暇つぶしにしては、度が過ぎることが多々ある当ブログであるが、書くのも読むのも
「ひまつぶし」ということで、御意見無用。(いいじゃないか)
掲載写真は山口冨士夫の1STソロ・アルバム「ひまつぶし」。今更何の説明の
必要のない盤なのだが、先日2014年リマスターかつボーナス・トラック付きで
リリースされた。01年に紙ジャケで出た時に収録された74年録音の3曲のライブ音源
プラス73年12月録音の未発表デモ3曲がボーナス・トラック。
タイトルの付いていない曲(『unknown tittle』)と『おさらば』の2バージョンが、今回
初登場。アナウンスにあったとおり、録音したテープを聴きながら会話している様子が
収録されているので、純粋に曲のみを楽しむ或いは検証するといった趣のものではない。
それでも、初登場音源としての価値は大きい。
さて、今回の盤は発売元のGoodLovin'Productionで購入すると、更に2曲入りの
CD-Rが購入者特典として付いてくる。『ひとつ』のリハーサル・バージョンと『CAN NOT
WAIT』のインスト・バージョンがその2曲で、この2曲がまた格好良い。
紙ジャケはゲイトフォールド仕様で、左右に開いたジャケの両方とも盤が収納できるように
口が開いているので、ここは発売元で購入してCD-Rを収納するとしっくりくる。
実際、送付されてきた時もそういうふうにCD-Rを収めて送ってきたし。(笑)
前回の紙ジャケは見開き中ジャケには、86年発売時に使われたイラストが印刷されていたが、
今回の見開き中ジャケには、歌詞が印刷されている。そして、今回のフロント・ジャケの方が
「ひまつぶし」の文字が大きく印刷されている。
それにしても前回の再発から13年も経っているのか。13年なんて言うと、普通にいけば
小学校に入学した子は高校を卒業している以上の年数である。月日が経つのは
早いというか、何というか知らぬ間に歳をとっているのも仕方ないなということを
何だか妙に考えてしまった。冨士夫が存命していれば、今回の再発があったかどうか、
ということも含めて・・・。