世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

秋の夜長に考えること

2007年10月08日 23時49分59秒 | Weblog
旅行のブログを書いたり、衣替えをしたりして過ごした。
天気もイマイチ、体も昨日までの旅行で疲れ切っていたので、ダラダラしてしまう。

テレビで、神田うのの結婚会見が放送されていた。
私が高校時代に愛読していた雑誌「プチseven」のモデルだった彼女。たしか、ほしのあきもプチモデルだった。
うのちゃんのドレス姿は凄く晴れやか。
「うのは、うのだも~ん」
とか言い放った彼女を密かにリスペクトしている私。
自分に忠実に生きることはとても傷付く。
それを実行している彼女はとても強いんだと思う。
特にファンというわけではないが、祝福。

夕方、秋物を見に池袋へ。
しかし、何も買わず。
もう少し研究してからお買い物に来よう…。

そして夜。
お風呂から出て、ミネラルウォーターと煙草を交互に口にしながらまたテレビに見入る。
「英語でしゃべらナイト」に林真理子先生が出ているではないか!
秋の草や花が描かれた着物を召して、「男と女」を語る林先生。
林先生の新作が出るまで、過去の作品を読み耽っている私。
今は直木賞作品である「最終便に間に合えば」を読んでいるのだが、女性の心理を巧みに描かれていることに感動しきり。

そんな私だから、テレビの前で大興奮。そして凝視。

「恋愛は女の好物ですから…」

そう語る林先生。

恋愛ねぇ…。
もう面倒臭くって。

喋るのとか。

はっきり言って、「恋愛をして何になるんだろう」という気持ちが私の中に強くある。
その分、自分自身を楽しんでいきたい。
自分自身、生きるだけで精一杯。
恋愛に費やすエネルギーがあるのならば、私は他のことに使用したい。

悩んだり喋ったりしたくない。

だから出来るだけ地味に生きている。
面倒なことに遭遇しないように、と。
毎日祈りながら…。

…こんな非恋愛体質の私が林先生のファンで良いのだろうか。
そもそも、私は恋愛を実践する気がないのに、何故、小説内では恋愛を楽しむことが出来るのだろうか。
不可解。

…こうして、秋の夜長に考えることは積もっていくのである。



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