goo blog サービス終了のお知らせ 

rakitarouのきままな日常

人間の虐待で隻眼になったrakitarouの名を借りて人間界のモヤモヤを語ります。

Fairey Barracuda Mk.II Eastern Express 1/72

2022-05-04 18:15:06 | プラモデル

英国海軍の艦上攻撃機フェアリー・バラクーダを作りました。Eastern Expressはロシアの模型メーカーで、模型の出来は1960年代の100-200円で売っていたプラモデルと同レベルであり、珍しい機種であったので購入したのは15年以上前ですが内外装などかなりアバウトな作りであったので製作には気合いが必要と感じていました。

いろいろ自作して改造した部位      仕切りや航法士の人形、椅子、照準機など自作、連装機銃は他のプラモの余りを流用

Fairey Barracuda(オニカマス)は、一見して解る様にかなり特異な形状をした攻撃機であり、あまりに旧式であったフェアリー・ソードフィッシュ(メカジキ)の後継、複葉機のフェアリー・アルバコア(マグロ・フェアリー社の飛行機への命名は迫力に欠ける感あり)も1940年就役した時には日本の97式艦上攻撃機などに比べて時代遅れになっていたことから急遽開発が進められたものです。この決して空力的に洗練されたと言えない形状は、海軍省から出された航法・爆撃手用の下方視界確保用の大きな窓と急降下爆撃の要求が全ての原因です。下方視界確保のため、単葉の翼は胴体上方に設置せねばならず、艦上機でありながら異様に長い幅広の脚が必要でした。3名の乗員は翼の前後に長い乗員室を設けて配置され、上下に大きい胴体であるのに魚雷は機内でなく胴体下に懸架する必要がありました。結果的にMonoplane Air Tail (MAT)と呼ばれる投下後に外れる空中安定翼を魚雷尾部に装着する必要がありました。

急降下爆撃を可能にするため、急降下時には上方へ翻転するヤングマン・フラップを装着することになり、しかも急降下時にこのフラップで起こされる乱気流を避けるために水平尾翼は垂直尾翼上部に移動され、補強の支柱が追加される結果になりました。ロールスロイス・マーリン32エンジン1640馬力装着、最高速度390km、航続距離1,850km総重量5,987kgと重量級で運動性能は軽快とは言えず、戦艦ティルピッツの攻撃などが主な戦績ですが、Mk IIは1,688機が作られました。

エクストラダークシーグレーとダークスレートグレーの迷彩   特徴的なヤングマン・フラップ

モデルは後発のspecial hobby製1/48の作図など参考にして、コックピット内、機銃、吸気口、魚雷装着架、翼の取っ手、着艦フック、ASVレーダー用アンテナなど自作しながらゆっくり作りました。整合も予想通り悪かったのでパテなどで修正、ヤスリで削り込みなどして合わせました。上面はエクストラダークシーグレーとダークスレートグレーの迷彩(パターンもspecial hobbyの図を参照した)、下面はダッグエッググリーンです。アンテナ線は2本(図解世界の軍用機史 イギリス軍用機集1931-1945 グリーンアロー出版2002年)の図と箱絵は3本でどちらが正しいか不明ながら取りあえず3本として0.2mmの真鍮線で作りました。前任のフェアリー・ソードフィッシュと並べてみました。

MATを尾部に装着した魚雷。先端は実弾は黒。 複葉機のソードフィッシュは展示仕様なので先端が赤い訓練用の魚雷を装着している。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Messerschmitt Bf-109 F4 trop Finemolds 1/72

2022-05-04 10:17:44 | プラモデル

第二次大戦中のドイツ軍定番戦闘機 メッサーシュミットBf109 F4を作りました。意外にもE型やG型のモデルは比較的豊富にあるのですが、F型の1/72は余り良い物が無くFineMoldから歴装ヲトメシリーズの一つとして出ている物を購入しました。

メッサーシュミットは開戦当初E型(エミール)が、英軍スピットファイアと同様他の同時代戦闘機を大きく上回る性能を示しましたが、エンジンの出力を増加したメルセデスDB601E 1300馬力に換装されて火力を集中できるエンジン軸内機銃が実用化されてしかもF(フリッツまたはフリードリヒと呼ばれた)3-4型から20mm MG151機銃が装着されて、20mm機銃を装備したスピットファイアMkVとも互角に戦える様になってメッサーシュミットの完成形になってゆきます。G型(グスタフ)以降はF型の付け足し的な性能改善型になります。F型は1941年5月から生産が開始され、42年5月まで3,120機が生産されました。

エンジンや機首機銃も見えなくなるが作り込まれている。       デカールも細かい アフリカ戦線仕様の機体 27戦闘航空群 1942年

モデルはFineMoldsの社名に恥じない田宮・ハセガワを凌ぐほどの作り込みで作り易さや整合については何の心配もない内容でした。デカールも細かい所まで完璧に再現されていて貼るのが大変な位でした。アフリカ戦線仕様の機体と塗装で下面RLM78ライトブルー、上面RLM79サンドイエローです。1/35の熱帯用航空服を着た歴装ヲトメが付いていて、空戦時の戦闘機動を解説しているポーズというので、昔作ったロンメル元帥とアフリカ師団の2号戦車(タミヤ製)と並べてみました。

アフリカ師団の二号戦車        上面サンドイエロー 下面ライトブルー

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sukhoi Su-2 ICM 1/72

2022-05-04 08:56:58 | プラモデル

スホイ Su-2は、Pavel Sukhoi(パベル・スホイ)により1936年にソ連で開発された軽爆撃機です。初期にはANT-51と言う名称で開発されましたが、同時期に開発されたイリューシン2(IL-2)の方が武装や防御などについて優れており、M88エンジンを装着されてSu-2は近距離爆撃機として1940年に採用されましたが、1942年まで793機が製造され対ドイツ枢軸国戦の初期に活躍しました。Tumansky M88エンジンは1,000馬力、最高速度は485km、航続距離は1,100kmで武装は7.62mmShKAS機銃翼に4、後方銃手1、下に1で、爆弾600kg或はRS−82ロケット弾8-10発装備可能でした。

SU-2実機 あまり写真は残っていない。    ICM 1/72 Sukhoi Su-2

モデルはウクライナのICM製で、作り易いとは言えませんが、金型も新しく、整合は良好です。日本ではプラモデル老舗のハセガワ製作所が輸入代理店になっています。コックピットや後方回転機銃などの作り込みも丁寧で実機に則していると思われます。塗装は上面ロシアングリーン、下面ライトブルーの標準的な塗装をスプレーしました。翼の機銃などを少し自作しましたが、殆ど元の模型通りです。アンテナは0.1mmの真鍮線を使用してみました。少し前の同系爆撃機ニーマン(ハリコフ)R10と並べてみました。

乗員の区画は英軍機などと比べると比較的広い。    後方機銃などの作り込みも良好と思う。

特徴的な翼形が解る。  同系のニーマンR−10軽爆撃機。翼の形などの設計思想は同じと思われる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Fiat Cr 42 Falco ITALERI 1/72

2022-02-20 16:06:14 | プラモデル

イタレリ製の1/72 Fiat Cr.42 Falcoを作りました。2007年に出された模型をBattle of Britain80周年記念で、イタリア空軍として参加した一部部隊のマーキングを追加して2020年に再販されたものです。

80周年式典(英国空軍公式ページから)   2020年に英ダックスフォードでレストアされ公開されたFiat Cr. 42 Battle of Britain参加機の塗装

Fiat Cr42は1938年から終戦にかけて作られた戦闘爆撃機ですが、複葉、固定脚で最高時速400kmと言ってもメッサーシュミットやスピットファイアと比べると明らかに古く、武装も機首の12.7mm機銃2丁のみで性能も今ひとつです。英空軍の複葉機グラジエーターとならば何とか戦えたものの、新鋭機では歯が立たず犠牲も大きかったようです。前任のCr32(外見はハインケルHe51に似ている)がスペイン内戦でソ連機に対して好成績を残した事に気を良くしたイタリア首脳部がCr32のエンジンをFiat A74星形14気筒840馬力に強化した進化型を採用した結果でした。初戦以降は主に夜間戦闘機や低空からの爆撃任務に使われましたが、安定性の良さなどから1781機生産され、ハンガリー、ベルギーなど各国で使われました。

Heinkel He 51 との比較、少しは新しい感じか 塗装はBattle of Britainではなく、第四航空群84戦闘機隊 1941年リビア(アフリカ戦線)のもの

模型は21世紀になってからの金型で老舗のイタレリ製であり、作り易く整合も良い物でした。1/48の模型をスケールダウンした部品の作りの様で、かなり細かく、点数も多めでした。塗装は迷彩を施してから組み上げる必要があり、それなりに作り慣れていないと戸惑うかもしれません。彩色はイタレリアクリルペイント指定なので解りにくいのですが、地はダークイエロー、迷彩はレッドブラウンとロシアングリーンを使い、支柱はブルーグレー、エンジン内側はニュートラルグレーにしました。リグは少ないながら今回は0.1mmの鋼線をリューターで螺旋状に強化して使ってみましたが、0.2mmの真鍮線辺りの方が使い易かったかも知れません。Cr32に似ているHeinkel He51と並べてみました。

上面はダークイエロー、レッドブラウン、ロシアングリーン、下面はシルバーです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Albatros W4 seaplane RODEN 1/72

2022-01-23 17:12:20 | プラモデル

第一次大戦中の渋い模型を得意とするウクライナのプラモメーカーRODEN製のアルバトロス W4水上機を作りました。以前AirfixのHanover CL IIIで自作デカールによる陸上機のローゼンジ迷彩塗装をしましたが、いずれ海軍機のローゼンジ迷彩を試みたいと思っていたので今回作りました。しかも初めからキットにローゼンジ塗装用のデカールが付いているというサービスぶりであり、大いに助かりました。

実機の写真、上翼に付けられたラジエーターとエンジンを繋ぐパイプや上面のローゼンジ迷彩の一部が解る      RODEN Albatros W 4 1/72

Albatros W4は1917年に水上機型戦闘機の開発を命ぜられたアルバトロス社が当時新鋭であったAlbatros D Iを基に翼と尾翼を改変し、フロートを付けて完成させたもので、Mercedes D III 直列6気筒160馬力エンジンを搭載して、最高速度160km、滞空時間約3時間、武装は7.92mm機銃1-2丁でした。118機が生産され、北海、バルチック海で哨戒、偵察任務に就いたとされます。水上機は航海士とパイロットを一人で兼ねる単座でなく、Hansa Brandenburg(日本にも輸入された)の様な複座機が重用されるようになり、Albatros W4は比較的安定した性能でありながら戦争後期には練習機として使用される様になりました。

ローゼンジ迷彩のデカールは組み上げる前に貼付けないと後からは貼れない    陸軍機は下面も薄いローゼンジ迷彩が施されたが、海軍機はベージュで塗装された

模型は面に線で接着する様な設計になっていて作りにくいRodenらしく、難度の高いものでしたが、翼やフロートの接着はドリルで接着部に穴あけなど補助をして何とか製作。ローゼンジ模様は組み上げる前に写真に示すように貼っておかないと後からは付けられません。海外の模型評論ではローゼンジの色が正しくないというものがありましたが、飛行機模型製作のバイブル的に頼りになる「世界の軍用機塗装・迷彩史1914-1945」(グリーンアロー出版2000年 野原 茂著) によるとドイツ海軍のローゼンジ迷彩は青系と茶系の2種類あり、青系はグレーブルー、ライトブルー、ミドブルーの三色からなるとされて、カラーの色見本も模型に付属していたデカールの色と大きく違わない様なのでこの模型の塗装で間違いないと考えました。RODENらしくリグの張り方などは図解で示されていて今回は小さい模型なので全て0.3mmの真鍮線を使って張りました。前回作ったハノーバー CLIIIと並べてみました。

リグは0.3mmの真鍮線を使用しました。  ブルー系のローゼンジ迷彩が映えます。

ローゼンジ迷彩も陸軍機とは違う雰囲気があります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Letov S-328 Slovak Air force Special hobby 1/72

2022-01-10 10:24:42 | プラモデル

チェコスロバキア航空工業は、1930年代に国産の多用途機Letov S-28を開発し、その改良型である128、228はエストニアやフィンランドに輸出されました。強力なブリストル・ペガサスエンジンを搭載したS−328は1933年から生産され、チェコスロバキア空軍、ブルガリア空軍などで大戦中偵察、軽爆撃機として使用されました。派生型を含めて412機が生産され、最高速度328km/時、航続距離1,280km、武装7.92mmSukoda31機銃2-4丁、爆弾最大500kgでした。水上機型は黒海で対ソ連潜水艦哨戒にも使用されました。前回Petlyakov Pe-2で説明した様に、第二次大戦中チェコスロバキアは枢軸側に付いて独立したスロバキアと分割占領されたチェコに別れました。チェコスロバキア空軍のS-328はそのままスロバキア空軍の標識に変えてポーランド侵攻や対ソ連の東部戦線に投入されました。今回作ったのはその際活躍したスロバキア空軍所属の物です。

第二次大戦中枢軸国側で戦ったスロバキア空軍のLetov S-328実機と Special hobby 1/72 Letov S-328

模型はチェコのプラモデルメーカーであるSpecial hobby製で新しい金型なので機体内部の骨格なども作り込まれた精巧なものでした。上面カーキ、下面シルバーの塗装で東部戦線用の黄帯は汚れ塗装をする様にという記載までありました。チェコとスロバキアは度々対立分割を繰り返した歴史がありますが、ユーゴスラビアのボスニア内戦の様な宗教や文化の違いから互いに殺戮し合うといった悲惨な対立は無いと思われます。大きくはスラブ民族に属し、チェコが工業国で合理的な考えの人が多いのに対して、スロバキアは農業国で敬虔なキリスト教信者が多いといった違いがあると言われます。従ってチェコスロバキアで生産された航空機がそのままスロバキア空軍で使用され、チェコのプラモデルメーカーが対立関係にあったスロバキア空軍の仕様の模型を勢力的に生産するといった事が行われているのでしょう。新しい金型で整合は良いといっても複葉機でリグを張るのはそれなりに大変で忍耐が必要です。翼の桁の取り付けには0.5mmのドリルで穴あけの上で固定をした方が、上翼が安定します。同時代の航空機として枢軸国側で戦ったルーマニア空軍のPZL23B Karas軽爆撃機とスペイン内戦でナショナリスト軍に参戦したHeinkel He51を並べてみました。

操縦席などの作り込みも細かい  リグはミシン糸と0.3mmの真鍮線を使用

このタイプはドイツ製の無線機を搭載していた由

飛行機プラモデル界では割と珍しい国と機体の組み合わせ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Petlyakov Pe-2 Aitfix 1/72

2021-12-30 14:29:30 | プラモデル

1939年に設計開発されたソ連の双発爆撃機で、ツポレフSB−2と同様高速性能を重視した多用途爆撃機でした。ウラジミール・ペトリヤコフによって設計され、1,100馬力V型12気筒の水冷クリモフM105Rエンジン2機を搭載して高度5,000mで時速540kmに達したと言われ、護衛の英国製のハリケーンは付いて行くのがやっとであったと記録されています。中低高度からの急降下爆撃を主任務として、両翼にドイツ軍のJu-87の様なダイブブレーキを装着していますが、その高速性能から偵察や戦闘機としても活用され、終戦までに11,427機も生産されました。乗員3名、武装は7.62mm機銃3丁、爆弾最大1,000kg搭載、航続距離は1,200kmでした。第二次大戦における戦勝への貢献度が高い割りに、現存する写真はあまり多くなく、プラモデルの種類もあまり出ていません。今回作ったairfix製プラモもデカールなどの装丁は2000年以降のものでしたが、金型は中学生時代に作った物と同じ60年代でした。

Pe-2の実機         Aifix 1/72 Petlyakov Pe-2 Czech Air Force late1940's ダイブブレーキの配置が良く解る。

第二次大戦を生き延びた大量のPe-2は、戦後もポーランドやチェコスロバキアに引き渡されて爆撃・練習機として活用されました。今回作ったのはプラモに設定されていた1940年代後半にチェコスロバキア空軍で使用された仕様で、上面ブルーグレー、下面ライトブルー塗装です。チェコの識別マークは国旗を象ったものですが、赤(血・ボヘミア)白(清潔・モラビア)青(空・スロバキア)を表す汎スラブ主義のマークとされますが、機内から見て国旗と同じ配置になる様に、胴体に向かって内側が赤になる左右別設定であることが珍しいと思います。今回はアンテナをミシン糸でなく0.1mmの鋼線を使用してみました。金型が古い事や凸モールド(2B鉛筆で筋書き)など、簡単でない所もありました。中学時代に作った(やや雑な)飛行姿勢のPe2と並べてみました。

国籍識別マークの配置が特有で面白いと思います。上面はブルーグレー

チェコスロバキアの複雑な歴史をすんなり説明できる日本人は少ないと思いますが、1918年の第一次大戦後に独立するまでは、チェコはオーストリア、スロバキアはハンガリーに属していました。50%がチェコ人、15%がスロバキア人で残りがチェコスロバキア国籍のドイツ、ハンガリー、ルテニア、ユダヤなどの多民族国家だったようです。1938年のミュンヘン協定をきっかけにチェコスロバキアは解体に進み、1939年にナチス・ドイツと結んだスロバキアが独立、チェコは分割占領されました。チェコとスロバキアは以降もわだかまりが残ることになって1944年にチェコスロバキアが再興(1948年チェコスロバキア社会主義共和国設立)された後も対立することになります。1968年のプラハの春ではスロバキア出身のドプチェクはチェコとスロバキアの対等な連邦化を目指しますが、ソ連の介入で頓挫します。1989年のビロード革命で共産党支配が排除され、民主的な連邦分離が決議されて1993年にチェコとスロバキアは平和的に再度分離独立(ビロード離婚)し、EUに属して現在に至ります。尚国旗は現在もチェコ共和国がチェコスロバキアと同じ物を使用しています。

同じ金型の昔作ったソ連空軍仕様      飛行姿勢のものもそれなりに形良いと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Dornier Do 17-Z10 ドイツレベル1/72

2021-12-06 18:29:04 | プラモデル

胴体の細さから空飛ぶ鉛筆の異名を取ったドルニエ Do-17を作りました。爆撃機として使用されたZ型のうち、Z10は主に夜間戦闘機として使用された型です。もともと郵便輸送用に高速機として設計されたドルニエは1936年に量産型EF型が生産される時には再軍備に伴う爆撃機として生産されました。しかし改良を重ねたものの、メッサーシュミット用の水冷ダイムラーDB601 1,100馬力が戦闘機に優先されて配備されたため、空冷Bramo323を使用することになり、速度、爆弾搭載量でユンカース88やハインケル111に劣る中途半端な機種になってしまいました。それでも1940年Battle of Britainでは英本土空襲にも使用され、それなりに活躍します。Z型は913機生産されました。1940年ルール地方への夜間空爆が本格化し、ドイツ空軍も夜間戦闘機の必要性を認識して、Z10の機首に赤外線照射装置と風防に受光装置を取り付けたKauz IIと呼ばれる機体を開発し、夜間爆撃を行った英軍機を追跡して撃墜する長距離野戦戦闘爆撃機が開発されます。機首にFuG202と呼ばれるテレビアンテナの様なレーダーを装着したタイプもあります。また敵航空基地に焼夷弾を投下する事も行いました。今回作ったのはそのタイプです。

機首にレーダーを装着したタイプの実機       機首に赤外線照射装置、風防が強化ガラスが追加されて受光装置が付いている。

 

模型は新しい金型でドイツレベルと言いながら中身はウクライナのICM製のロゴがあります。見えない所まで良く作りこまれていて、見えなくなるのはもったいないので製作途中で胴体内の梁やパイロット席の計器の写真を撮りました。爆弾や風防など爆撃機タイプのZ2型も作れる内容の部品が揃っていましたが、説明書通りにZ10で作成、全面黒の塗装は面白くないので説明図にあった上面ダークグリーンとブラックグリーンの折れ線迷彩、下面ライトブルーの機体を作りました。Do-17の発展型であるDo217と並べてみました。

内部部品も良く作られている。戦闘機型は爆弾槽に895Lの追加燃料タンクを備える。胴体の細さが絞り込まれた形状から解る。

塗装はRLM70、71と65下面をスプレー塗装しました。鍵十字はみりたり奄さんのを使用。

発展型のDo217と比べると217の爆弾搭載量はかなり改善されたとされるが、形や大きさはよく似ているのが解る。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Kawasaki T-4 航空自衛隊 Hasegawa 1/72

2021-11-03 18:22:02 | プラモデル

航空自衛隊の T−4 ジェット練習機を作りました。T−4はT−33Aに替わる航空自衛隊の中等ジェット練習機として川崎重工により開発され、1985年にロールアウトされ使用され続けています。平成8年からはT−2ジェット練習機に替わってブルーインパルスにも採用され、活躍しています。F15や国産のF2戦闘機操縦に必要な各種最新装備を備え、T4以降の操縦訓練をスムーズに勧める事ができる機体となっています。石川島播磨重工の国産F3−30エンジンを2機搭載し、状況によってはF15を凌ぐ運動性能を見せると言われます。重量5.6t、推力1,870kgx2、最高速度560ノット(マッハ0.9)、航続距離1,200kmで固定武装はありません。訓練生は前、教官は後ろの席に座ります。

201飛行隊の実機 航空祭での写真                          連絡機として使用された機体

模型は安定のハセガワ製で2013年のデカール生産がされていて整合も良く、訓練機だけでなく各航空隊に連絡機として配備された機体も製作可能な各航空隊のデカールが付いていました。そこで第二航空団千歳基地所属の連絡機として使用されている機体番号06-5648の機体を作りました。塗装は指示通りクレオス308でグレーFS36375をスプレー塗装しました。一世代前のT−33練習機(学生時代に作ってレストア中)と並べてみました。

連絡機は翼端が黄色に塗装されているようだ。尾翼のみ練習機と同様のオレンジ

T33練習機とT−4

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

North American B-25 Mitchell Mk.II Airfix 1/72

2021-10-25 16:48:15 | プラモデル

英軍所属のB-25 ミッチェル爆撃機を作りました。B-25は地味ながら中型爆撃機として、或いは対潜哨戒などに欧州、アフリカ、太平洋戦域 など広く用いられ、計1万機の生産を誇ります。B型(英国ではMk I)は、空母に搭載されてドーリットルによる東京空襲で有名になりました。また1945年エンパイアステートビルに衝突したことも有名です(ビルは一部倒壊したものの補修された)。H型は75mm砲装備、J型は12.5mm機銃を12丁装備した対地攻撃用のガンシップとして使用され、操縦性の良さがうかがわれます。乗員5名、エンジンはWright R-2600(1700馬力x2)、最高速度は430km/hで後続距離は2100kmでした。

ノースアメリカン B-25 Mitchell Airfix 1/72 英国空軍仕様     コックピット内部まで良く作りこまれている

模型はAirfix製の新金型で非常に精巧にできており、今回作ったのは蛇の目の英軍仕様(Royal Air Force Dunsfold, Surrey, England, 1943)でしたが、他にも米軍仕様、アフリカ戦線仕様などいくつかのバリエーションで発売されています。コックピット内部など見えない部分まで良く作りこまれていて胴体中央の側面は透明部品になっていたので窓以外を塗装してしまうのをためらう程でした。いくつかB-25の製作記を読んでみましたが、他のモデラーの皆さんも前輪降着をいかに自立させるかで困っておられたようです。このモデルは胴体前面はガラス部分が多く、内部も作りこまれているのでバラストを入れる空間があまりありません。私は爆弾倉の前(操縦席の後方)とエンジンカウリングから主車輪の間に粘土と小さい釘などを入れて主車輪より前方を重くして自立させました。塗装は上面オリーブドラブ、下面ニュートラルグレーのスプレーですが、モールドが自然に浮き立ってくれたのでいい感じになりました。細かいスライドマークが多いのでアンテナなどを付ける前に貼付した方が良いでしょう。また爆弾にもスライドマークがあるので忘れない様にしないと胴体を合わせてからでは困難です(大変でした)。英国製爆撃機ウエリントンと並べてみました。

上面オリーブドラブ、下面はニュートラルグレーで米軍と同じ塗装

爆弾倉内なども良く作られている。  ウエリントン爆撃機との比較 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Heinkel He 115 C-1 TSUKUDA HOBBY 1/72

2021-09-23 17:20:25 | プラモデル

関係ありませんが、自宅ベランダから拡大で撮った中秋の名月

大分前に買い置きしていたツクダホビー(中身はレベル製)の1/72 ハインケルHe115を作りました。Heinkel He115は1937年にドイツ航空省の多用途の双発水上機開発の要望に応じてハインケル社が製作量産した水上機で、フロートを付けた実用水上機としては最大のものとなりました。乗員は4名で操縦士、航法士、銃手、爆撃手がそれぞれの搭乗口から乗り込み、BMW132 9気筒960馬力エンジンを2機搭載して航続距離3350km、最高速度は355kmでした。機首と後方銃手にMG157.7mm機銃を装備し、変わった物として各エンジン後方に固定式の7.7mm機銃を後方に向けて発射する2丁の機銃を装備していました(後の量産型では役に立たなかったため省略された模様、Matchbox製のキットには付いていない)。C型は機首下面に固定式のMG151 15mm機銃を装備し、爆弾、爆雷、魚雷などを1250kgまで搭載可能でした。航続距離の長さから主に北方海域でソ連への輸送船団の攻撃や連絡、哨戒に使用されました。269機製作された由ですが、使い易い機体であったのでドイツのみならずスウェーデン、ノルウェー、フィンランドの他イギリス空軍でも運用された記録があります。

参考文献(Deutsche Kampfflugzeuge Dorfler)にあった実機と同じ型番の模型

模型は凸モールの古い金型ながら、比較的整合は良好で形も良く、機首や胴体に固定された梯子など特異な形態を良く表していました。フロートの支柱はパテ処理が必要ではありました。塗装説明はライトブルーにダークグリーンとブラックグリーンの迷彩でしたが、参考文献に冬期作戦用の白を混ぜた迷彩が載っており、スペシャルホビー製の1/48の模型で冬期迷彩のモデルも発売されていたのでそれらを参考に塗装しました。各尾翼の両側についている突起物はバランス(錘)の様です。モールは組み立て前にスプレー塗装をした後、2Bの鉛筆で定規を当てて書き込んで見ました。大きさの比較に米軍のカーチスSeahawkと並べてみました。

固定式の梯子や尾翼のバランスが特徴的    冬期の塗装にしてみました。

機首にMG151機関砲      カーチスシーホークとの比較

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Henschel Hs 126 B1 Brengun 1/72

2021-09-09 09:43:44 | プラモデル

チェコの新興模型メーカー、ブレンガン製のヘンシェルHs126を作りました。ヘンシェルHs126は第一次大戦後にドイツの再軍備の機運が高まった1933年、ドイツ航空省から操縦性に優れ、全周性の視界が得られる偵察連絡用の航空機開発を指示された各メーカーから、鉄道車両などを主に手掛けていたHenshel社が提示した機体です。

箱絵は最近の潮流でデジタルながら洒落た体裁で機体の特徴を良く表しています。

 

当初Hs122という機番で開発が進みましたが、細い胴体に特徴的なパラソル翼で乗員からの良好な視界が得られるという物でした。エンジンをBMW132 880馬力にし、Hs126Aとしてスペイン内戦にも参加しました。その後850馬力のブラモエンジンとしてHs126Bが600機量産され、電撃戦における陸軍の直協機として各戦線で活躍しました。後に連絡機としてはより短距離離着陸が可能なフィゼラーFi156シュトルヒが決定打として導入され、偵察機としては双発双胴のフォッケウルフFw189が実用化されて、Hs126は大戦後半にはグライダー曳航や雑務に使用される事が多くなりました。最大速度358km 航続距離710km 爆弾搭載量100-150kgとやや中途半端な性能ですが使い勝手は良く、荒れ地での離着陸も可能であったため大戦初期には各方面で汎用されました。機体の胴体側面には謎の斜め線が実機にも描かれているのですが、急降下爆撃の際に僚機から降下角度を見る目安の様にも見えます。文献を当たっても説明がないのですが、ユンカース87の様な4000m近くの高高度からの本格的急降下爆撃には機体が耐えられないはずで、せいぜい1000m位からの軽い攻撃用(爆弾搭載量も100kgですし、本機は実際夜間眠らせないための嫌がらせ爆撃に使われた由)であったと思われます。ドイツは米海軍式の編隊一斉降下による爆撃方法(日本は一線に並ぶ各個爆撃)であったので自分では見えない胴体側面の記載でも役立ったのかも知れません。

模型は新しい金型で作りやすく設計されていて操縦席も細かく作られていて出来上がりも綺麗です。接合も比較的良好で細かいエッチングパーツをつける場所も小さい筋彫りが入っているなど取り付けに困らない配慮がされているところが良いと思いました。塗装は下面ライトブルー、上面ダークグリーンとブラックグリーンの典型的な折れ線明細で1940年のフランス戦線仕様として指示されている物にしました。デカールが多いので胴体と翼を組む前に貼ってから最後にパラソル翼を取り付けて完成にしました。ユンカース87と比べると同じ二人乗りながら割と大型の機体であることが判ります。尾輪の後ろにはグライダー曳航索の取り付け金具が付いています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無尾翼機再び Lippish P.13a PMmodel 1/72

2021-08-15 11:32:51 | プラモデル

ダグラスF4Dスカイレイホルテン229 でも取り上げたドイツのアレキサンダー・リッピシュ博士が中心に開発段階にあったジェット機です。リピッシュ博士は実用化されたメッサーシュミットMe163ロケット戦闘機の開発にも関わり、ペーパークリップ作戦で戦後米国に移住して戦犯にならずに研究を続け、米軍の軍事技術の発展に寄与した一人で1950年から60年代にかけてF-102デルタダガーやF-106デルタダートなどの開発に関わったと言われます。

P13仕様の無尾翼機の模型を持つリピッシュ博士       Lippish P13a PM model 1/72

 

P13a はラムジェット推進が計画されていて、ターボファンなどの圧縮装置を必要としないラムジェット(筒内のコーンで整流して空気速度を亜音速まで増やすのみ)はこの機体の様な小型化には適していますが、ラムジェットを働かせるためには300km/h程度の初速が必要になるのがネックで、現在に至るもミサイルの様な物以外で実用化された飛行機はありません。この機も初速を得るために他の飛行機にミステル形式で発射させるか、尾部に付けられたロケットエンジンで離陸してからジェット推進に切り替える必要があります。計画では石炭(液化?粉末化?)を燃料にして航続距離1,000km(速度1600km/h)を目指していたとされるので実用化されていたら30mm機関砲2門を装備し、かなり連合軍爆撃機には手強い相手になったと思われます。

ラムジェット推進なので機体は非常にコンパクトで量産し易い設計、尾部に離陸用の補助ロケットが付いている。 脚はMe163と同様着脱式で着陸は胴体下のソリで行う。

 

模型はトルコのPM modelで比較的新しい(2010年代)物ですが、操縦席は椅子と操縦桿のみ、胴体内はがらんどうだったので計器板、尾部のロケット噴出口や機銃、ラムジェットの吹き出し口などを追加してみました。接合などはやはりアバウトだったのでパテ埋めをして筋彫りの追加なども行ってみました。塗装は計画上の物と思いますが、模型の指示通りに下面ライトブルー(RLM76)、上面レッドブラウン(RLM81)とライトグリーン(RLM82)で垂直尾翼部が斑点迷彩です。以前作ったホルテン227とMe-163を並べてみました。

無尾翼ジェット機として完成形であるHortenはLippish設計の手前2機と比べると大型で設計思想の違いが良く解る。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Bristol Beaufighter TF.X Airfix 1/72

2021-08-09 11:09:29 | プラモデル

Airfixの新金型になったブリストル・ボーファイターを作りました。ボーファイターは1939年から1960年まで使われた息の長い飛行機で、原型となったボーフォート雷撃機から派生した重戦闘機として開発されました。戦闘機としては運動性能などが不十分で、むしろ戦闘雷撃機やロケット弾を装備して船舶攻撃等に多用され6,000機も生産されました。TFXはTorpedo fighter 10型ということで、低空性能を高めたハーキュリース17エンジンを搭載していました。ボーファイターはやはり多用途で全木製、俊足を誇ったモスキート戦闘爆撃機などに比べると地味で馴染みがありませんが、英国ではかなり信頼されていた様でHendonの英国空軍博物館にもノルマンディー作戦時のinvasion stripeを施したボーファイターが陳列されていました。ダックスフォードの空軍博物館でもレストア中の物がある様です。長距離型は翼内の機銃が燃料タンクになっており、胴体下部に20mm機関砲4門と後部銃手用の7.7mm機銃があり、27kgロケット弾8発か、110kg爆弾x2またはマーク13魚雷1を搭載しました。

英国空軍博物館に展示された実機(rakitarou撮影)          ボーファイター TFX 1/72 Airfix 14気筒1200馬力のハーキュリースエンジンを2機搭載

 

模型はAirfixの新金型で殆ど問題を感ぜずに作れる良い作りで、出来上がりも実機に近く、素晴らしいものです。Fockewolf190との2機セットを購入したので必要とされるアクリル系の塗料10種類と筆も2本付いて、Dog fight中の状態を製作しても良い様にスタンドも付いている「お得セット」です。塗料は普段使っているグンゼ系のラッカー塗料を使ったので、上面エクストラダークシーグレー、下面ダッグエッググリーンでスプレー塗装しました。翼端灯もクリアパーツで再現されていて操縦席内も精密であり見栄えが良いです。古い金型のAirfix モスキートを並べてみました。

水平尾翼の上半具合も正確に再現されるよう模型が設計されているのが良。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Hawker Sea Fury T-20 PM model 1/72

2021-07-26 22:49:04 | プラモデル

やや珍しい機種であるホーカー・シーヒューリーの複座練習機を作りました。第二次大戦初期に活躍したホーカー・ハリケーンは有名ですが、羽布張りの胴体で既に時代遅れであり、次世代のタイフーンはエンジンの不調などから戦闘機としての活躍よりも低空の運動性能を生かした戦闘爆撃機として活躍しました。改良型のテンペストは、性能は向上したものの機体が重く、ホーカー社は空軍向けに空冷エンジン(ブリストル・セントーラス18)のヒューリーを開発しました。しかし既に大戦は勝負がついていたので空軍向けはキャンセルされて海軍向けに改良したシーヒューリーが実用化されました。600機ほど生産され、戦後空母に積載されて朝鮮戦争には活躍する機会がありましたが、丈夫で性能が良かったため英国圏の多くの国で使用された他、民間に払い下げられてエアショーやレースで現在も活躍している機体があります。T-20は60機ほど生産された練習機で、後席キャノピー上部にトレーナー向けの爆撃照準用のスコープが付けられています。T20の実機の飛行はこの動画で見れますが、操縦性も良くなかなか安定した飛び方に見えます。

Sea fury T20の実機 英国のレストア機のhistoric flightの様子  2021年の新製品ドイツで標的曳航機として使われた赤い機体の塗装も選べる

模型はトルコ製で、2021年7月発売の新製品ながら1000円程度と比較的安価です。しかし日本製や他の老舗メーカーの模型に比べるとアバウトな作りで、コックピットも座席位しかありません。整合はまあまあでしたが、細かい作りこみをしたい通の方には物足りないと思われるでしょう。一応黒を地にスプレーしてからシルバーをスプレーし、凹モールに墨入れしてみました。翼は実機もテンペストの物を流用したということであり、昔作ったエアフィックスのテンペストと並べてみました。

アバウトな作りのPM modelにしてはプロペラのデカールまで付いていて良い。

翼の形などは基になったテンペストに類似している。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする