rakitarouのきままな日常

人間様の虐待で小猫の時に隻眼になったrakitarouの名を借りて政治・医療・歴史その他人間界のもやもやを語ります。

突かれると「痛い」問題ほど反応が大きい

2008-07-14 18:39:04 | 政治
「竹島」中学校の解説書に明記、領土巡る表現は韓国に配慮(読売新聞) - goo ニュース

社会においても、国家間においても「指摘されると弱い」問題ほど相手の反応が大きいことがわかります。韓国にとって不法に占拠した竹島はよほど「指摘されたくない問題」「そっとしといて欲しい問題」なのでしょう。中国における「チベット侵略」も同様に突かれるととても痛いと見え、すごい反応を示します。

同じ領土問題でもロシア(旧ソ連)は、日本が北方領土を返せと発言すること自体を神経質に反発しなかったのは、大国の度量もあるのでしょうが、彼らにしてみると「戦勝国の当然の権利」という気持ちがあり、精神的な「負い目」がないことが見て取れます。返して欲しければ交渉次第、日本が「北方領土は日本の物です」と主張すること自体にヒステリックな反応は示さないわけです。

米国は昨年久間防衛大臣の罷免問題で「原爆を落したのは誤りだったのでは」という世論がおこりそうになった時、慌てて「原爆投下は早期戦争終結に貢献する正しい判断であったことは歴史の常識」と政府高官から緊急発言がなされ、これは「痛い所なんだな」ということを露にしました。

下関教育長の「日韓併合は植民地支配ではない」発言では、朝日毎日の新聞、民主社民の政党、その他の支援勢力を総動員して「日韓併合が植民地支配であったことにしておいてくれ」という反応を示しています。そうでないと朝鮮学校の支援金が得られないからです。

世の中には「明らかな嘘」を強引につきとおさないと守れない利権がいかに多いか、学校教育で教えるべきはまさにこのような「世の中のしくみ」ではないでしょうか。「突かれると痛い問題ほど反応が大きいのです。世の中の虚構を見破ることは以外と簡単なのです」と中学の社会科の教科書に明記してはどうでしょう。

私はもうひとつ「嘘には嘘を重ねる法則」というのもあると考えています。
歴史的な虚構を証明するには嘘の証拠を捏造するしかないから、これが証拠ですと示された真実とされるものが虚構であった場合、その元の証明しようと試みた話も嘘であると考えてよいということです。南京虐殺の証拠写真などこの良い例でしょう。他にも例はいくらでもあげられると思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする