晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

ばんざーい!フルティカ。

2014-06-10 22:25:45 | Weblog
 ついに種から育てたトマト・フルティカの初収穫の日を迎えました。
ほんのちょっとした好奇心から自分で苗を育てよう…そんな軽い気持ちで始めた苗作りでした。
 苦心策のストーブ暖房<1980円のぬくもり>では生育も悪く、地温を確保しなければならないことを知り急きょ農電マットなるものを買い求め思わぬ投資です。<農での教え
 イチから勉強の農業です。

 種蒔きから4か月、晴れて収穫の感動を掴むことが出来ました。
    
 トマトの寝かせ植えを知りさっそく実践したのですが熟れたトマトは茂みの中。
パシッとハサミを入れたものの、あらら・・一房まるごと切り落としてしまいましたわ。
 毎日の忙しさに手入れも出来ず荒れたフルティカ集団です。
 もう一種育てている桃太郎トマトもほんのり赤み帯びてきました。
桃太郎、こちらの手入れも少々疎かになっていますがまずまずの成長を見せてくれます。
 すっかりはまった野菜作りの一人農業の面白さ、まだまだ続きます。

  < 初物に 家族中の 笑みこぼれ >
   
 
 

出入口に立つ

2014-06-09 22:56:34 | Weblog
 冬ぶどう、グロー・コールマンのガラス温室です。
わが家の温室の中でいちばん面積の広い室(90坪)です。並びで2棟あります。
これから作業に取りかかろうとする時、この長い室の入口に立つとハーッ!とため息さえつき気が遠くなりそうな室です。出口があんなに遠くに見えますもの・・・。
 ちょうど一週間前この入口に立ち作業開始。
親友たちの助っ人のお蔭で、細かい粒間引き作業を終えてやっと出口から抜け出したというわけです。
 散乱した<女子部屋>もきれいに掃除して出入口に立ち振り返ると何と清々しいことでしょう。

 所も変わり一週間前に袋掛け作業を終えた桃畑をのぞいて見れば、ここはツツジが見ごろでございます。
 
 仕事の後の爽快感は何とも言えませんね。

  < 疲労感 やり遂げ今は 達成感 >
 

今日も明るく・・・

2014-06-07 21:24:28 | Weblog
 毎日が楽しい私の仕事場はブドウ温室。お助け隊の親友たちのお蔭で、一人で粒間引き作業をしてる時より華やいでおります。

 「こんなの咲いたよ~」と昨日はクジャクサボテンのゴージャスな花をお持ちくださいました。
作業中のブドウの棚に添えてみれば目にも鮮やか、やはりここは女性たちの園。
時には野菜、アジサイの花、この間はメダカの赤ちゃんもきましたよ。
 おば様たちは情報交換、物々交換の場となり話も盛り上がります。
 もう少しで出口に到達しそうでこの部屋の粒間引き作業も終わります。
定年後は毎日が日曜日でしょうが、果樹農家はそうはいきません。もうひと頑張り、日曜日も返上で頑張ります・・・そんな訳で、人生第二ステージは休日なしです。

  < 休みなく 第二ステージ 熱演中 >

女子部屋

2014-06-05 22:27:46 | Weblog
 ブドウの粒間引きも始まり4日目となります。
少し肩こりもあり、朝の仕事始めは腕・肩に貼られた湿布薬の爽やかな香りに包まれてます。

 わが家の栽培種のうち種の有るマスカットとグロー・コールマンは婆の担当。
大粒ブドウは種抜き処理のテクニックも要するので爺の担当。
 婆にはプライベートでもお付き合いの頼もしい助っ人が数人いてくれるので明るく楽しい女子部屋となります。
長年お願いしているものですから、皆さんすっかり顔なじみでこのシーズンにここで会えるのを楽しみにしてくれています。
「元気で今年も会えたね・・・」と言葉を交わすのも皆さん60半ばとなったからでしょうか。
 
 ハサミを軽やかに動かし、おしゃべりも弾んでいます。
世間一般のこの年代の話題といえば、例にもれず行かぬ子・貰わぬ子の結婚問題、就職問題、年金暮らし、定年後の夫の教育法、親の介護、妻としての看取り(当然、自分が長生きするつもり)・・・そんな話に花が咲き、話題に事欠きません。

      
 粒間引きする前大きな房もチョキチョキ切り落とし、コンパクトに仕上げます。
 地面の上は一面ブドウ粒に覆われ、これまたお掃除が大変です。
 環境が良いのか、何処からか源氏ボタルがブドウの葉っぱでお昼寝していました。
 10時・3時にはブドウ棚の下はカフェ?に早変わり。この時間がまたまた華やぐ時でもあります。
 
 ともあれ寄る年波、半日でもいいからお願いね。ラジオ代わりによろしくね…と今年も甘えさせていただいています。

室内の野菜たち

2014-06-03 22:37:48 | Weblog
 廃業を<決断>したブドウの温室内を菜園として再利用して作り始めた野菜作りです。
収穫の時期を迎え、日ごとにその面白さも増してきました。
 
 すでにキュウリは我が家だけでは消費しきれないほどの収穫量です。
インゲンマメも半ば過ぎ、一般的な露地栽培との違いを感じながらひと足早い季節を迎えているようです。
あの種から育てたトマトも順調に大きくなり、早く赤み帯びてこないかと毎日は期待の眼差しで巡回しています。
 カボチャも種蒔きから受粉まで手塩にかけてやれば、食卓に上る日はいつになるだろうと毎日顔色をお伺いするものです。
 カボチャは年中出回る外国産のものが文句なく美味しいものです。婆はこのニュージーランド産にはり合う意気込みです。
 「う~ん!これは美味しい!」と家族を唸らせましょう。

  < もういいかい もう少しかなと お伺い >

お陰様で・・・

2014-06-02 22:22:00 | Weblog
 ひとつひとつ手仕事で行わなければならない桃の袋掛け作業も終わりました。
大規模農家ではないので、そのうち終わりは見えてくる・・・そう思ってはいても、人の手が頼りです。
 おかげで親友も快く手伝ってはくれますし、土曜日・日曜日には家族総動員。そしてこの時季の忙しさを子どもの頃から知っている弟、そしてその息子の甥までもが手助けに駆けつけてくれました。
 
 毎年、繰り広げられるこの様子を母が生きていたならこう言っただろうなーと思い出される母の言葉です。
 過去のブログにもそのことを記したことがあったっけと<回顧録>をめくってみました。
 そんな協力者のお蔭で今年も袋掛け作業は終了いたしました。

 ホッとしたのも束の間、今朝から次なる作業が待っています。
 
 さて、これから毎日はぶどうの粒間引きに追われることになります。

  < 安堵から 何やら嬉しい 声聞こえ >