年が明けて、まだ何日も経ってないのに訃報が多い。
テディー・ペンダーグラスにボビー・チャールズ。クリス・スペディングのHPを
見ていたら、なんとクリス本人の書き込みでミック・グリーンの逝去を知らされるし・・・。
今日の夕刊を開くと、そこには浅川マキの訃報の記事があった。
熱心な聴き手ではないのだが、それでも時どき無性に聴きたくなるアルバムがある。
それが「MAKI Ⅱ」だ。というか、「MAKI Ⅱ」と前作の「浅川マキの世界」のジャケットの
デザインを見ていると、余りに美しい連鎖にクラクラする。ジャケットの「MAKI」という
書き文字の統一感、1STがモノクロを基調にした写真に赤紫の文字で曲名を記せば
2NDは「MAKI Ⅱ」の文字の緑が美しい。
「浅川マキの世界」のおどろおどろしさよりも、ブルーズやジャズ的なニュアンスを
携えた「MAKI Ⅱ」の幅広いサウンドのほうが、マキ本来の魅力を伝えるのに成功していると
思うが故に2枚目をよく聴いている。
今のカタログでは彼女のアルバムをオリジナル単位で聴くことが難しいのがもどかしい。
正直なところ、私も入手しそこねている盤は数多い。つわものセッション・メンを相手に
独自の「闇」へ誘い込み、演奏者も聴く者も魅了した彼女の音を必要とする者は
必ずいる。明るい夜だけではないのだ。
氷で満たしたグラスにジンを注いで今日はマキさんのアルバムを聴こう。
マキさんの歌は闇へ誘うようで、実は足元を優しく薄青い炎で照らしてくれるのだから。
テディー・ペンダーグラスにボビー・チャールズ。クリス・スペディングのHPを
見ていたら、なんとクリス本人の書き込みでミック・グリーンの逝去を知らされるし・・・。
今日の夕刊を開くと、そこには浅川マキの訃報の記事があった。
熱心な聴き手ではないのだが、それでも時どき無性に聴きたくなるアルバムがある。
それが「MAKI Ⅱ」だ。というか、「MAKI Ⅱ」と前作の「浅川マキの世界」のジャケットの
デザインを見ていると、余りに美しい連鎖にクラクラする。ジャケットの「MAKI」という
書き文字の統一感、1STがモノクロを基調にした写真に赤紫の文字で曲名を記せば
2NDは「MAKI Ⅱ」の文字の緑が美しい。
「浅川マキの世界」のおどろおどろしさよりも、ブルーズやジャズ的なニュアンスを
携えた「MAKI Ⅱ」の幅広いサウンドのほうが、マキ本来の魅力を伝えるのに成功していると
思うが故に2枚目をよく聴いている。
今のカタログでは彼女のアルバムをオリジナル単位で聴くことが難しいのがもどかしい。
正直なところ、私も入手しそこねている盤は数多い。つわものセッション・メンを相手に
独自の「闇」へ誘い込み、演奏者も聴く者も魅了した彼女の音を必要とする者は
必ずいる。明るい夜だけではないのだ。
氷で満たしたグラスにジンを注いで今日はマキさんのアルバムを聴こう。
マキさんの歌は闇へ誘うようで、実は足元を優しく薄青い炎で照らしてくれるのだから。