晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

食育

2008-05-16 20:56:23 | Weblog
 絹さやエンドウの旬も過ぎそろそろ実エンドウの頃となる。
我々エンドウ好きにとっては寂しいかぎり。エンドウの筋を取る手伝いは子供の頃よくさせられたものだった。特に核家族で育った私には強制的でもあった。
祖母のいる家庭で育った夫にはエンドウの筋を取ることなど無縁できっとやり方すら知らないだろうと思い失礼ながら試してみる。
意外な事に、なかなか良い手つきで合格。
 夫いわく”母親が忙しいのでこれくらい当然”何と畑から摘んで来るところから手伝っていたと・・。さすが・・スルスルと筋取りが出来た夫よりこの息子を育てた母に脱帽です。

  < 食育も 多忙を極め 職育か > 




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さくらんぼ

2008-05-15 20:40:20 | Weblog
 さくらんぼが色付きヒヨドリが争うようについばんでいる。なす術も無く見守るだけの人間のなんて心優しい事よ。
さくらんぼはその姿・色ともにとても可愛いのでこんな木が一本あればと子供心に思ったものだ。 
我が子も幼い日、給食でいただいたさくらんぼ・びわ・園庭の藤の実をポケットに持ち帰り種蒔きをした。唯一、藤が芽を出し成長し始めたもののその旺盛なことにどうにもならず掘り上げるしかなかった無残な想い出。
 娘はたわわに実を付けたさくらんぼを夢見ていたのだろうが缶詰では・・・。
楽しい事もいっぱいの子育てだったなと懐かしく思える。

  < 不可もなく 夢の種蒔く 幼い日 >

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2008-05-14 21:29:51 | Weblog
 牡丹に続き芍薬の頃となった。この大きな花に雨除けの傘が差しかけられ花好きの優しさがうかがえる。
 雨の昨日、母を訪ねる。”あめあめふれふれ・・・雨の日は決まってこの歌。
”あれあれあの子はずぶ濡れだ・・・・二番を歌い終えると情けない歌だとつぶやくのもいつもの事。
私は可愛そうだなと思って歌っていたけど・・・。
よくよく考えれば母はお迎えを待つ子供の立場で、私は可愛そうだなと思う母親の立場で歌っているようだ。
 母が次第に素直なこどものようになった頃より自分の母親の話を聞かせてくれるようになった。93歳もやはり母親が好きなんだな。

  < それぞれに 切ない思い 雨の歌 >

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さくら餅

2008-05-13 19:44:40 | Weblog
 季節を少々過ぎたさくら餅。 
 道をふさぐ様に道路脇の大きな山桜の樹が倒れ通行不能となった。満開の花を楽しませてくれたのもついこの間だったのに・・・。突然の倒木。
 いつもフットワークも良く熱血の夫はチェンソーを持ち出しケイタイで人集めをしアッという間に開通となった。ウエスト程もある巨大な枝だった。
幾つかに切り、道路脇に片付けられたサクラの枝も数日は元気だったが・・・。 
 いよいよ最後に一花咲かせようとこの葉でサクラ餅を作った。ご苦労様とねぎらいにも力が入り食紅投入に思いもよらぬ派手サクラ餅となった。
サクラ葉は虫食いだが、これもご愛嬌!

  < 最後まで 楽しみもらう 長寿木 >  

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母の日

2008-05-11 20:37:08 | Weblog
 第二日曜日は母の日。ありがとう母でよかったとうれしい日。
 実母の娘である姉宅より山のような苺が届き大喜びでさっそくヨーグルト用にフルーツソースを作った。ツヤツヤ真っ赤でなかなかの出来ばえ。
 母が亡くなった25年前、我家に母が沢山の苺を抱えてやって来た。
姑と私の農作業の手伝いに・・・。娘達も幼く、夫はサラリーマン、桃の袋掛け作業は私もまだ慣れてない、母も初めてでありながら娘の手伝いに来てくれた。
普段娘の嫁ぎ先など来る事も無かったのでとてもうれしかった。これが最後の母だった。
 ”気は心です・・・”と言ったあの時の言葉はいまも忘れられない。
<気は心>謙虚な言葉は母から教わった。

  < 母の日を それぞれ思う 娘等は >

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仕事人

2008-05-10 20:23:55 | Weblog
 先日までの暑さは何だったんだろう。
 ガラス室内は日中37度にまで上昇した温度も今日は13度と冬並みの温度にどうなってるのー?
やわらかな若葉と開花前のアレキサンドリアの花房の手入れ作業。このグリーンが光を通し爽やかに自然の恵みを感じさせる。こだわりの作業アイテムは掌に入ってしまうほどの小さなハサミと老眼鏡。何しろ小さな小さなゴマ粒ほどの蕾をカットし房型に整える地味で細やか尚且つ孤独な仕事。
しかし、このゴマ粒に備えられたパワーが仕事人の私にも喜びをくれる。いつの間にかこの厄介とも思えていた仕事が好きになってきた。ハサミさばきもカリスマ?。

  < 丹精の 言葉を感じ 意欲湧く >
 

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シラン

2008-05-09 20:45:46 | Weblog
 紫蘭の名の通り赤紫色の花が鮮やかに咲いている。
 夏・冬問わず早起きの我家の一日の始まりはまず夫が起床。自分でコーヒーを淹れ新聞を読む。そこへ自称低血圧の妻は起床しデンと腰をすえコーヒーをいただく。そんな毎朝に小言も無く寛大な夫。
 今日は昨夜の藤のライトアップで疲れたのか妻の私はもうお休みいたそうと思うものですが、”俺より早く起きろ””俺より遅く寝ろ”などとは言わない夫に感謝でございます。
ホントに夫が<まさしくん>でなくてよかったな。

  < シラン顔 口も出さない 思いやり >

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2008-05-08 20:54:01 | Weblog
 連日の根気の要る作業に明け暮れ金魚のアップアップ状態になってくるのではと感じていた。
酸素補給にアフターファイブは癒しの藤公園へと高速道で出かける。キリンやアサヒに癒されるのもいいが・・・。女性には花との相性がいい。
 上司に早退許可を頂く事も無く、思いつきのまま即、実行できるという家業のありがたさかな。
少々満開時期を過ぎてはいたがライトアップされた藤棚の下を散策してリフレッシュし明日への活力を充電した。
 一富士・二鷹・・・ならぬ一藤になぜかよろこび感じた夜。

  < 理屈こね 早仕舞いして 身を保つ > 
 

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連休明け

2008-05-07 20:47:32 | Weblog
 我家のシンボルツリーのモミジの若葉も連休を明ける頃になると徐々に緑色に変化してくる。再び秋には燃える紅葉となるのだが。只今が春の見頃だろう。
 連休に無縁の私には連休疲れも無く快調。
経済が連休明け状態の為にスーパー設置のATMに向かう。カードを挿入し暗証番号をポンポン・・・取り扱いできませんの画面を何度か繰り返してみるが通帳も取り扱い不能。とっさにATMを疑うより自分の脳に自信喪失し、もしや<ボケ><認知症><アルツハイマー>の疑いばかりが脳裏をカスメ血の気が引き青ざめて来るのを感じた。4桁の数字も忘れてしまった・・・?。
 銀行に場所を移しもう一度トライしてみるが同じ。係りの方を呼び事情を説明するとATMの稀なトラブルと通帳磁気が弱くなったためらしい。ダブルパンチに見舞われ赤くなったり、青くなりながら一件落着。

  < ただ恐怖 自信なくした 記憶力>
 

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写す

2008-05-06 20:54:28 | Weblog
 いつでも、どこでもカメラを持ち歩き興味があればカシャリ!
五月の風にぴったりの可憐なスズランが小さなガラスの花瓶に爽やかだ。
庭に咲いたスズランをトイレの棚に飾った一枚の写真。娘が飾ったもの。
 こんな気配りの出来る娘であったかと親莫迦な母がうれしい一枚を撮ったわけだ。そういえば今までもチューリップ・水仙なども飾ってくれていたんだ。
何で今さら写真に撮ろうと思えたのか?花も可愛いい、娘の優しさ、母の嬉しさを写したかったのかなと思える。
 心を写すそんな一枚もいいものだな。

  < ハイテクが 心までもを 写しだす > 
 

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端午の節句

2008-05-05 20:32:08 | Weblog
 <手造りのしかも味噌餡柏餅> 草間時彦
この時季になるとこだわって作ってみたいと思いながら何年も見送っていた味噌餡柏餅。
今年こそ究極柏餅で端午の節句を・・と準備する。
柏葉は散歩途上で見つけていた地元の天然物、上新粉・餅粉は地元道の駅で調達、春先に摘み冷凍庫に眠っていたヨモギ、昨夜あらかじめ練り上げた白餡は白味噌を加え味噌餡とする。
いくつもの<しかも>を重ね準備万端!。
こだわった割りにはレンジクッキングと超簡単スピード仕上げ。
 とてもこだわりとは言い難いがまずまずの出来栄えに満足!
五年越しの恋が成就したような気分だ。

  < こだわりを 丸めくるんだ 節句の日 >
コメント (2)
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ゴールデンウィーク

2008-05-04 20:53:21 | Weblog
 ゴールデンウィークのまっただ中、昨日はカブト虫を届ける途中に通りかかった空港近辺で思わず車を止め写真を撮った。
田舎の空港とはいえやはりゴールデンウィークは車も人も普段とは違っている。
 整列した機体、滑走路を駆けてくる機体、離陸する機体、面白くカメラにおさめた。
 その昔、私が小学生、幼稚園の頃の遠足の定番は飛行場、動物園だったように思う。あの頃はプロペラ機が数機。それでも子供達は楽しんでいた。
 おばさんのゴールデンウィークは10分程度の飛行機撮影で終わり常夏のガラス室の葡萄の手入れ作業と相成りました。
青く澄み渡った空を見上げると何処に向かうのか一機。まだまだ続く撮影。

  < 空見上げ 一日挑む 灼熱の乱 >


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カブト虫

2008-05-03 21:11:46 | Weblog
 今日は連休ということで我家で育っているカブト虫を嫁がせることにした。
小学生の男の子にはカブト虫は今も昔も人気のようで”やったー!”と大喜び。
飼育方法も詳しく知ってるようでいろいろ教えてくれるものの現代っ子の飼育法。
桃作りおばさんとしては、エサはもちろん桃と言って欲しかったが、小学生いわく、”カブト虫にはゼリーだよ。果物は下痢するんだ。”おやまあー昆虫博士には参りました。おばさん達の人気はビートルズでしたっけ。
 これはもうカブト虫も小学生もうならせる程の美味しい桃を育てるしかないね。

  < ビートルも 絶句させたい 桃作り >

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ご近所さん

2008-05-02 20:51:48 | Weblog
 通りかかりの畑に白いハンカチでも振っている様に白く大きな牡丹の花が風に揺れていた。思わずカシャリ!
 庭先だけでなく畑で楽しまれている沢山の花に通りかかりの人たちのコミュニケーションの場となっている。きれいな花には人も誘われ井戸端会議のイメージとは違い潤いのある会話がはずむような気がする。
花好きご近所さんは、育てた花や苗を頂いたり、差し上げたり、いいお付き合いも出来る。
 今年は春先から花だよりだけでなく花イジメが次々と報じられ荒んだ世の中になったものだと感じていたが、我家のご近所の平和なこと。

  < 時わすれ ババコン広場 花談議 >

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八十八夜

2008-05-01 19:49:05 | Weblog
 夏も近づく八十八夜。連日初夏の暑さ。
茶摘のように仕事歌でテンポよく働きたいものだが、我家の果樹栽培の作業は暑さとの戦い。
そこそこ歳を重ねると紫外線は大敵。日焼けシミが気になる。ホッかぶりで日焼け防止するしかないね。
畑も買い物も大好き。助手席に大喜びで乗ってはいるがイマイチ働くぞーの姿勢が見えない。せめて仕事歌の合いの手でも入れるくらいの相方でなくては・・・。


  < ホッかぶり 愛犬お伴に 桃畑 >


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