晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

適期

2015-05-21 21:03:45 | Weblog
 果樹栽培の作業には何をするにも適期というものがあります。
私が担当の桃の摘果作業もいつまで時間をかけてもいいものでもなく、夫のブドウの種なし処理もタイミングが重要。
それだけに今が重要な時期で、お互い一人で行う作業にも気がぬけません。

 畑でひと休みし、遠くの景色を眺めながら思いにふけていました。
 夫は三十才で父と死別。私も三十才で実母と死別。私たちはこの親以上の人生を生きているわけだな…と。
なんだか肩は凝るし疲れたな…と思いながらも反面、よく頑張って来たと自分を褒めてやりたくもなります。
あぁ!父が居たら母がいたならば、きっと「よくやった」の労いもあったかな…。
 私も舅と死別した当時は25才の若い嫁。母との別れは30才の子育てに精一杯の娘。
すでに30年以上経った今、懸命にはたらく農婆になっていようとはきっと思ってもいないでしょう。
 日中の暑さに「はーっ!」と息つきながらもやり甲斐や生き甲斐を感じる第二人生。
 生涯農婆を目指す私、適期を見計らいそちらに行きたいと思っています。その時はゆっくりお話も出来るでしょう。
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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (博多の華)
2015-05-21 21:44:12
私の母を目標にするなら・・・まだまだ甘い・・・と年下の私が思ってます。〔すみません・・・焼酎呑みました〕
それぞれの適期 (晴耕雨読なくらし)
2015-05-21 21:48:09
感慨深いことばですね。
人の一生は誰も読めません。
与えられた命をどう使うかは人それぞれです。

走馬灯のごとく移ろってきた60年余、
次の世代に残せるものは何だろうと、
自問することがあります。

世間的な輝きより人としての輝きを、
子や孫たちに伝えれたらと思うこの頃です。
農業にも (ぐり)
2015-05-21 22:01:32
果樹栽培にも適期というものはありますね
逃すといいものはとれませんね
待ったなしで大変だと思います
30歳とは若かったんですね
動けるうちがシアワセ (桑畑)
2015-05-21 22:43:43
今日も畑で思ってました。
刈払機での作業やトマトのトマトトーンをつける作業等々
今週の月曜日に同級生の告別式でした。
つい思い出しながら・・・
しんどいけどこの作業ができることに幸せを
そして彼女に安らかにと

今現在生きて何でも出来ることが
どんなにありがたいことかと
改めて思ってます。
Unknown (静香)
2015-05-22 10:35:16
始めまして徳島の農婆です

以前から拝見していました

読みながら、うなずいて
素敵なブログに読者登録させていただきました

いつもありがとうございます

目標 (ルイコ)
2015-05-22 21:01:34
 博多の華さんへ
 コメントっていいですね。ありがとうございます。
焼酎を呑みながらお喋りのごとくコメント。私は牛乳飲んでますけど・・・。
 お母様を目指す私はまだまだです。適期は先のようですわー。
最後に決まるのでしょうか (ルイコ)
2015-05-22 21:09:50
 晴耕雨読なくらしさんへ
 適期が来た時に「いい人生だった・・・」と思えるのはきっと苦労の挙句にでも感じられることではないかとこの頃思います。
 これって農作業に脂がのって来てるのかな?
こんな婆がいたことをブログで残してみるのも面白いでしょうね。
追われてます (ルイコ)
2015-05-22 21:11:44
 ぐりさんへ
 生きものを育てるには何にしても同じでしょうが、頃合いがあるでしょうね。
果物は特にそう感じます。
そうそう! (ルイコ)
2015-05-22 21:17:22
 桑畑さんへ
 健康で仕事が出来ているのは幸せだと私も同感です。
お友だちとのお別れが健康の有り難さをいっそう感じさせられますね。
 野菜作りも失敗の連続ですが、この次は・・・と思うことが出来るのが農業の魅力でもあるのでしょうか。
初めまして (ルイコ)
2015-05-22 21:28:22
 静香さんへ
 ようこそ晴れの国・ブログへお越しくださいました。
そして読者登録ありがとうございます。
 
 お姑さんとの記事を拝見し、我が家の数年前を思い出すようです。
晴れの国・岡山の風を海を渡りお届けしたいと思います。

 どうぞよろしくお願いいたします。

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