晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

今年も罠をしかけるぞ! (=゚ω゚)ノ

2019-08-04 21:21:43 | Weblog

 男孫は昆虫大好き!昨年は<バナナストラップ>だったっけ・・・。

この孫にせがまれ、今年は腐れかけた香り高い桃で罠を仕掛けた。昆虫のお好みはゼリーかも知れないと至れり尽くせりの作戦でした。

 

ストッキングの代わりにネットに桃を入れ準備するのだが・・・とにかくここにたどり着くまでにいろいろ構想を練っただけに孫の気分は相当高揚したらしくあら大変!

「ボク、ここがドキドキするぅ~。」「あぁ、どうしよう・・・」(胸に触ってみてくれという)(´ω`*)

まずは夕方に罠を数か所仕掛けて朝を待つことにした。

 

 早朝5時過ぎの目覚めからまたもや孫のドキドキが始まる始末。期待しすぎ・・・。

結局、3日通いつめたが何の手ごたえもなく、方針を変更し罠は地面に転がすこととなった。

何と、4日目の今朝5時30分桃の下に隠れたコクワガタ1匹を発見!

天にも昇る喜びよう・・・少年の心は理解しがたい。(´ω`*)

図鑑・虫かごを携えての毎朝の行事となったクワガタ虫探しもついに今日から夜の作戦にまで突入し自動販売機・街灯などを渡り歩きただいま帰宅となりました。

 なにかしら「少年時代」を感じる農婆です。

  < いつの間に私の心は夏模様 >

 


ありがとう桃子たち・・・ (*^-^*)

2019-08-02 20:49:50 | Weblog

 今年も桃の収穫を終えホッとひと息の我が家です。

周囲の農家ではまだ品種を変えながら桃のシーズンは続きますが、わが家は規模も小さな農家なので栽培品目も少なく早めの切り上げ。

 嫁して40数年、長年付き合ってきた桃子はとっても愛おしい。今年最後の桃子を並べて対話する農婆です。

来年は栽培縮小の決心もほぼ固まりいっそう心のざわつきを感じながら桃子との長い年月を思い出すものです。

 嫁と姑で収穫したのも遠い日・・・私たちは兼業農家の嫁でしたもの。

 嫁いで初めて見た驚きの光景は、ギョギョッ!水田に浮かんだクズ桃たち。

現代では考えられないクズ桃の廃棄の手段にただただ勿体ない~!何しろ農婆は桃など自由に食べられる家庭で育ってはいませんもので・・・。

 また、夏に都会から帰省してくる従弟たちは、わが家の玄関先に到着すると深呼吸し、車窓からすでに桃の香りがしてきて故郷に帰ってきた気がしたとも言った。

そうそう、桃の産地の昭和の時代は荷台に桃の箱を積んだ自転車が行きかってた気がします。のどかな田舎でした。

今では自転車走行する人もなく、行き交ってるのはクロネコさんの車です。

 夫30歳、妻25歳の年に父から渡された桃畑も我が家の変革期となるのでしょう。

  < いとし子と共に歩んだ我が人生 >