晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

桜茶に誘われ (^<^)

2018-03-08 20:55:16 | Weblog
 先日、新聞読者のとても素敵な投稿エッセーを読んで私も思い出したように桜茶をいれてみた。
桜茶は毎年つくるが使い切ることないまま次の春が来てしまう。<去年の桜茶>もこんなに綺麗だったわ。(^_^.)

 エッセイを投稿された方は高齢の女性。
寒波で体調もすぐれない時、お嫁さんからいただいた桜茶から、50年前のご自分が嫁ぐ日の朝ことを思い出し書かれていた。
 当日、気ぜわしい中でお母さんが桜茶をいれてくれたと・・・。
桜は夫婦の支え合いを表す「人」の文字になるよう、2輪いれるんだよとおっしゃられたそうです。

 私も40数年前、嫁ぐ日に母が同じように桜茶を用意してくれた。
私は馴染みのない桜茶は、きっと花開き縁起がいいのだろうぐらいしか思っていなかった。
あの時の母は52歳、やはり2輪入れたのかしら?若くてそんな深い意味合いは知らなかったかな・・・嫁ぎゆく末娘の私とどんな会話をしたかも思い出せない。言葉も出なかったかな・・・。
 
 私の桜茶はお湯呑の中でふわぁ~と広がり「人」の文字が現われた。
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