HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

You say you want a revolution,Well youknow

2007-04-02 22:06:14 | REGGAE
We all want to change the world.

仮に今の自分に満足している人も(私は全く満足してないが)、
高熱から解放され、3日ぶりに酔っ払っている阿呆の戯言として読み飛ばして欲しい。

もし、洋の東西や時代の如何を問わず、あるバンドのオリジナル・メンバーに
なれるなら、どのバンドがいい?。

それならザ・フーかブランキー・ジェット・シティ。

本当になれるなら、セルジュ・ゲンスブールがいいな。
「狂乱の貴公子」「南海の黒豹」「美獣」「超獣」と、いろいろキャッチ・フレーズは
あるものの(おいおい、全部プロレスじゃないか)、セルジュを表現する時に
よく使われる「リズムのプレイボーイ」という言葉くらい格好いいコピーはない。
ミュージシャンに対する賛辞でコレを超える言葉にはまだ出くわしたことが無いし
この先もないだろう。

ベーシストと組んで屈強なリズム・セクションとして名を残すのも格好良いな。
例えば、アストン・バレット&カールトン・バレットや、ウィリー・ウィークス&
アンディ・ニューマーク・・・。
勿論スライ・ダンバー&ロビー・シェイクスピア。

スライ・ダンバーが中心となってスタジオ・ワンで数々の傑作を残した
レボリューショナリーズのアルバムの中でも、このゲバラ・ジャケットは
一際強烈である。ジャケ買いしなくて、どうする?ってなものだ。
アナログの真っ赤なジャケが欲しいのだが、これでも十分刺激的。
「メロディで革命は起きない、音楽の革命は常にリズムから起こる」というのが
持論の私にとって、このアルバムこそ、リズムで革命を起こした数少ない1枚と言える。
単なる奇をてらったダブとは全く違う。
豊かなメロディ・ラインに気をとられ、気持ちよく流れていきそうだが、
メロディ以上に豊かなリズムに気が付いた時、全てが変わる。

このCDも見つけるのは今となっては難しいかもしれないが、もし見かけたら
万難を排して入手していただきたい。その価値は私が保証する。

コメント (2)
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