rakitarouのきままな日常

人間様の虐待で小猫の時に隻眼になったrakitarouの名を借りて政治・医療・歴史その他人間界のもやもやを語ります。

騒ぎすぎ”パニック”?いや意外と冷静では?

2009-05-22 18:52:26 | 社会
新型インフル感染 国内確認300人超す(朝日新聞) - goo ニュース

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ブログなどでは政府の対応を騒ぎすぎとか日本国民がパニック状態とか揶揄する姿勢も出てきましたが、今回の政府の対応は常識的でよかったと考えます。対応を批難している人達も、日本にインフルエンザが来た時は毒性が変わって人が次々死んでいたら、したり顔で「騒ぎすぎ」などと言わず「政府はもっと真剣に対応すべきだったのだ」などと上から目線で責任追及していたはずです。医療というのは悪い方の事態を想定して対応するのが「常識」であってはじめから舐めてかかるのは「どしろうと」の対応です。

専門家と称する人にも結果を見てから「私ならこうした」的な意見を後から言う者がいますが私に言わせれば「無責任な卑怯者」以外の何者でもない。その時の責任者の立場に立って最も良いと考えられる決断を下していることが明確ならば結果が少しずれていても「良い判断だった」と評価するのが「本当の専門家」というものです。

ただし、状況が変化してくれば時宜に応じて柔軟に対応を変えてゆくことは勿論大事であって、日々県や保健所から医療機関に送られてくるインフルエンザ対応情報を見る限り、現在の厚労省や各地方公共団体の保健衛生担当者は良く対応していると感心します。

むしろパニックなどと煽られているけれど、街行く人達の反応や大阪の高校生がかえってカラオケボックスに殺到などという記事を見ると若者も含めて国民は冷静に対応していて日本人はマスコミが期待するほどバカではないと感ずるのですが。
コメント
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