クリエイティブな街角というとどちらかというとヨーロッパを考えてしまう。たとえば北欧・・・ぼくはスウェーデン(ストックホルム)に数日滞在したことがあるだけだが,ダウンタウンの歴史的な建物のなかに入っている斬新なデザインの店舗のイメージは頭にこびりついている。
行ったことはないが,フィンランドはスウェーデンよりは小国とはいえ,高い教育水準や,世界的企業のノキアで知られている。以下の本によれば「フィンランド・デザイン」なるものが存在するという。そのキーワードは「水と緑と広い空間」。まさに環境先端都市だと想像できる。
前回の記事で書いたポートランドと同様,フィンランドの諸都市もまた,グリーンでありクリエイティブなのだろう。この本は『グリーン・ネイバーフッド』に比べ写真が少なく,かつ人の姿がほとんど映っていない点が寂しく感じられる。だが,その分著者が文章によって様々なメッセージを伝えてくれているのだから,それはそれでよいのである。
日本でも地方の小都市のほうが,同じようなコンセプトで成功できるのではないだろうか。金沢とか山形とか・・・ほかにもあるに違いない。
行ったことはないが,フィンランドはスウェーデンよりは小国とはいえ,高い教育水準や,世界的企業のノキアで知られている。以下の本によれば「フィンランド・デザイン」なるものが存在するという。そのキーワードは「水と緑と広い空間」。まさに環境先端都市だと想像できる。
![]() | クリエイティブ・フィンランド ―建築・都市・プロダクトのデザイン |
大久保慈 | |
学芸出版社 |
前回の記事で書いたポートランドと同様,フィンランドの諸都市もまた,グリーンでありクリエイティブなのだろう。この本は『グリーン・ネイバーフッド』に比べ写真が少なく,かつ人の姿がほとんど映っていない点が寂しく感じられる。だが,その分著者が文章によって様々なメッセージを伝えてくれているのだから,それはそれでよいのである。
日本でも地方の小都市のほうが,同じようなコンセプトで成功できるのではないだろうか。金沢とか山形とか・・・ほかにもあるに違いない。