晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

産直への道

2015-10-22 21:23:16 | Weblog
 早期退職し、決められたレールの上を走らなくなった爺は水を得た魚のように果物作りに夢中です。専業農家としてはや12年が過ぎました。
 兼業では考えもしなかった産地直売所への進出も何年になるのだろう・・・。
 産直のおもしろさがこの頃すこし感じられるようになった気がする。

 産直担当の婆は早朝から搬入に出かけます。遅くたって構わないのだけれど…やはり朝が気分も清々しく仕事への意気込みが違うように思える不思議。
 地元を走るローカル線は走行距離も短く単線の上運行回数が少ない。
踏み切りの向こうに見える交差点の信号機は青、「今のうち・・・」と思うのだけど、なぜかこの手前の踏切近くになると警報機がカン・カン・カン・・・婆は同じ時間に毎日通るわけではないのに不思議、また引っかかったわ。
 通勤通学時間帯「あちゃーっ!」また今日も・・・こんな時はいつもこう慰めます。
まれにしか通らない列車に今日も遭遇してしまった。なんてラッキーな・・・。宝くじでも買おうかしらなんて・・・。

 決められたレールを決められた時刻に走らなくてもいい自由。自分が一生懸命育てた作物を自分の思いで値付けし、その評価は売れるか売れないかで問う産直。これが産直の面白さです。
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