HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

B.B.よりB.P.

2007-04-08 21:59:35 | DAY BY DAY
BBとBPを比べるのも何だが、ただ何となく。
BBよりJBとかなら(映画で共演もあるし)すんなり話になりそうなんだけど。

というわけで?BPの新曲「Anything For You」を聴いた。
相変わらず歌詞も可愛らしく、一発で気に入ってしまった。
トラックは生演奏を大幅に加工したような不思議な音なのだが、中域に音が
固まっているような印象で、ありえないのに70年代のポップスを聴いているような
気になってくる。
ギターの音色なども含めて、私はフランク・ザッパの「ジョーのガレージ」あたりの
音も同時に想起して(おいおい、70年代のポップスってそれのことかよ)、
終始気持ちよく楽しめるシングルである。
同時収録の曲は無かったことにしてあげるよ。(笑)
今回のシングルは1300円で3曲(内1曲はAnything For Youのインスト)入りの
CDと8曲入りのDVDのセットなので、妙に得した気分である。

ところで、BPの知名度はどのくらいなのだろう。
昨年はヒット曲があったし紅白にも出たのだが、私の職場の若い衆の中には
知らない者もいた。
「ハリーさん、最近の音楽は聴かないんですか?あっ、日本のヤツですよ。」
「う~ん、ケツノアナとかタマブクロなら名前だけ知っとるよ。」
「ケツメイシとコブクロのことですか?」
「そんなん、どうでもええやん。ボニー・ピンクって知ってる?」
「知りません。」
「ところで、今着ているTシャツだけど、そのミュージシャンを好きなのか?」
「いいえ、誰なのかも知らないですよ。ピンク色の格好いいデザインなので買っただけです、有名なんですか?」

彼が着ていたTシャツはニール・ヤング&クレイジーホースのツアー・Tシャツで
あった。オフィシャルモノかパチモンかはわからなかったけれど、
デザインが良いと思えば、知りもしないミュージシャンのTシャツを着ることができる
その考え方もわからない。

ボニー・ピンクもニール・ヤングも必要ない生活というのもある、という事実は
はっきりとわかったのだけど、二人を同じ土俵に乗せる私も、後者の熱心な
ファンには理解不能なヤツなんだろうな。
つまりは、人は人、俺は俺である。

いいよ、ボニー・ピンク。(笑)
コメント (8)
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