頭脳警察の「~PANTA SELECTION~頭脳警察 2013 LIVE BOX」なるものがリリースされた。
2013年11月2日、12月11日の演奏を収録したCD-Rが2枚、12月4日の演奏と
ドキュメンタリーを収録したDVD-Rが2枚。単体発売は3月からライブ会場か通販でということ
だったので、1月にまとめ買いの予約をした。
ライブ・ボックスと銘打たれている割に、到着したのはバラのプラケースで、それらを収納するような
「ボックス」は無い。ま、HPのインフォメーションにも「箱付き」とは書かれていないので別に構わない
のだが、「ボックス」という表現には違和感がある。
当初は2月末の発送予定だったのだが、「工場の都合」により3月5日発送となり、翌日到着。
ライブ会場で買う人は現物を手に取るだろうから、これから先は通販で買おうとする人向けに
購入前の参考となる情報を。
ジャケットはとりあえず、掲載写真左のような感じ。右は演奏曲を記したもので、これらは
上質紙でもなんでもない普通のコピー用紙に印刷されている。2枚の紙切れはおそらくは
手作業で(カッター・ナイフとかで)切られたもので、明らかにゆがんで切られているものもある。
音質・画質はそれほど憂慮する内容ではない。
ジャケット・デザイン、コピー用紙、切断面と、どれをとっても家内制手工業の感じがするので
そこらを了解しないと、「これであの値段?」と憤慨する人がいてもおかしくない。
下手すると、中古屋に売りに行っても、買い取り不可商品だと言われかねない。(笑)
「工場の都合」というのは、多分CDーR焼き職人、ジャケット制作職人が多忙だったということ
なのだろう。
もし、自分の好きなバンドが、かつてのザ・フーや今も続くブラック・クロウズのように
コンサートの全公演をCD-R(ザ・フーはプレスCDだった)で販売するのなら、喜んで買うだろう。
だけど、装丁や何だかんだを含めて値段との折り合いというのも考えどころである。
ただ、熱心な頭脳警察やPANTAのファンは、新音源・新映像がリリースされるとなると
どうしても「見たい・聴きたい」となるわけで、私なんかは「ああ、こんなものか。」と
割り切ってCDーRを聴きDVD-Rを見るわけで、コレクションが増えたことに満足するわけである。
ああ、私はもう熱心でもないか。(笑)バイヤーズ・ガイドにもなっていないし。(笑)