いよいよ iPhone が日本で発売されることになった。ソフトバンクから年内に出ることが発表されたのだ。Apple からの発表は 6/10 になる見込み。
NBニュース 念願のiPhoneを獲得した舞台裏 ソフトバンク、トラウマ乗り越える (2008/06/06)
この記事は,iPhone がドコモからも出る余地が残されているが,その可能性はかなり低い,と推測している。では,これはソフトバンクにとってどれだけプラスになるのか。かつて Windows95 の開発に従事し,いまや iPhone 用のアプリを開発している中島聡氏は
iPhoneがなぜそれほどまでに「革命的」なのか
というエントリで「そこそこの通話時間とパソコン並みの本当のデータ使い放題プランを組み合わせた「iPhoneプラン」を8000円ポッキリぐらいで提供する」ことで,「iPhoneは25~35歳ぐらいの日本のネット世代(若年化が進むmixi/モバゲー世代よりも一回り上の世代)にあっという間に普及するだろう…」と予想する。
日経の記事も中島氏も,キャリアが「端末メーカー」に上納金を払うという,これまでのビジネスモデルの逆転に注目している。それによって起きる変化は,キャリア間のシェアの変動にとどまるものではないだろう。もちろん,日本には独自のケータイ文化がある。どうなるか,しばらく議論が続くだろう。
個人的にも,あと半年間,いろいろ悩むことになる。iPhone は電池の持ちが悪い,と友人から聞いたこともある。昨日届いた,来週参加する Marketing Science Conference の事務局からのメールには
To all Mac users: please make sure that your presentation runs on a Windows computer without any glitches. We will not be able to provide support at the conference for any Mac related problems.
と書かれている。Mac への移行が遅れているぼくとしては,メンドくせーので Let's Note で行くことにする。こんな調子だから,iPhone がほしい,ほしいと騒ぎながら,結局はしばらく様子見するかもしれない…。