HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

誰も気にしちゃいない

2014-06-15 00:02:38 | 日本のロック・ポップス

さて、本年度の「俺ベスト盤」最期を飾るのは佐野元春。何だかこっぱずかしいが
長年の佐野元春リスナーであるのは紛れもない事実。 

       

洋の古今東西を問わずミュージシャンはアルバムを出すごとに、キャリアを重ねる毎に
変化する。最初はパーソナルなことが歌詞の大部分を占めていたのが、社会的な内容に
言及するものが徐々に入ってくる。金が出来て余裕ができたとか、有名になってより大きな
社会的責任ができたとか、様々な解釈が可能だがロックンロール・マナーに則って
選りすぐられた言葉で歌われる限り、私には何の問題もない。
成長するってことを誰もが経験するのだから。

長年のリスナーであることは先に書いたが、最早熱心なリスナーとはいえない。
佐野の音をそれほど必要としないことが、大人になったということか?としばし考える。
しかし、若者にこそ聴いてほしい音があるのも事実である。長くなりそうなのでやめよう。(笑)

それでは、覚書を兼ねて、ここに曲目を記す。

       

DISC1

01 星の下 路の上
02 スウィート 16
03 ヤング・フォーエバー
04 99ブルース
05 ボリビア - 野性的で冴えてる連中
06 クエスチョンズ
07 Down Town Boy (RE-MIX)
08 虹をつかむ人
09 彼女はデリケート
10 ワイルド・ハーツ - 冒険者たち
11 So Young
12 Tonight
13 アンジェリーナ
14 悲しきレイディオ
15 どこにでもいる娘
16 恋人たちの曳航
17 誰かが君のドアを叩いてる
18 ジャスミン・ガール
19 君の魂 大事な魂
20 君を連れてゆく

        

DISC2

01 夜のスウィンガー
02 ビートでジャンプ
03 C ' mon
04 僕にできることは
05 世界は誰の為に
06 ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
07 ぼくは大人になった
08 君のせいじゃない - Cry
09 ヤングブラッズ
10 インディビジュアリスト
11 Rain Girl
12 誰も気にしちゃいない
13 だいじょうぶ、と彼女は言った
14 世界は慈悲を待っている
15 新しい航海
16 ロックンロール・ナイト
17 ルッキン・フォー・ア・ファイト - ひとりぼっちの反乱
18 ガラスのジェネレーション
19 New Age

誰も気にしちゃいないさ。

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IT'S HARD TO BE A SAINT IN THE CITY

2014-06-14 00:04:32 | ROCK

ブルース・スプリングスティーンの「俺ベスト盤」というのに初めてトライすることにした。

       

カセット、MDの時代にも一度も作成したことがなかったのは、自分でも意外だったが
今思えばそれには明白な理由がある。「BORN TO RUN」「DARKNESS ON THE EDGE
OF TOWN」を偏愛するがあまりその2枚と比べて他の盤の聴きこみが足りないこと、
更に書けばボスの長いキャリアの中で、個人的に相容れない盤を出した時期が何度か
あったことが、その理由だ。

結果として、全てのスタジオ盤から万遍なく選んだとは言えない選曲となったが満足
している。今年2月の当ブログで「18枚のスタジオ録音盤のうち、私が思い出せなかった盤が
1枚あった。」と書いたが、今回はその盤からも選んだ。(笑)

それでは、覚書を兼ねて、ここに曲目を記す。

       

DISC1

01 THUNDER ROAD
02 BADLANDS
03 OUT IN THE STREET
04 RESTLESS NIGHTS
05 SPIRIT IN THE NIGHT
06 WRECKING BALL
07 ALL I'M THINKIN' ABOUT
08 BRILLIANT DISGUISE
09 WORKING ON A DREAM
10 GLORY DAYS
11 TENTH AVENUE FREEZE-OUT
12 IT'S HARD TO BE A SAINT IN THE CITY
13 THE TIES THAT BLIND
14 THE LONG GOODBYE
15 LOOSE ENDS
16 ALL THE WAY HOME
17 RACING IN THE STREET
18 THIS IS YOUR SWORD
19 GIRLS IN THEIR SUMMER CLOTHES

       

DISC2

01 RADIO NOWHERE
02 HUNGRY HEART
03 ROLL THE DICE
04 NIGHT
05 ROULETTE
06 PROVE IT ALL NIGHT
07 ATLANTIC CITY
08 MY BEAUTIFUL REWARD
09 LIFE ITSELF
10 JUST LIKE FIRE WORLD
11 GLOWIN' UP
12 THUNDERCRACK
13 ROSALITA (COME OUT TONIGHT)
14 BORN TO RUN
15 LONESOME DAY
16 LAST TO DIE
17 THE PROMISED LAND
18 DANCING IN THE DARK

98年に未発表曲やシングルのカップリング曲を集めた4枚組「TRACKS」には本当に
驚かされた。ジョン・ハモンドのオーディションを受けた時のアコースティク・ギター1本で
歌ったデモから始まる組物だが、そのデモ・テープを聴いて今更ながら圧倒されたことを
昨日の事のように思い出す。

ボスのアルバムはスタジオ録音盤に関していえば、4作連続で全米全英で1位を獲得
している。今のチャートにどれほどの意味があるのか私にはわからないが、これからの
10代20代の若者に「ロックは格好いい音楽である」ということを示すためにも、ボスには
期待し続けたい。

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AREA 241

2014-06-13 00:04:44 | LAND OF 1000 DISCS

        

CAETANO VELOSO / SINGLES (JAPANESE COMPILATION) (1999)

ARTHUR VEROCAI / SAME (1972)

       

IVAN LINS / QUEM SOU EU ? (1972)

OSMAR MILTO / NEM PALETO , NEM GRAVATA (1973)

     

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FAREWELL POSTERITY TOUR

2014-06-12 00:02:53 | ROCK

掲載写真はニール・イネス&ファッツオ名義の2枚組ライブ盤「FAREWELL POSTERITY
TOUR」。テレビ番組「ラトランド・ウイークエンド・テレヴィジョン」から生まれたバンドの再結成
ツアーを収録したもので、ジャケットやブックレットに正確なライブの日付のクレジットは
無い。ニールのファンにとって必携の盤であるのは勿論だが、ラトルズのメンバーやロックパイルの
ビリー・ブレムナーが参加しているという美味しい側面は見逃せない。

選曲はニール・イネスのオール・タイム・ベストといって過言ではなく、ラトルズやボンゾ・ドッグ・
バンドにソロ・アルバムからの曲が万遍なく選ばれていて、聴いていて全く飽きない。
テレビ番組から派生したバンドであるとおり、ライブは「RUTLAND WEEKEND SONGBOOK」
収録の『TESTING』から始まる。マイク・テストでの「ONE , TWO」が歌になるのだから
この面白さを知ればニールのファンはやめられない。(笑)

ジョージ・ハリスンの『BEWARE OF DARKNESS』のカバーは「なるほど」なのだが、
イントロが流れてきて「おおっ」と思たのが『BETTER THINK TWICE』。ポコの曲で作者が
ジム・メッシーナであるこの曲の演奏を聴いていると、英国ロック、特にパブ・ロックと
呼ばれた連中の一部が受けたカントリー・ロックの影響というのを改めて感じる。
ライブの最後はラトルズの『GET UP AND GO』で終わるのが何とも言えず良い。(笑)

アンディー・ロバーツが参加してくれれば、もっと良かったのにと思わないこともないが
今回のライブ盤が世に出たことを、今は喜びたい。

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男は不安定

2014-06-11 00:03:53 | 日本のロック・ポップス

坂本慎太郎の新譜「ナマで踊ろう」は期待通りのアルバムだった。ジャケットに
描かれているようにラップ・スティールを取り入れてハワイアンのような雰囲気を
出した曲でも、それが実は極寒の地のスタジオ内に「ハワイ」を現出させたような
違和感というか居心地の悪さを感じさせるのが面白い。

       

ゆらゆら帝国への私の想いというのは、10年4月の当ブログに記した。その想いは今でも
変わらない。今の御時勢は、少々突飛であっても変わり者であっても売る側の思惑が
働けば簡単にメジャー・デビューできる。ただそれがいつまで聴いた者の心に残るのかは
甚だ疑問だ。

坂本慎太郎は全ての面で突き抜けていた。素面でドアを突き破ったと言っても
いいだろう。酩酊していない状態で固い物を殴るのは痛いはずだが、その痛みと引き換えの
快楽というのを私は楽しんだ。若い女性の聴き手を多く惹きつけたバンドであったということも
素敵なことだと思う。

今回の「俺ベスト盤坂本慎太郎編」はゆらゆら帝国とソロ・アルバムから選曲。

それでは、覚書を兼ねて、ここに曲目を記す。

       

DISC1

01 できない
02 ズックにロック
03 昆虫ロック
04 すべるバー
05 夜行性の生き物3匹
06 太陽の白い粉
07 星ふたつ
08 なんとなく夢を
09 太陽のうそつき
10 バカのふり
11 思い出が消えてゆく
12 ナマで踊ろう
13 フランキー・ティアドロップ
14 発行体
15 男は不安定
16 ミーのカー

       

DISC2

01 ゆらゆら帝国で考え中
02 アーモンドのチョコレート
03 はて人間は?
04 冷たいギフト
05 悲しみのない世界
06 傷とともに踊る
07 義務のように
08 つぎの夜へ
09 時間
10 彼女のサソリ
11 ラメのパンタロン
12 頭異常なし
13 EVIL CAR
14 ドア
15 空洞です
16 まともがわからない

私が解っているのは・・・。
この世はもっと素敵なはず、ということ。そして、狂っているのは君のほう、ということだ。

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EDDIE & HARRY

2014-06-10 00:03:15 | DAY BY DAY

エディー(以下E)「この間の土曜日、味スタに居ました?」
ハリー(以下H)  「はぁ?何で味スタやねん。鹿島スタジアムに行っても味スタは無いぞ。」
E 「いや、今サッカーやってないでしょ。総選挙ですよ。」
H 「行くわけないやん。俺は一体何やねん。(笑)TVでは見たけどな。ところで、実はな
   ひょんなことからこの夏はひたちなかに行くことになったんや。」
E 「えっ、ひょっとして夏フェスですか。しかもROCK IN JAPAN?何でまた。」
H 「前の職場の後輩が勝手に俺もメンバーに入れよったんや。忘れもせん4月19日に電話があって
  チケット入手できたんで8月9日は空けといてって言うんや。ま、車出してくれて『後部座席で
  ずっとビール飲んでていいですから』っていうからついていくんやけどな。」

E 「それで、誰か見たい人出ますか?」
H 「特におらん。昨日ネットで調べたら次の日はエレカシとあっちゃんが出るのにな。」
E 「どれどれ、あっ、その日はこの間何かのフェスで自分らの演奏の時に客が座り込んだとかで
   拗ねたバンドも出るんですね。」
H 「ああ、そんな話もあったなあ。」
E 「何か間抜けな話ですね。他のバンドのファンを惹きつけるような演奏が出来なかったとは
  思わないんですかね。」
H 「そもそもロックちゅうのは『くだらないものはくだらない』って言い切るもんやったのにな。
  自己肯定する自身があったらええのに、歌ってるヤツが自分探ししてるようなバンドが増えたんと
  ちがうか。」
E 「というか、そもそもそんなのはロックじゃないのかもしれないですね。」

H 「キツイなあ。じゃあ、俺が今度行くのは一体なんやねん。」
E 「さあ。でも、ハリーさんは昔パフィー見に行きましたよね。」
H 「ああ、あれも今回と同じで券取ってくれたんや。そういえばあの時も後部座席でビール飲んでた
   なあ。」
E 「あれはロックフェスと思って行きましたか?」
H 「まさか。単なる遊びや。あんまり席が良すぎて後からテレビみたら何回も映って格好悪かった
   わ。」
E 「だったら、今回も気楽に行ったらいいじゃないですか。サイリウムでも持って。」
H 「そやな。ライトセーバー持って『で○ぱ組.inc』でも見るわ。ライトセーバー、赤いヤツな。(笑)」

        

E 「HARRY , YOU ' RE A BEAST」
H 「EDDY , ARE YOU KIDDING ?」

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AREA 240

2014-06-09 00:34:33 | LAND OF 1000 DISCS

        

古沢良治郎 / ラッコ (1977)

杉本喜代志 / バビロニア・ウィンド (1971)

        

筒井康隆・市原宏裕・佐藤充彦 / デマ (1974)

板橋文夫 / 渡良瀬 (1981)

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WAITING FOR THE LIGHT

2014-06-08 00:42:38 | 日本のロック・ポップス

映画「ナイン・ソウルズ」を見るより前に、映画のサントラはよく聴いていた。サントラを
担当したのがdipだったからCDを購入したのだが、後に映画を見て音と映像のかみ合いが
上手くハマる場面には思わず唸ったものだ。

       

以前、当ブログでこんなことを書いた。
90年代の日本のロックを云々する時、或いは日本のロックの中でサイケデリックという範疇を
云々する時、dipもしくはヤマジカズヒデという文字は大文字で記されなければならないと常々
思っている、と。これは訂正すべきだろう。「90年代の日本のロック」ではなく「日本のロック」に。

今回は前身バンドではなく、dip名義の盤から「俺ベスト盤」を編むことにした。dipには自身の
曲を再録音したものが多々あるが、そういった曲は全て最初のスタジオ録音から選出。

それでは、覚書を兼ねて、ここに曲目を記す。

       

DISC1

01 9souls
02 It's too late
03 SHOULD I WAIT OR SHOULD I OUT
04 Spider In My Hair
05 MIRRORS
06 Waiting for the light
07 13階段への荒野
08 ディレイ
09 ウォーターカラー
10 lilac acordion
11 Fly By Wire
12 CHAINSAW
13 seed
14 melmo
15 DARJEELING

       

DISC2

01 Hasty
02 COLONNA SONORA
03 nowhere to go
04 Mole Soul
05 SUPERLOVERS IN THE SUN
06 空に揺れたい
07 Fire Walks With Me
08 Saturnine
09 corbusier
10 不規則な断片の反復の地下鉄
11 NO MAN BREAK
12 fun machine
13 6/8
14 TOO FAR TO WANT
15 Final song

そういえば、いつ頃のライブか思い出せないが、ヤマジが『BORN IN THE U.S.A.』を
歌った音源を聴いたことがある。あれは一体何だったのだろう。(笑) 

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WHO ARE THE BRAIN POLICE ?

2014-06-07 08:07:26 | 日本のロック・ポップス

旅の準備は「俺ベスト盤」作りから、なんてことを以前書いたような気がする。単にiPodに
好きな曲を詰め込むのだが、それなら2枚のCDRに1アーティストのシングルやアルバムを
収めてから取り込めば無駄が無いという考えも根底にある。それに「俺ベスト盤」なら
当たり前だがオフィシャル編集盤では到底無理な選曲が可能(笑)になる。
夏休みの長旅に備えて今年も「俺ベスト盤」を何枚か編んだ。

       

かなり以前にパンタの2枚組は編んだが、頭脳警察で2枚組CDRの形態で「俺ベスト」を
構想したことがなかった。15年前、いや25年前ほど熱心な聴き手ではなくなったが
これだけまとめて聴くと、ほんの少しだけ血が騒ぐ。今の私は楽な道を選ぶことになれてしまった。
右側を歩くのは思ったより楽なのだ。左側を歩くことに比べれば。

それでは、覚書を兼ねて、ここに曲目を記す。これもお約束の記し事だが勿論、カーステ対応。

      

DISC1

01 無冠の帝王
02 銃をとれ!~マラブンタ・バレー
03 ふざけるんじゃねえよ
04 飛翔(ひらめく旗の下で)
05 地獄めがけて~「蹴球学」の前奏~
06 今日は別に変わらない
07 詩人の末路
08 時々吠えることがある
09 ピープル
10 軍靴の響き
11 あばよ東京
12 歴史から飛び出せ
13 悪たれ小僧
14 セフィロトの樹
15 俺たちに明日はない
16 悲しみにつつまれて
17 真夜中のマリア(転換の為のテーマ)
18 光り輝く少女

       

DISC2

01 旋律のプレリュード
02 孤独という言葉の中に
03 仮面劇のヒーローを告訴しろ
04 前衛劇団”モータープール”
05 あなた方の心の中に黒く色どられていない処があったならすぐ電話をしてください
06 無知な奴らが舞い踊る
07 さようなら世界夫人よ
08 黒の図表
09 沈黙の中で
10 風の旅団
11 時代はサーカスの象にのって
12 それでも私は
13 うたかたの命
14 パラシュート革命
15 オリオン頌歌
16 万物流転
17 Blood Blood Blood
18 間違いだらけの歌

つまらない事象に振り回されない、つまらないヤツとつるまない、つまらない空気に乗っからない。
理想はそうでありたいが、実際の生活でそれを実践するのは難しい。
かつての私はかつての頭脳警察にそういった理想を重ねていたものだ。

かつての私も、私が理想としたZKも遠い昔話のようになってしまったことに今更のように
気付くが、時の流れを誰が知る・・・。

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AREA 239

2014-06-06 02:21:26 | LAND OF 1000 DISCS

        

FRANK RICOTTI / OUR POINT OF VIEW (1969)

高橋悠治 / サティ:ピアノ作品集(1) / (1976)

        

宮間利之とニュー・ハード / 土の音 (1973)

酒井潮+6 / JAM IN YOKOTA 治外法権  (1973)      

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AREA 238

2014-06-05 00:14:20 | LAND OF 1000 DISCS

        

JOHN COLTRANE / GIANT STEPS (1959)

JOHN COLTRANE / LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD AGAIN ! (1966)

        

JOHN COLTRANE / ARCHIE SHEPP / NEW THING AT NEWPORT (1966)

ARCHIE SHEPP / THE MAGIC OF JU-JU (1968)

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AREA 237

2014-06-04 00:05:41 | LAND OF 1000 DISCS

        

BILL EVANS / WALTZ FOR DEBBY (1961)

BILL EVANS  / PORTRAIT IN JAZZ (1960)

        

DUKE PEARSON / WAHOO (1965)

HORACE SILVER / HORACE - SCOPE (1960)

 

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PICKS - TRIP - PICKS

2014-06-03 00:02:38 | ROCK

     

07年に始まったROAD TRIPシリーズから12年のDAVE'S PICKSへと綿々と続く、グレイトフル・
デッドの発掘ライブのリリースであるが、今年も年間予約特典のボーナス・ディスクを受け取る
時期がきた。

思えば93年のDICK'S PICKSから数えると、20年以上の月日が流れたもので、その間に
私が手にしたディスクはボーナス・ディスクを除いて63タイトルにもなる。
出しも出したり、買いも買ったりである。(笑)

今回は69年12月12日の演奏だが、これだけ沢山の演奏を聴くと個人的には「まあまあ」の
日もあるわけで、今回はそんな一日か。まあ、この日の演奏が好きな人はそれなりに
いるだろうし、私が未だにあの怒涛の72年欧州ツアーの衝撃から抜け出せていないというのも
あるし人の捉え方は様々だから、ここはいつものようにのんびりと聞き流せばいいのだろう。

散々69年の演奏を聴いているにも関わらず、『UNCLE JOHN'S BAND』が流れてくると
「あれ、70年じゃないんだ。」なんて間抜けなことを思うのだから、これはもう先日の
ニール・ヤングの新譜じゃないけど、デッドは時間軸を自由に操っていたと解釈して
ひれ伏すしかない。自分の間抜けぶりを追及しても虚しいから、そういうことにしたほうが
精神衛生上良いのだ。(笑)

さて、精神衛生上もう一つ懸念されるのが、年に一度の「大箱」がいつリリースされるか、である。
いや、本当はいつでもいいのだけどね。またまたニールの歌じゃないけれど、
「デッドのために用意はいいか?」と問われれば、答えは常に「YES」なのだから。

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AREA 236

2014-06-02 01:00:18 | LAND OF 1000 DISCS

       

MILES DAVIS / IN A SILENT WAY (1969)

MILES DAVIS / BIG FUN (1974)

       

JOE HENDERSON / PAGE ONE (1963)

ERIC DOLPHY / OUT TO LUNCH ! (1964)

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来ちゃった その2

2014-06-01 00:03:03 | ROCK

このところ、目まぐるしい日々を送っているせいか記憶力が低下したしたせいか、
オーダーしたのは覚えていてもそのブツが何時の発売なのかを把握していないことが多い。
ニール・ヤングの「A LETTER HOME」の限定ボックスもそんな中の一つ。

RSDのアナログ盤入手振り回され、何とか確保したと思ったら普通にワールド・ワイドに
発売されることを知り、ほんの少し憤慨したもののすぐさま限定ボックスをオーダーした
駄目な僕。(笑)発売日を把握していなかったので、突然届いた大きな箱に「はて、
これの中身は何なのだろう。」と思いつつ、箱を開けて「ああ、なるほど。」となった次第。

    箱にはヴィニール・テープが雑に貼られ、
マジックでミュージシャン名とタイトルが手書きで書かれている。テープで張られたニールの
写真は数種類あるようで、ハード・コア・コレクター泣かせか。(笑)いや、テープに書かれた
タイトルやミュージシャン名が全て手書きなのだから、「全ボックス別ジャケ」と思えば
「ジャケ違い」コレクターも諦めるか。(笑)

    

6インチの透明ヴィニールのシングル盤が気分を高める。通常のCDやLPに未収録の
ディラン・カバー『BLOWIN' IN THE WIND』がレア・トラックということになるが、「これって
ニールの声?」と思うような高いトーンで歌われていて、不思議なトラックだった。

今回の箱には2種のLPや7枚の6インチ他にオリジナル・アルバム全曲の映像を収録した
DVDが添付されている。このDVDが素晴らしい。47年産のヴォイス・オ・グラフでレコーディング
している様子が全曲分あるのだ。狭い電話ボックスのような中に入ってギターを弾きながら
歌う様を撮影しているのだが、ヴォイス・オ・グラフの中から撮る映像はモノクロで、外側から
撮る映像がカラーという区別が、過去へタイム・スリップしたような感覚と現在を区別している
ようで面白い。

「ランプが点滅している間にレコーディング・スタートのボタンを押せ」みたいに書かれた
注意書きが、まるで身分証明の写真をとるときのようでドキドキする。
演奏シーン以外にも、実際にアナログ盤が作られている映像や、ヴォイス・オ・グラフが
設置されたサード・マン・レコードのスタジオの様子が撮影されていて、ポップコーン製造
マシーンに手を入れ、紙袋にポップコーンをつめるニールさんの微笑ましい姿も映っている。

ギターかピアノの弾き語りの簡素な録音で、音質も今時の音とは思えないようなものだが
DVDでそのレコーディングしている様を見ると、ニールの真剣な表情に感じ入ってしまう。
LPを聴いた時はピンとこなかったが、最後にジャック・ホワイトと二人でギターを弾きながら
歌うエヴァリー・ブラザーズの『I WONDER IF I CARE AS MUCH』を見ると、「いいなあ」と
思った。

単なるカバー・アルバムという結論に到達するのは間違いだろう。
時代を錯誤させるような、いや、時間や時代、更には曲の記名性といったものを普遍化させる
大いなる挑戦だったと捉えるべきアルバムである。

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