エディー(以下E)「この間の土曜日、味スタに居ました?」
ハリー(以下H) 「はぁ?何で味スタやねん。鹿島スタジアムに行っても味スタは無いぞ。」
E 「いや、今サッカーやってないでしょ。総選挙ですよ。」
H 「行くわけないやん。俺は一体何やねん。(笑)TVでは見たけどな。ところで、実はな
ひょんなことからこの夏はひたちなかに行くことになったんや。」
E 「えっ、ひょっとして夏フェスですか。しかもROCK IN JAPAN?何でまた。」
H 「前の職場の後輩が勝手に俺もメンバーに入れよったんや。忘れもせん4月19日に電話があって
チケット入手できたんで8月9日は空けといてって言うんや。ま、車出してくれて『後部座席で
ずっとビール飲んでていいですから』っていうからついていくんやけどな。」
E 「それで、誰か見たい人出ますか?」
H 「特におらん。昨日ネットで調べたら次の日はエレカシとあっちゃんが出るのにな。」
E 「どれどれ、あっ、その日はこの間何かのフェスで自分らの演奏の時に客が座り込んだとかで
拗ねたバンドも出るんですね。」
H 「ああ、そんな話もあったなあ。」
E 「何か間抜けな話ですね。他のバンドのファンを惹きつけるような演奏が出来なかったとは
思わないんですかね。」
H 「そもそもロックちゅうのは『くだらないものはくだらない』って言い切るもんやったのにな。
自己肯定する自身があったらええのに、歌ってるヤツが自分探ししてるようなバンドが増えたんと
ちがうか。」
E 「というか、そもそもそんなのはロックじゃないのかもしれないですね。」
H 「キツイなあ。じゃあ、俺が今度行くのは一体なんやねん。」
E 「さあ。でも、ハリーさんは昔パフィー見に行きましたよね。」
H 「ああ、あれも今回と同じで券取ってくれたんや。そういえばあの時も後部座席でビール飲んでた
なあ。」
E 「あれはロックフェスと思って行きましたか?」
H 「まさか。単なる遊びや。あんまり席が良すぎて後からテレビみたら何回も映って格好悪かった
わ。」
E 「だったら、今回も気楽に行ったらいいじゃないですか。サイリウムでも持って。」
H 「そやな。ライトセーバー持って『で○ぱ組.inc』でも見るわ。ライトセーバー、赤いヤツな。(笑)」
E 「HARRY , YOU ' RE A BEAST」
H 「EDDY , ARE YOU KIDDING ?」