世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

疲れ

2005年06月03日 23時53分47秒 | Weblog
疲れた…
疲れた 疲れた 疲れた
いっぱい「疲れた」と言っても、疲れは取れないのに、どうして人は「疲れた」をつい口に出してしまうのだろう。
誰もいない部屋で「疲れた」とはあまり口に出さない。
ということは、無意識のうちに、誰かに疲れた自分をアピールしているのではないだろうか。
また「こんなに疲れている自分。多少のミスも多目に見てくれるはず」という心理も作用しているのが伺える。当然、私も無いと言ったら嘘になる。
誰かに甘えたい、
疲れた自分を分かってもらいたい、
当然の心理だと思う。
お疲れ様…と「疲れ」に様がつくんだから、やはり疲れは勲章みたいなものなんだろう。

しかし、疲れのアピールを受ける側としてはその人が疲れていることより、その実績しか見ていない気がする。
疲れていても、人は「お疲れ様」としか言ってくれない。
冷たいけど、それが現実。
人々が欲していているのは疲れよりも実績なのだ。
そんなことは前から気付いていたはずなのに、つい口に出してしまう。
「ああ、疲れた」と。今週の私も何度呟いたことだろうか。


喫茶店でお茶を飲みながら、一週間の反省をする。
もう少し人に優しくなれたんじゃないか
誰かを傷つけていないだろうか
仕事の能率、悪いんじゃないだろうか


実績なんて大層なもの、何もない。
こんな私の疲れのアピールなんて誰にとっても騒音に価すると思う。

いつになるか分からないが、自分に自信がついた時、
「疲れちゃった~」と誰かに可愛く言いたい。

可愛く言っても異存がないぐらい若々しくいたいものだ。