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晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

ありがとう

2010-03-09 22:48:50 | Weblog
 三月九日だというのに県南平野部も雪になりました。
 毎年、この日は語呂合わせでサンキューの日だなと思い起こしております。
寒い日のおやつは温かいものに限ります。自家製甘酒です。
 こんなひと時のテーブルにもありがとうがいっぱいです。
 自家製甘酒のためのもち米をくださったのは叔父でした。丹精込めたお米をありがとう。
 熟成に活躍してくれたシャトル鍋も良い働きありがとう。
 かなりゆがんだ備前焼きの器は夫の作品、なぜか甘酒にピッタリ。傑作をありがとう。
 藍染のお洒落な手作りマットは親友からいただいたもの。年月を経て色あせてきましたが、いまも大切にしてます。ありがとう。
 ひし餅の彩りがかわいい雛菓子は初めてのお雛まつりの外孫へのお土産でした。孫に成り代わりましてありがとう。
 <ありがとう>を一日100回言おう・・・たくさんの笑顔に会えるといわれます。
まだまだ足りない今日の<ありがとう>

  < おやつ時 重ね重ね ありがとう >

木の芽冷え

2010-03-08 22:47:42 | Weblog
 木々が芽吹き暖かくなり始める頃を<木の芽どき>といい、今日のように寒い日は<木の芽冷え>と気象にあわせた美しい言葉があるそうです。
 木の芽冷えで仕事もままならず”チョッと行ってこよう!”と夫に誘われるまま大型家電店へ・・・。
 ついでといってはなんですが・・・その足で母のところに向かいます。夫にとっては久しぶり、このところ御無沙汰していましたから・・・
 息子は”元気か?”
 母は”・・・・(無言)”そんな先に進まないやり取りを見ている私です。
 なんと不器用な親子でしょうと嫁の私は見ていられず♪月が~出た出た~♪十八番炭坑節を歌いかけます。
ほーらごらんちゃんと母も歌います。
 どちらに気を遣うわけでもないのですが、嫁であり妻である立場の私は”あぁ~どっこいしょ~!”の合いの手ですわ。

  < 久しぶり 心もほんわか 木の芽冷え >


よもぎ団子

2010-03-05 22:32:15 | Weblog
 ひと雨ごとに暖かさも増し、春陽気に青空のような色合いのオオイヌノフグリも満開。
 春には一度は味わいたい<よもぎ餅>ですが、今年は昔なつかしい<よもぎ団子>にいたします。
さて、何度も食べた記憶はあるのですが、母はどのように作っていたのか思い出すことも出来ずその手法を姉に聞き出し作り上げた<よもぎ団子>であります。
 子どもの頃の母親の手作りの味は今も懐かしく思い出されるものです。
団子にしてはビッグなサービスサイズとなってしまいましたが・・・。
 今、見直され話題となっている米粉ともち米のコンビネーションでサックリとした歯ごたえの草団子の出来上がり。
 草木もどんどん成長しうれしい春の到来です。

  < 若草を 摘みつつ想う 母のこと >
 

健康チェック

2010-03-03 21:48:02 | Weblog
 退職後の任意継続保健加入の期間も残り半年ばかりとなりました。 
 終身雇用の退職者ですからずいぶん長いあいだ○×グループ健康保険組合にはお世話になりました。
今まで何度も健康診査・人間ドックの案内もいただきながらまったく無頓着な被保険者でありました。
やっとこの歳になり重い腰を上げ、夫とともに人間ドックとやらに申し込みチェックしていただいたのでした。
 夫にあっては強制連行のようなものです。一方的に申し込みを済ませ、事後承諾でありますから・・・。
 まず、ここは間違いなく問題ありと自覚していたのは肥満。
 ”ゆっくり一年ぐらいかけて減量しましょう”とお医者さまはおっしゃいます。”小太りは健康そうなんですが・・・”ともうひと言いただきました。
 検査をすませ、展示された100Kcalを目に焼きつけながら夫と提供された昼食をいただいたのでした。やはり美味しく食べることはシアワセ。
 さて、一年後の三月三日はどんな体型でいますことやら・・・。

  < ひたすらに 走り続けて ドック入り >

牛の鈴音

2010-03-01 21:57:22 | Weblog
 今日から三月。一日は映画の日であります。
 午後から降りだした雨をいいことに出かけました小さなちいさな劇場へ。
ここで上映される映画は話題作などではなくマイナーな作品が多いようです。
 <牛の鈴音>老夫婦と共に働いた老いた牛のドキュメンタリー。BGMもなければナレーションもなく牛の鈴音とぼやき続ける老妻の声が韓国の美しい自然に溶け込んでいます。
 機械にも農薬にも頼ることなく寡黙に牛との農耕を続ける老夫婦でした。
愚痴と不満ばかりの老妻もやはり夫に先立たれたならば・・・不安の日を過ごしているわけです。
 人の観方はいろいろでしょうが、私にとっては生きる姿がせつなくもあり、温かく美しく心にじんわり染み渡り涙腺はもうユルユルでございます。

 < スクリーンが 描き伝えた メッセージ >