にチクるべ…!?

今日の待ち時間は30分。
「どうですか?その後」
で始まるカウンセリング。
動揺している私は、エリカ様ばりに
「別に」
と答えてしまう。

また、私は最近、風呂上がりにマイスリー(睡眠導入剤)を飲み、それから髪を乾かしたり肌の手入れをしている。
うとうとしはじめたら布団に入る。
そうすれば、強迫性障害による確認作業をしなくて済む。

これは名案!
亮ちゃん、天才かも!

嬉々と話す私に、
クマ医師は真面目な顔で
「それは駄目ですよー」
と静かに言った。

ふらつきと健忘を危惧しているっぽい。

「ちゃんと寝る寸前に飲んでくださいね」
と、たしなめられた。

…しょぼーん。
亮ちゃん、鈍才…。

ソラナックス(抗不安薬)昼抜き計画は、これから中間決算モードになるので先送りにしてもらった。
忙しくなると、気持ちに余裕がなくなるから、と説明した。
クマ医師は分かってくれた。

次回診断は25日。

2週間、乗り越えよう~。

「百恋歌」

2007年10月10日 22時46分29秒 | Weblog
先日、池袋へ買い物に行った。
その時、店内に流れていた歌に惹かれた。
初めの1小節を聴いて「いいなあ」と思った曲は、
大概その後に続くメロディも気に入る。

家に帰ってさっそく検索。
余談だが、インターネットってつくづく便利だと思う。
歌詞のはしきれを入力するとヒットするんだもの。

翌日、レンタル。
それからずっと聴きっぱなし。

作詞作曲は宮沢和史。
全体に流れる和風な感じが好き。
四季がある日本特有の情緒溢れる言葉も良い。

この高杉さと美の声も良いが、徳永英明の声でも聴きたい。

秋にぴったりなこの歌。
暫くは通勤時の友になりそうだ。



「百恋歌」

これが恋だと知りました
川を流れる花でした

追いかけても手が届かない
薄紅の花でした

彩なす空 走る夕立ち
遠ざかる蝉時雨

人は誰も振り返るまで
時の流れに気づかない

泣いて泣いて
泣くだけ泣いて
見上げる星空は万華鏡

いつかはあなたに届くように
歌う 百恋歌

それが愛だと知りました
夜空に浮かぶ月でした

背伸びしても手を伸ばしても
届かない月でした

迷い桜 はぐれた燕
追いかける影法師

人は誰も目を覚ますまで
それが夢だと気づかない

春は野を駆ける風になり
夏は蒼く萌える海になり

いつかあなたの腕の中で
歌う 百恋歌

泣いて泣いて
泣くだけ泣いて
見上げる星空は万華鏡

いつかあなたに届くように
歌う 百恋歌

秋は七色に身を染めて
冬は春を探す鳥になり

いつかあなたの腕の中で
歌う 百恋歌

泣いて泣いて
泣くだけ泣いて
見上げる星空は万華鏡

いつかあなたに届くように
歌う 百恋歌